働く女性 人間関係 悩みやストレスから抜け出す カウンセリングなら /自分関係® 臨床心理士 高橋雅美

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キャリア

第130話:会社を辞めずに、やりたいことを始める方法があります!

2017.04.08

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

Fさんは、30代後半の時、つくづく会社が嫌になったことがあった
と話してくれました。よくよく聞くと、その会社は成長時期にあっ
たので、仕事は楽しく充実していたとのこと。

仕事量も多く、定時に帰宅することはまず出来なかったそうです。
ですが、Fさんが会社に嫌気がさしたのは、仕事量が多かったから
ではありません。

お給料もそこそこもらえていたというのですから、それも理由では
ありません。
では、なんだと思いますか。

Fさんの勤めていた会社は成長期であったとお伝えしましたね。そ
のため事業の拡大に伴い、社内で人が足りなくなっていったらし
いのです。そして管理者がどんどん疲弊していってしまったと。

そのため、Fさんのように現場で働く社員に対する会社の対応が
どんどん悪くなってしまったそうなんですね。例えば、本来ならば
管理者がやるべき仕事さえ現場で対処しなくてはならない・・

Fさんがやりがいを持っていた仕事に集中できる時間がますます少
なくなってしまったのだそう。そこに輪をかけて、会社から現場へ
の情報共有もなく、不安が増大していったのだと話してくれました。

従業員を全く大切にできない会社になってしまった・・とFさんは
嘆いていました。ですが、普段から行動力のあるFさん。ここで凹
まずキャリアチェンジをしようと決めたのです。

実はFさんは、趣味でヨガを続けています。ヨガの先生はとても素
敵な女性で、これからも続けていこうと思っているとのこと。です
が、この先生がどうもアピールが上手ではないのだとか。

そこでFさんは、ヨガの先生の教室をPRすることを決めました。
さらに、ヨガの教室に通ってくる方は健康、環境、食事などに普段
も意識や関心が高い人たちです。

ヨガだけではなく、「健康」をキーワードにして、将来はサロンを
経営しようと考えたのですね。そこでヨガの先生の教室も開いて
もらえれば、もっと教室自体も拡大できるとにらんでいるのです。

さて、将来は健康サロンの経営という目標ができたFさん。では
どうやって、その目標に進んでいったらよいかを考えるのが次の
課題となりました。

情報収集すること、人脈を作ること、少しずつ実践していくこと
などが重要になってくるのですが、次回のカウンセリングでより具
体的に考えていくことになっています。

もしあなたが今、キャリアチェンジを考えているなら、まずは今の
仕事をすぐに辞めないこと。辞めずに続けながら出来ることは実は
たくさんあるのです。

さらに最近では副業を認める会社も増えてきています。
もっと詳細を知りたい、自分はどうしたらよいのか一緒に考えてと
いう方はキャリアコンサルティングも活用してくださいね。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
キャリアチェンジをする際、会社を辞めるのは一番最後!

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第126話:希望の異動が叶わなかった時、やる気を保つコツはコレ!

2017.03.11

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

「4月から別の部署への異動を希望していたのだけど、叶わなかっ
た。これまでのように、今の職場で仕事を続ける意欲を持つことが
できません。どうしたらよいでしょうか?」

この時期に多くなるのが、このような相談です。最初は残念な気持
ち、悔しい気持ちを受け止めることから。一度、ごまかさずに感情
を吐き出すことがとても大切なのですね。

相談者の方も、カウンセリングを受けて気持ちを聴いてもらった
からといって、希望の仕事に異動できるわけではないことをわか
っているので、次に湧き上がるのが・・・

「モチベーションを保つにはどうしたらよいでしょうか?」という
こと。「続けていく自信が持てない」「もう辞めてしまいたいけど、
すぐには辞められない」という方もいらっしゃいます。

実はそんな時こそ、自分のキャリアを見つめなおすチャンスでも
あるのです。どういうことかというと・・・
本当に望んでいることを明確にしましょう!

本当に望んでいることが、部署異動なんですと反論する方もいます
が、それって本当でしょうか?異動だけすれば良いのでしょうか。
望んでいることの答えになっていますか。

異動してどんな仕事をしたいのですか?
それによって何を成し遂げたいのですか?
結果、あなたは何を得ることが出来ますか?

