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第118話:夫に不満を伝える時にまずは考えて欲しいのは貴女の○○

2017.01.14

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

人と付き合うのが苦手・・という方のお悩みを聴くことが多いの
ですが、ママ友だったり、同僚だったり、対象は様々ですが、実は
特に難しいのが家族との会話。

企業研修でもアサーティブコミュニケーションなど、相手を尊重し
た対話についてお伝えしていますが、実践するなら、まずは職場
から、とお伝えしています。

そしてだんだんと上手になってから、家族にも実践してみましょう
というわけですね。家族に対しては時に遠慮もなく、配慮もなく、
思ったことを思った通りに伝えてしまいがちなのが私たちです。

先日のご相談は夫との関係に悩むDさんからでした。Dさんの
夫は職場では大変評価が高く、人付き合いも豊富な方です。
つまり外での対人関係能力に優れた方なんですね。

なので、そのためにお金を使うことも多いのだとか。一方、D
さんは、学費がかかる子どもたちのために、ある学習塾で講師を
しているのですが、自分より子どもを優先しているような方。

お金の使い方など、夫とは価値観というか判断の基準が違う
のです。そのため、夫婦間でよくケンカになるのが、「お金の
使い道」なんですね。

お金をどう使うかというのは、その方本人の価値観がとても出やす
いわけです。普段、言葉で取り繕っていたとしても、お金の使い方
で、その方の考え方などが透けて見えることもあります。

Dさんは、夫のお金の使い方にいつも不満を持っていました。
無駄遣いではなく、必要なものとは頭ではわかっていても、心が
ついていきません。

そのため、夫婦の関係もギクシャクしていたのですね。そこで、
ある時、夫に不満をぶちまけてしまったのです。言われた夫の
方もまさかそんな風に感じていたとは!と驚愕だったとか。

そんな時にカウンセリングがあったので、Dさんの気持ちの整理
と夫への伝え方について一緒に考えることにしたのです。Dさん
が不満を持っていること、この感情は否定する必要はありません。

ですが、不満の伝え方については工夫できるはずですね、と伝え
るとDさんも同意されました。実はここでDさんの話をじっくり
と聴かせていただくことになるのですが、本音が出てきます。

Dさんはお金の使い方というより、夫の興味や関心が家庭の外に
ばかり向いているように感じて、それが最も不満だったのですね。
そして夫とはもっと良い関係になりたいと望んでいたのです。

夫のお金の使い方については、自分とは違うけれども、それを
押し付けようとは思っていないと続けます。価値観が違うことは
長年一緒に生活していればわかりますから言うのです。

ですので、そのDさんの気持ちを正直に伝えることにしました。
家族に対して、言いにくいことを伝える時は、まず、出来事に
ばかり囚われるのではなく、気持ちに気づくことが大切なんです。

Dさんは、カウンセリングの後、まずは、今後の夫婦の関係につい
て望んでいる正直な気持ちを伝えることにしました。そして、お金
については、できればこうしてと依頼することにしたのです。

夫もDさんの言葉を受け、Dさんが文句ではなく、希望を伝えて
きたと感じたのだそう。すっかりお金の使い道について、文句や
嫌味を言われると思っていたのですから、ご機嫌だったのだとか。

Dさんは、夫が気持ちよく、機嫌よく、お金の使い方について考え
直してくれることを心掛けて伝えたのだそうです。そこまで考えて
話さなければならないの?出来ないよ~と思った貴女。

Dさんがストレートに言った後にケンカになり、エネルギーを消耗
することを考えれば、伝え方について多少のエネルギーを使った
ところで、その方がラクだと思いませんか。

身近な家族だからこそ、伝える前に一旦冷静になって立ち止まり、
考えて欲しいのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
家族に言いにくいことを伝える時こそ、伝え方に工夫をしよう

人と比べず競わず、ブレない自分を持ち、理不尽な出来ごとや
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第117話: 新年の想いを実現させるために常に○○をチェックしよう

2017.01.07

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

2017年、最初のオフィシャルブログとなります。本年もどうぞ
よろしくお願いします!!

