ハッピーハートコンシャス代表カウンセラー、臨床心理士/公認心理師の髙橋雅美です。
ハッピーハートコンシャスのカウンセリングを受けている最中に、意図せずクライエント様に様々な出来事が起きる・・・というのは、よくあります。
例えば、カウンセリングの途中に
・離婚を決心した
・会社を辞めて新しい仕事に就いた
・新しく資格をとって全く違う業界に就職した
・悩みのもとだった上司の異動が決まった
などなど、挙げればきりがありません。
ご自分で決めたこともあれば、思いがけない出来事がおきたという場合もあるのですが、なぜかカウンセリング中に様々な転機が訪れるという方が多いのです。
カウンセリングを受ける中で、心の持ちようやあり方が変わると、現実世界の方も変わっていくのかしら?と思いますが、1つだけ入れるのは、これはカウンセラーがすごいのではなく、クライエント様が起こした出来事だということです。
仕事を通じて、後輩や部下の話を「傾聴する」ことが重要だとわかり、自分にも人の話をじっくり聴くというスキルを得たい!と考えたQさん。
興味を持ったのは良いのですが、どこから始めて良いのか迷っていました。
こんな時、すぐにやってしまうのが、お金や時間をしっかりかけてしまうことです。
例えば、カウンセラーの学校に通うとか、資格を取ろうと頑張ってしまうとかです。
もちろん、資格取得は間違いではないのですが、いきなり目標にしてしまうと、途中で挫折したり、モチベーションが続かなくなってしまう人もいます。
新しいことに挑戦したい!
できれば、それをスキル・強みにして仕事にしてみたい!と思ったなら、まずは、その「興味・関心」の気持ちを大事に小さい一歩から始めること。
小さい一歩なので、お金や時間はなるべくかけないことから始めましょう。
なので、Qさんにお勧めしたことは、手っ取り早い方法として本を読むこと。動画を観るなども良いでしょう。
細切れの時間で、できるだけお金をかけずに出来ることからは始めてみてください。
本や動画は、「専門家」が執筆したものや、監修したものが良いと思います。ここは重要です。
例えば、本であれば、興味のある筆者の方や興味のある内容に関するものを、まずは5冊くらい集中して読んでみることが良いと思います。
5冊くらい読んでみると、だいだい自分の興味があるテーマについて「基本」がわかってくるからです。
もちろん、専門家ではなく、個人で「私はこんな風にやっています。これで成功しました!」という内容もありますが、その方の「ストーリー」になっていることが多いので、「基本」を学ぶのであれば、専門家が関わっているものから始めましょう。
そして、次に重要なことは、日常生活で、学んだスキルを使ってみることです。
スキルではなく、知識であれば、家族や友人などに話してみるということですね。
相手にわかるように伝えるというのは、きちんと理解していないと出来ないことなんですね。
だから、伝える側の学びにもなります。
そうやって、1)基本のスキルや知識を仕入れる、2)次に実践してみる、あるいは話してみる
ことを繰り返していきましょう。
そうすると、自分が理解していないことやわかっていないことがはっきりしてきます。
その時点で、やっぱり集中して学びたいと思ったら、学校に通う、資格を取ってみるなど次のステップに移行すれば良いのです。
その方がより深く学ぶこともできるはずです。
いかがでしょうか。
貴女の新しいことにチャレンジしてみたい!学んでみたい!という気持ちを大切にしつつ、
まず、やるべきことをお伝えしました。参考にしてみてくださいね。
<実際の内容とは異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>
まとめ
新しいことにチャレンジする時は、「興味・関心」の気持ちを大事に小さい一歩から始めよう。