と、このような時は質問を投げかけていきます。特に、実際に何を
得たいのかを明確にすることが大事。高収入なのか、経験なのか、
達成感という感情なのか。

そうやって、ワクワクの源を探していくのですね。このようなやり
とりをさせていただくうちに、当初、自分が考えていた「希望」の
正体がよりはっきりしてきます。

「希望」の正体がはっきり見えたところで、それを得るためには、
異動するしか方法がないのかどうか、他の手段がないのかどうかを
考えてもらいます。

E子さんは、地元を元気にするために地域に根付いたイベントなど
を企画する仕事を望んでいました。それを担当している部署への
異動は叶いませんでしたが、実は今イキイキと働いています。

というのも、異動せずとも、自分がワクワクする方法で、地元を
元気にする方法は他にもある!と気が付いたからなんですね。
そして職場とは別に、あるコミュニティを立ち上げたのです。

その中で、出来る範囲で、様々な情報発信や低予算でのイベント
の企画や運営を気の合う仲間と行っているのです。もちろん
本業は辞めずに続けています。

気持ちの整理の次に、「希望」の正体を見極めてみる。そして別の
選択肢を探してみることで、本当に欲しいものが手に入ることも
あるのですね。

さて、あなたは、あなたの「希望」の正体が明確になっていますか?

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まとめ
ワクワクの源を見つけると、キャリアの選択肢が広がります

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第116話: 職場や仕事の不平不満。上司への伝え方を間違えないで!

2016.12.24

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

今年4月に産休から復帰したと同時に職場が異動になったNさん。
子ども二人の子育てとの両立に奮闘する毎日ですが、夫の協力も
あり、日々なんとか頑張っています。

Nさんは30代後半になり、職場でも大事な仕事を任されるように
なってきています。が、本心は「子育ての時間をもっと確保したい」
と思っていました。

そんなある日、もう子どもにそれほど手がかからなくなったNさん
の先輩が支店長に「この仕事は自分には合わないから他の人に任せ
たい」と言っているのを耳にしました。

そしてその候補としてNさんの名前が挙がったとのこと。Nさんは
動揺してしまいました。と同時に先輩の発言が、後ろ向きで、やる
気がないように聞こえたといいます。

こんなやる気のない先輩より少ないお給料で頑張っている自分は
これで良いのだろうか。もっと自分の主張をした方がいいのでは
ないかと悩みはじめました。

さて、こんな時、貴女ならどのように行動しますか。
我慢してそのまま仕事を続ける、でしょうか。
支店長に、現状への不満を伝えて改善してもらいますか。

カウンセリングでNさんと一緒に解決法を考えました。
結果は、上記のいずれでもありません。支店長に伝える
ことは変わりませんが、不満を伝えるのではありません。

では何をどうやって伝える?を考えるために行ったのが
Nさんへのキャリアカウンセリングです。Nさんに対し
将来のキャリアについて希望を語ってもらいました。

いつまで育児を優先した仕事をしたいのか。その後は
どんな働き方がしたいのか。将来どんな仕事をしてみた
と思っているのか、などなど聞き取りをしました。

実はNさんは現状の不平不満に囚われてしまい、この
ようなことを考えたことがなかったのですね。なので、
しばらく言葉が出てきませんでした。

その後、返ってきた言葉は、「下の子どもが小学校にあがる
までのあと2年は、子どもとの時間を最優先にしたい。で
もその後は、もっと仕事に力を入れていきたい。」でした。

しかも、将来やりたい仕事は会社の環境整備に関わる仕事
だとも。そうなると、現在の仕事の内、一部はNさんの
キャリアにとって大変意味を持つことがわかってきました。

そこで、将来のキャリア構築に大切な仕事の内容は、子育て
と両立しながらも自分で頑張ってみることにしました。それ
以外の異動時点で引き継いだ仕事はサポートを依頼することに。

「そうか、自分はこう感じていたんだ、こう考えていたんだ」と腑
に落ちたのでしょう。自分の仕事量や仕事の内容、やる気のない先
輩に対し怒りや情けなさを感じていた気持ちに変化が出てきました。

目の前にある現実にだけ囚われ、不平、不満の感情に振り回されて
きたNさんとは全く表情が変わりました。なんだか吹っ切れた様子
で、「やる気のない先輩とは次元が違うんだ」という発言も・・・