さて、今年こそは○○を始めよう!とか、○○を辞めよう!ある
いは、もっと○○になりたい~などと新年の想いを新たにした方
は多いのではないでしょうか。

まずは具体的に何をしたいのか、決めることは成功への第一歩です。
そしてまわりにもどんどん宣言しちゃいましょう。出来れば実際に
口頭で伝えるのがよいと思います。

というのは、自分が相手に発した言葉を、また自分が聞くことにな
るからです。誰かに伝えるたびに、自分にも言い聞かせている・・
というわけですね。

自分にも宣言し、まわりにも宣言して実行できれば素晴らしいです
が、私たちは日々、心の中で自分自身と対話しています。それを
セルフトークとも言います。

自分との対話は無意識なことが多く、ふとした時に、「出来るかな?」
と不安になったり、「どうせ続かないだろう」と弱気になったり、
「やっぱり自分にはダメだった」などと悲観的になることも。

実は、このセルフトークが曲者なんですね。というのも、無意識に
自分自身に語り掛けている言葉ですから、これがなかなか強力な
のですね。

不安や弱気、悲観的なセルフトークをしていることに気づいたら、
まず「あ~、気づけて良かった」のです。そして気づいた時に、
ネガティブなセルフトークを言い換えて欲しいのです。

これはもう1人の自分との対話でもあります。無意識のセルフト
ークを、客観的に分析するもう1人の自分。ネガティブスイッチ
が入っているよ!と教えてくれる言わばツッコミ役という感じ。

気づいたら、すかさず何かポジティブなセルフトークに言い
変えてくださいね。そして、このボディーブロウのように効いて
くるセルフトーク。

「出来なかったのは、やり方がダメだったんだ。」
「まだまだ、今年は始まったばかり。諦めない!」
「挫折したのは、どこがまずかったのかな?」

と、立ち止まってみてください。そして出来たこと、上手くいった
ことにもぜひ目を向けてくださいね。自分に厳しい人は、案外
出来たことには気づかないものなんです。

だから敢えて、「出来たこと」や「続けられたこと」に気づき、
認めるという習慣も持ってほしいのです。このセルフトーク
をチェックして、ぜひ新年の想いを実現してくださいね。

まとめ
セルフトークを常にチェック!出来たことにも目を向けよう。

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第116話: 職場や仕事の不平不満。上司への伝え方を間違えないで!

2016.12.24

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

今年4月に産休から復帰したと同時に職場が異動になったNさん。
子ども二人の子育てとの両立に奮闘する毎日ですが、夫の協力も
あり、日々なんとか頑張っています。

Nさんは30代後半になり、職場でも大事な仕事を任されるように
なってきています。が、本心は「子育ての時間をもっと確保したい」
と思っていました。

そんなある日、もう子どもにそれほど手がかからなくなったNさん
の先輩が支店長に「この仕事は自分には合わないから他の人に任せ
たい」と言っているのを耳にしました。

そしてその候補としてNさんの名前が挙がったとのこと。Nさんは
動揺してしまいました。と同時に先輩の発言が、後ろ向きで、やる
気がないように聞こえたといいます。

こんなやる気のない先輩より少ないお給料で頑張っている自分は
これで良いのだろうか。もっと自分の主張をした方がいいのでは
ないかと悩みはじめました。

さて、こんな時、貴女ならどのように行動しますか。
我慢してそのまま仕事を続ける、でしょうか。
支店長に、現状への不満を伝えて改善してもらいますか。

カウンセリングでNさんと一緒に解決法を考えました。
結果は、上記のいずれでもありません。支店長に伝える
ことは変わりませんが、不満を伝えるのではありません。

では何をどうやって伝える?を考えるために行ったのが
Nさんへのキャリアカウンセリングです。Nさんに対し
将来のキャリアについて希望を語ってもらいました。

いつまで育児を優先した仕事をしたいのか。その後は
どんな働き方がしたいのか。将来どんな仕事をしてみた
と思っているのか、などなど聞き取りをしました。

実はNさんは現状の不平不満に囚われてしまい、この
ようなことを考えたことがなかったのですね。なので、
しばらく言葉が出てきませんでした。

その後、返ってきた言葉は、「下の子どもが小学校にあがる
までのあと2年は、子どもとの時間を最優先にしたい。で
もその後は、もっと仕事に力を入れていきたい。」でした。

しかも、将来やりたい仕事は会社の環境整備に関わる仕事
だとも。そうなると、現在の仕事の内、一部はNさんの
キャリアにとって大変意味を持つことがわかってきました。

そこで、将来のキャリア構築に大切な仕事の内容は、子育て
と両立しながらも自分で頑張ってみることにしました。それ
以外の異動時点で引き継いだ仕事はサポートを依頼することに。

「そうか、自分はこう感じていたんだ、こう考えていたんだ」と腑
に落ちたのでしょう。自分の仕事量や仕事の内容、やる気のない先
輩に対し怒りや情けなさを感じていた気持ちに変化が出てきました。

目の前にある現実にだけ囚われ、不平、不満の感情に振り回されて
きたNさんとは全く表情が変わりました。なんだか吹っ切れた様子
で、「やる気のない先輩とは次元が違うんだ」という発言も・・・

全てがNさんの思う通りに運ぶとは限りませんが、支店長に相談し
してみることになりました。しかも相談内容は不平や不満ではあり
ません。自分のキャリアを考えた前向きな提案です。

ここまで要した時間は1時間程度。4月からずっと悩んでいたN
さんでしたが、気持ちがスーっと楽になったのです。おそらく
将来の自分のキャリアを考えてみたことも効果があったのでしょう。

カウンセリングの最後に、Nさんは、「早速自分のやりたいことを
箇条書きにしてみます」と語られました。より一層、自分の考え
をクリアにしてみたいとのこと。

支店長に相談するにしても、不平や不満を訴えるのではなく、現在
の悩みを打ち明けながらも、改善策として前向きな提案をしてみる
のでは雲泥の差なのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
上司への相談は、不平不満を伝えるのではなく前向きな提案をしよう

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理不尽な出来ごとや
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第115話: 叶えたい夢を先延ばししてしまう貴女がすべき1つのこと

2016.12.17

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

2016年もあと少しですね。この時期、今年のこと、そして来年のこ
とに想いがめぐりますね。今年はどんな1年でしたでしょうか。そ
して来年2017年はどんな1年にしたいと思っていますか。

実は叶えたい夢があるけど、先延ばししてしまう。目の前にある
ことに取り組むだけで、あっという間に1年が過ぎてしまう・・
なんていう方もいらっしゃると思います。

悲しかな。そういう方は、夢を叶える第一歩がなかなか踏み出せ
ず、結局夢で終わってしまうのです。仕方ないですよね。夢を叶え
るためには、行動することが必要なのですから。

でも、今の生活も捨てきれないし、新しいことに取り掛かるには、
エネルギーが必要だし。なんて悠長に考えているのだとしたら、そ
んな方にやる気スイッチを入れてもらう方法があります。

それは、叶えたい夢を言葉にして書き出すこと・・・というのは
よく聞く話ですが、今日、お伝えするのは、ちょっと違います。
「こうはなりたくない!」ということを書き出すのです。

例えば、死ぬまで職場の愚痴を言って終わりたくない、ですとか、
3年後に、本当は独立して産業カウンセラーになりたかったという
気持ちにしがみついていたくないとか。そんな感じです。

あるいは今の夫や妻と喧嘩ばかりの毎日を過ごしたくないとか、
5年後も一人でクリスマスを迎えたくない!とか。いかがです
か?様々な気持ちが沸き起こってきませんか。

そうなんです。こうなりたくない!これは嫌だ!!ということ
を考えてみると、心が大きく揺れ動くのですね。実はそれが
チャンス!