全てがNさんの思う通りに運ぶとは限りませんが、支店長に相談し
してみることになりました。しかも相談内容は不平や不満ではあり
ません。自分のキャリアを考えた前向きな提案です。

ここまで要した時間は1時間程度。4月からずっと悩んでいたN
さんでしたが、気持ちがスーっと楽になったのです。おそらく
将来の自分のキャリアを考えてみたことも効果があったのでしょう。

カウンセリングの最後に、Nさんは、「早速自分のやりたいことを
箇条書きにしてみます」と語られました。より一層、自分の考え
をクリアにしてみたいとのこと。

支店長に相談するにしても、不平や不満を訴えるのではなく、現在
の悩みを打ち明けながらも、改善策として前向きな提案をしてみる
のでは雲泥の差なのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
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まとめ
上司への相談は、不平不満を伝えるのではなく前向きな提案をしよう

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第108話: 慣れない環境や仕事に戸惑った時、やるべき大切なこと!

2016.10.29

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

40代のDさんは、とある金融機関に勤めて20年以上になりました
た。その間、異動もだいぶ経験され、スキルアップも図っていらし
た努力家です。

今回の異動も、「これまでの経験を活かしていけば、きっと大丈夫」
とある意味、自信を持っていらっしゃいました。必要以上に不安に
考えたりせず、前向きなDさん。

事実をどう捉えるかで、気持ちが変わってくるということをカウン
セリングを通じて、すでに学んでいたのです。
ところが、今回の異動では、全くの畑違いの仕事に配属されました。

しかも異動先の支店で、その仕事のエキスパートは、30代になりた
てのKさんという男性社員。Dさんは、持ち前の明るさでKさんに
声をかけ、仕事を覚えようとしますが・・・

実は、このKさん。どちらかというと人付き合いが苦手で、Dさん
のように明るく接してくれる人さえ、脅えてしまうというか、
避けてしまうようなタイプだったのです。

そのため、Dさんは、異動後もなかなか仕事が覚えられず、しかも
これまでのキャリアが活かせないことで自信も失っていました。
いつものように気持ちを切り替えようとしても上手くいきません。

カウンセリングでも、普段のDさんとは思えないような、後ろ向き
の発言が続きました。こちらが対応策をいくつか伝えてみても、
「いえ、それは出来ません。」というネガティブは返答ばかり。

すっかり自信をなくしてしまっています。そこで、Dさんに、異動
前のセルフイメージを思い出してもらいました。自信に溢れ、笑顔
で前向きに行動していた頃を思い出してもらったのです。

これは、Dさんの中の「自分に対するセルフイメージ」の書き換え
です。今のDさんは、「仕事が出来ない、自信がない、若手社員と
コミュニケーションも満足にとれない・・」とナイナイづくし。

そのためDさんは、そんな低くなってしまったセルフイメージで
全ての出来事を見てしまう・・という色眼鏡をかけている状態な
んですね。

だから、その色眼鏡をはずしてもらいました。(もちろん、イメージ
の上ですよ!)本来の自分のイメージを思い出し、その頃の自分
のように物事を見て、行動してもらうようお伝えしました。

Dさんも、以前の自分のことをすっかり忘れていた!とのこと。
目の前に繰り広げられる出来事に、翻弄されていたのでしょうね。
仕事がわからない、若手社員に相手にされない・・・

のではなく、これまでのキャリアに自信を持ちながらも、それを
ひけらかすことなく謙虚に、若手社員に接するベテラン社員として
あえて振る舞ってもらうようにしたのです。

さて、その後のDさん。余裕が感じられたのか、単に慣れてきた
からなのか、仕事もだいぶこなせるようになり、なんといっても
若手男性社員から頼られ、信頼される存在になっていったのです。

相手の方も、そもそも人付き合いが苦手なのですから、「この年上
の先輩にどう話しかければいいのか、わからない。」と困惑していた
のだそう。

環境の変化でセルフイメージが変わってしまっていないか?時々
チェックすることは大切ですね。

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まとめ
ネガティブ言動、行動が続いたらセルフイメージの見直しを!