では、そうならないために、今の自分は何ができるのだろう?
どうしたらよいのだろう?と脳は一所懸命に考え始めるから
です。

普段は、不安や恐れから行動を始めるのは、あまりよくないこ
とお伝えしているのですが、まずは「やらなければ」「やろう」と
いうスイッチを入れていただきたいのです。

私自身も、これまで、「来年の同じ時期に今と変わらない状態でい
るのは絶対嫌だ!」と強い気持ちが沸き起こり、転職したり、独立
したりということをやってきました。

一度、気持ちが固まると次に考えが及ぶのは、「では、いつまで
に実現させるか」ということ。来年の春まで、とか、1年後に
とか、おおよその計画を練ってみましょう。

そして、「では今、何をすべきか」という行動と目標に落とし込
むことができれば、それがすでに夢に向かって、一歩踏み出した
ことになるのです。あとは行動を継続していくことですね。

まとめ
こうはなりたくない!という強い想いが夢実現の一歩になる

人と比べず競わず、ブレない自分を持ち、理不尽な出来ごとや
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第114話: 一方的に言われっぱなし、やられっぱなしの関係を断つ法

2016.12.10

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

思い込みが激しく、常に自分が正しいと思っているため、
相手を徹底的に非難するという方から、一方的に非難され
たり、雑な扱いをされてしまっては辛いですよね。

カウンセリングでは、主に、言われっぱなし、やられっぱな
しという方からのご相談が多いのですが、そのような立場で
ありながら、さらに相手のご機嫌を取ろうとする方がいます。

先日のご相談では、お付き合いしている男性から、常に
一方的な言われ方をされているのにも関わらず、それでも
相手に気に入られたいと悩んでいる女性からでした。

その女性をDさんとしましょう。Dさんは実はバツイチで
現在の彼は離婚後に知り合いました。将来、結婚しようかと
も思っていますが、無理だと思うとおっしゃいます。

その理由を聞いていくと「私は彼にふさわしくないと感じる」
というのですね。つまり、彼が望んでいるような知性もないし、
ファッションセンスもないし、お料理も下手だし釣り合わないと。

Dさんは離婚のときに辛い思いをされたこともあり、自信を
失っている状態でもありました。そんな時に優しく接してくれ
た彼だったのですが、要求がものすごく厳しいのだそうです。

二人は同居しているのですが、彼の方は自分が仕事で帰りが
遅かったりしても、連絡もよこさないし、以前は出張で2
週間も居場所すらわからなかったのだとか。

Dさんはそのたびに不安が募ってしまい、彼の職場にまで
電話してしまったのでした。その後、やっと相手から連絡
があったのですが、Dさんは後悔していたのです。

「相手に迷惑をかけてしまった、どうしよう。」と。
カウンセリングでも、「私のしたことは良かったのでしょうか。」
と尋ねてこられました。

Dさんの不安や自信のない気持ちを受け止めながらお話を
聴かせてもらいましたが、最後にお伝えしたのが、「彼は
Dさんにふさわしい人ですか。考えてみて。」ということ。

Dさんのような方は、自分は評価されるに値しないと悩みがち
ですが、そもそもDさんは彼をどう評価しているのでしょうか。
いつも相手に合わせるばかりで、対等な関係とは言えません。

Dさんが相手からの高評価を求めている限りは、残念ながら
対等にもなれないし、幸せにもなれないでしょう。Dさんが
すべきなのは相手ではなく自分を大切にすることなんですね。

このような関係は恋愛関係だけではなく、親子関係や職場の
上限関係など、至るところで存在します。あなたは自分を
大切に出来ていますか。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
幸せになるために必要なのは自分を大切にする気持ち

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第113話:出来ない自分に自己嫌悪。そんな時は○○を変えてみよう

2016.12.03

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

最近、仕事もプライベートもますます充実しているアラフォー世代
のEさん。もうひとつステップアップしようとある資格を取ろうと
勉強中です。

会社勤めをしながらの勉強なので、週末を利用して勉強していると
のこと。やりたいことが見つかり、表情もイキイキしています。
ところが・・・

カウンセリングで、ストレスコーピングが重要だとお伝えしたため
か、プライベートでは、日々のストレス対処法として、ランニング
を始められたのですね。週3日、毎回5キロほど走っています。

ということは、会社の仕事とランニングと資格の勉強が日常にな
っているということ。しかもEさんにはある専門職に就いている夫
がいて、この時期、彼が超多忙なため家事は全てEさんが担当。

充実している日々が、やることが多すぎて「疲れる日々」になって
しまったEさん。特に、週末に予定している資格の勉強が出来ない
ことに自己嫌悪を感じ始めました。

そんな時にEさんとのカウンセリングで、彼女が発した言葉は、
「勉強ができないんです。一度決めたことだしやり遂げたいの
ですが、疲れてしまって・・。気が付くと週末は終わり。」

「出来ない自分が情けなくて。自分のことが嫌になります。」と、
続けられました。実はEさんは、完璧主義のお母さんに育てられ、
完璧にやらないと気が済まないと悩んでいました。

そもそもカウンセリングを受けるようになったきっかけも、完璧
主義で、出来ない自分に自己嫌悪を感じてしまうからだったので
す。

心身の疲れが溜まり、以前のEさんの思考に戻ってしまったかの
よう。出来ない自分に叱咤激励し、それでも出来なかった事実に
ますます落ち込むという悪循環に陥っていました。

週末に勉強ができなかった・・・というのは事実です。ですが、
だから自分はダメなんだ・・・と感じてしまうのは、Eさんの
考え方、捉え方で、ちょっと偏っています。

バランスのとれた考え方というのは、こんな感じです。
週末に勉強ができなかった。自分がダメなのではなく、今のやり
方がダメなんだ。だったらやり方を変えよう!

いかがでしょうか?出来なかった自分を責めていません。やり方
を変えると前向きな捉え方が出来ていますね。そこで、どう変え
たらいいのかをカウンセリングで話し合いました。

その結果、まずは優先順位をつけることにしました。今はランニン
グより、勉強を優先にすることに。そして、週末にまとめて行う
勉強を会社に行く前の朝、カフェで少しの時間に行うことに。

要するに、ちょこちょこ空いた時間を使ったり、朝、疲れていない
時間に勉強することにしたのですね。また、出来なかったことで
はなく、出来たことに目を向けていく!と確認しあったのですね。

さて、あなたはバランスの良い考え方が出来ていますか?

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
出来ない自分が悪いのではない、やり方が悪いのだ!と考える

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第112話: 部下からストレスの原因はあなたと言われた。どうする?

2016.11.26

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

42歳で管理職歴2年のNさん。1年目は、戸惑うことが多く、あっ
という間に過ぎてしまったとおっしゃいます。2年目に入り、だい
ぶ慣れてきたと思った矢先の出来事でした。

部下のJさんとの個別面談があり、彼女が最近、少々体調を崩して
いると聞きました。きちんと医療受診もしているとのことで、ひと
安心したものの、彼女から気になる言葉が・・・

なんと、「Nさんとの会話にストレスを感じている」と言われてしま
ったのです。Nさん自身も確かにJさんの態度にちょっとした不信
感を持っていました。

というのも、Jさんは、Nさんと話すとき、ほとんど目を見ません。
いつも自信がない様子でもあります。実はNさんは、とても声が
大きく、自信に満ちた話し方をされるのです。

カウンセリングでも、普段からこのような話し方をするのであれば、
部下は萎縮してしまうのだろうなあと思う時もしばしば。恐らく
部下のJさんは、そんな彼女の態度に圧倒されてしまうのでしょう。

Nさんは当初、Jさんとの関係を良くしたいと思った故なのですが、
何かにつけてJさんとコミュニケーションを取ろうとしていました。
ですが、それがJさんをストレスになるほど追い込んでいたとは・・

とすっかり自信をなくしていました。職場において女性同士という
のは、なかなか難しいものです。つまり、キャラが違ったり、価値
観が違うのに、自分はこうだったから相手も・・と思い込んでしまう。

Nさん自身も管理職として部下をマネジメントすることばかりに気を
とられていたのも事実です。Jさんの発言を受けて、逆に少し
距離を置くことにしてみました。

そしてJさんとタイプが似ている、より年の近い別の部下にJさん
のメンターのような存在になってもらうことにしたのです。Jさん
はメンターに支えられ、しだいに自信が持てるようになりました。

ここまでくるのにはNさん自身の葛藤もありました。つまり、Jさ
んのことを他の部下に任せたくないという自分の気持ちに折り合い
をつける必要があったのですね。

これは部下のJさんの問題ではなく、上司のNさん自身の問題で
す。なんでも自分でやろうとしてしまう、そうでないと気が済まな
いと思っていたのです。

カウンセリングで、Nさんの気持ちも大切にしながら、Nさんの
ビリーフ(思い込み)に気づき、それを手放すことに時間をかけ
ました。

さて、このNさんの経験から言えることがあります。1つは、管理職
として、全て自分で解決しようと決めつけないこと。柔軟な考え、
対応を大切にしましょう。

そのためには、普段、自分がどんな思い込みをもっているのか知っ
ているべきです。○○すべき、○○ではないと気が済まないといった
ことはありませんか。

そして、その思い込みを誰かに押し付けていないか、日々、確認
するのです。Nさんの場合は、実は自分の価値観をJさんに押し付けて
いたということが多々あったのですね。

部下が自分と同じ考え、価値観を持っているとは決めつけないこと
です。女性同士である場合は特に注意が必要です。良かれと思って
部下や後輩に自分の価値観を押し付けてしまうことがあるからです。

まだまだ職場で女性はマイノリティです。同じ課で働くなど身近
にいる女性が自分と異なるタイプであったら、そのことをまずは受け
入れ、その上で関わることが求められているのです。

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まとめ
タイプの違う職場の人間関係。思い込みに気づいて柔軟な対応を。

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第111話: 調子が悪そうな部下への声のかけ方は?よくある間違い。

2016.11.19

38歳で課長に抜擢されたHさん。管理職として認められようと日々
頑張っています。Hさんはそもそも人当たりがソフトでありながら、
決断力と実行力もあります。

得意なのは、部下の強みを引き出すことです!とはっきり言えるほ
ど。もちろんそのために、部下との対話をとても大切にしていると
いうわけです。

そのHさんの課に、先月から一人の女性社員が異動になってきま
した。実はその方、Lさんとしましょう。Lさんは、以前所属して
いた部署で、問題を起こしてしまって異動になった方でした。

問題というのは、社内の人間関係でした。Lさんはとてもこだわり
が強く、コミュニケーションにやや問題を抱えていました。そして
上手くいかないと、思考停止状態になってしまうのです。

Hさんは、Lさんの落ち込み具合を見て病気ではないかと疑い、
「最近、落ち込んでいるみたいだから、一度、心療内科に行って病気
ではないか医者に聞いてみたら?」とアドバイスしました。

結果は、このアドバイスが逆にLさんを刺激してしまったのです。
「自分は病気ではありません!病人扱いしないでください。」と
上司のHさんに詰め寄ってきたのです。

Hさんは、つい最近メンタルヘルス研修を受け、良かれと思って
言ったのに・・と悩んでいます。さて、このHさんのどこが間違い
だったのかわかりますか。

精神疾患は早期発見と早期治療が大切だから声をかけたことは
良かったのです。が、果たして、こういう声のかけかたで良かった
のでしょうか。

実は「病気ではないか」という発言が問題なんですね。Hさんは
医師ではありません。なので、厳密にはこの発言はふさわしくない
のです。

ではどう言ったらよかったのでしょうか?それは、上司として、
職場で思考停止になっていること、そして仕事に支障が出ていると
いうことだけをLさんに伝えれば良かったのですね。

病気という言葉を使わずに、「今、思考停止状態になって困って
いるよね。そして仕事にも影響が出ているよね。だったら一度
産業医に相談してみたら?」

などと伝えれば良かったのですね。あくまでも職場の上司として
職場でどんな点に支障が出ているかにだけ、焦点をあてるべき
なのです。病気かどうかは専門医がきちんと診断してくれます。

部下の不安定な様子を見て、医療受診を勧める時は、その声かけ
にも十分注意してくださいね。

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まとめ
部下の不調を病気と決めつけない。まず仕事上の支障について
伝えること!

 
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第110話: 対話の主導権を得たければ「相手に○○させる」のが重要

2016.11.12

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

アラフォー世代真っ只中のKさん。女性が多い職場で、実はある専門職
についています。専門職になるために、これまで相当の勉強と経験を
積んできました。職場でもそのキャリアが十分に活かされています。

さて、3ヶ月ほど前に、Kさんの職場に先輩社員が異動になってき
ました。彼女はわりと我が強い性格で、自分の考えをはっきり言う、
仕事にも積極的な人でした。

こう言うと、大変良い人に聞こえますが、先輩はガツガツしていて、
出来ることは何でも自分の手柄にしたいと、普段から虎視眈々と狙
っているような人物だそうです。

Kさんにも当然、先輩風を吹かせ、時にはセクハラともパワハラと
も思える発言をするのだとか。そしてとうとう、Kさんがこれまで
築いてきた仕事を奪い取ろうという行動に出たというのです!

Kさんの上司が「来月から、今、Kさんに依頼している仕事を、彼
女に任してみようと思う。」と言ってきたのだそう。Kさんは、
あっけにとられてしまい、上司に何も言えなかったのだとか。

その後、冷静になったKさん。どうにもこうにも怒りが収まりません。
先輩への激しい憤りと、上司の理不尽な発言に対して、制御不能な
状態になってしまいました。

丁度、その頃、カウンセリングでKさんと話をする機会があったの
ですが、ハラスメントに関しては、以下のようにお伝えしました。

セクハラ発言については、1回であってもKさんが不快な思いをし
たのであれば、本人に言うことはもちろん、それが出来なければ、
職場のハラスメント窓口に伝えるべきでしょう。さもないとエスカ
レートしていく可能性があります。

今、セクハラというは何も異性間だけのことでありません。同性間
でも起こり得ることなのです。先輩はKさんと夫との関係について、
不快と感じる、一方的な決めつけた発言をしていたのでした。

パワハラについては、「仕事を奪おうとしている」というのは、Kさ
んの主観ではないことをわかってもらうために、もっと客観的事実
を積み重ねていく必要があります。

カウンセリングでひとしきり感情を吐き出したKさん。気持ちが軽
くなり、以前より冷静になることができました。そして、まず上司
の真意をはかるため、Kさんは冷静に上司と面談することに。

その時の上司の発言をきちんとメモにすること。さらに、感情に任
せてその上司に怒りをぶつけないことを確認。Kさんが怒りで応酬
してしまうと、「だから君には任せられないんだ。」

と言われてしまうかもしれません。こんな時こそ冷静な態度が最も
重要なんですね。「どうして自分が外されるのか」という判断に対し
て、その理由を冷静に尋ねることにしました。そして、もう一点、
大切なことがあります。

それは、Kさんがこの面談の主導権を握るために、「相手に語らせる」
こと。一見、全く反対に思えるかもしれませんが、ここでKさん
が一方的に自分の不平、不満を伝えるのはNG。

上司に、理由を、気持ちをとことん語ってもらうのです。Kさんは、
同意する必要はありません。「わかりました。」と言うのではなく、
「そう思っているのですね。」と言えばよいのです。

これは同意ではなく、相手がそう思っている、感じているというこ
を聞いていますよ、受け取っていますよというサイン。上司はKさ
んの態度に好意的な印象を持つはずです。

さて上司がなんと言ってくるかわかりませんが、カウンセリングで
今後の対応策について確認したことで、少し自信も取り戻したよう
です。

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まとめ
対話の主導権を得たければ「相手に語らせる」のが重要と心得る

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第109話: 不平、不満を感じた時こそ、○○に気づくとラクになる!

2016.11.05

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

アラフォーママのFさん。彼女はフルタイムで仕事をしながら、3
才の娘さんの子育て中です。お子さんは普段は保育園に預けていま
す。

そもそもFさんは、とてもまわりの目や世間体に敏感な方で、自分
や子どもがどう思われているのだろうか、ということが何かと気に
なってしまうのです。

これは、Fさん自身の課題としてカウンセリングでも取り上げてい
ることです。いつもは職場での悩みが多いのですが、今回は保育園
の先生に関することで話をされました。

実はFさんのお子さんは、先生によると、保育園ではとても大人し
く、一人遊びをすることが多いのだそう。外で園児と一緒に遊ぶ
こともあるのですが、気が付くと一人遊びをしているとか。

そのことを先生がとても気にしていて、はっきりと言葉には出さな
くとも、自閉症傾向があるのではないかと考えているのだそうです。
Fさんにも、「いつもこんな感じなのですか?」と聞いてきます。

ところがFさん自身は、娘はとても活発で、土日など遊びにに行く
と何やらリーダーシップを発揮して、お友達と元気に駆け回ってい
るんだとか。つまり先生とは考え方が違うのですね。

ですが、先生の言動が気になってしまい、保育園から帰ると
お子さんに「どうして、お友達と遊ばないの?」などと、イライラ
して詰問してしまうのだそう。

カウンセリングでも、先生への不満、お子さんへの不満ばかりが口
をついて出てきます。そこで一番困っていることは何?と伺うと、
先生から言われたことが気になって子どもにイライラすることだと。

そうなると、これはFさん自身の問題、課題なんですね。先生を
変えるわけにはいきません。そもそも愚痴を言っていても、何も
変わりません。

それを指摘するとFさんは、ハッと気づかれたようです。「あ、
いつもの私のパターンですね。」と話されました。「では、自分の
考えと行動を変えるってことですよね。」と続けます。

そうなんです。Fさんのするべきことは、先生への不満を伝えるこ
とでも、お子さんを詰問することでもなく、自分の自信のない
不安な心と向き合うこと。

確かに保育園の先生は、お子さんのマイナス面ばかりとFさんに伝
える傾向があります。でも、普段の子どもの様子から、この子は大
丈夫!と思っているのなら、子どもを信じること。

もし本当にお子さんのことが気になるなら、専門家に診断してもら
えば良いことです。先生に面と向かって反論する必要もありません
が、心配してくれることに感謝をすることは出来るはず。

そして、お子さんにイライラしてしまうと感じた時は、子どもから
少し離れて一人になった時、深呼吸をするなど、気持ちを変えるこ
と。

たったそれだけのことですが、Fさんが、先生と子どもへの自分の
見方を変えれば良いのだと気づいたことで、スーっと楽になられ
ました。

これは、Fさんの悩みが自分の外、つまり先生や子どもにあるので
はなく、自分が先生の言動に振り回され子どもを信じられないこと
だという自分の内にあるのだと気づいたからこそなんですね。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
相手に不平、不満を感じた時こそ、自分の心と向き合ってみよう

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