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第105話:専門外の仕事への戸惑い。転職のメリット、デメリットは

2016.10.08

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

「キャリア」という言葉を聞いて、皆さんは何を思い浮かべるで
しょうか。「仕事」という答えが圧倒的に多いのではないかでしょ
うか。しかしキャリアとは、仕事だけを意味するのではないのです。

仕事はもちろん、プライベートも含めた生き方そのもの。
それがキャリアなんですね。なので、将来のキャリアを考える
時は、広い視野で「人生をデザインする」発想が必要なのです。

比較的若い方の中には、学生時代に自分が学んできたことに自信
を持ち、それは良いことではありますが、その専門性が活かされ
ないことに不満があり、すぐに転職を考える方もいます。

大学院を卒業してIT関連の会社に勤めたSさんもそんな一人。
社会人となり、専門外の仕事を任され、うまく出来ないことに
自信をなくしてしまいました。

自信をなくした自分自身にもふがいなさを感じ、自分で自分を
許せなくなっています。こんな自分でいるくらいだったら、
いっそのこと転職しようかというお悩みです。

でも、一方では、すぐに投げ出しているのではないかという
思いもあり踏みとどまっています。このような時、キャリア
カウンセリングで、Sさんの思いを整理する機会がありました。

話を聴いていくと、現在のSさんの所属は、確かに学生時代の
専門分野ではなさそうです。しかも本来自分が描いていた分野
でもなさそうです。

つまり、この会社でこんなことが出来たらいいなあ・・という
花形の分野とはちょっと違う、少し特殊な仕事なのですね。
実はその点にもSさんは不満があったのです。

「この仕事をこのまま続けていって良いのだろうか。」
「自分にとって、この仕事は価値があるのだろうか」
そんな言葉が出てきます。

Sさんが30代後半から40代であれば、転職というのは前向き
な選択肢だと考えます。ですが、Sさんはまだ20代後半です。
私自身は転職は少し早まった考え方だと感じました。

というのは、長いキャリアを考えた時、学生時代の専門性を持った
Sさんに、現在のやや特殊な分野の知識を経験という新しいキャリ
アがあれば、将来きっと強みになるのではないかと考えたからです。

それを率直に伝えると、Sさんも「うーん」と悩んでいます。
本当は、自信がない自分を持て余していた、仕事がきちんと
出来ない自分を恥じていたという本音を語ってくれました。

そうであれば、今Sさんに必要なのは、転職活動をすることでは
ありません。社会人としての「基礎力」をつけ、今、与えられた
仕事がきちんとできるようになることです。

もちろん転職することを否定はしませんが、すぐ決断しなくても
良いのです。キャリアに深みを持たせてから、より良い条件で
転職を考えた方がSさんにとってメリットは大きいようです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
専門外の仕事もキャリアの深みになると捉え、将来に活かす発想を

第95話:良い人ではリーダーは務まらない!時には○○の態度で

2016.06.11

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

ひとつの課題がクリアできると、次に新しい課題というものがやって
くることってありませんか。それを乗り越えるから、日々成長という
わけなんですけどね。

相談者のHさん。リーダー職に抜擢され、仕事もしだいに乗ってきて
楽しいし、まわりから期待の目で見られることも嬉しくなっているよう
です。毎日、充実した日々を送っていました。

ですが、その一方で、一回り年下の女性のチームメンバーのことを叱れない
と悩んでもいるんですね。どうやら後輩のその彼女の憧れの存在でありた
いために、「いい人」でいたいと思っているようなのです。

Hさんは、叱ることは、自分の容量が狭いのではないか?と感じてしまう
のです。特に最近、世間では「叱るのではなく誉めた方がいい」という
考え方が多いという印象を持っていらっしゃいます。

だから、叱ってはいけないとまで思い込んでいるんですね。でも、本当は
期待しているからこそ、もっと成長して欲しいからこそ、一度きちんと
叱らなければと思っているのですが、なかなか気持ちの整理がつきません。

リーダーシップもあり、まわりからの評価も高い女性にはありがちかも
しれませんね。そのまわりからのイメージに逆に苦しめられている。
そのイメージを壊してしまうのではないかという恐れ。

そんなHさんに伝えたのは、叱るのは反省して行動を変えて欲しいから、
もっと成長して欲しいからであれば、「育てる」という感覚に近いのではない
ですか?ということ。

Hさんは、その言葉を聞いて、こんな風に言われました。
「あ~、ホントそうですね。「育てる」って言葉を聞いて、私自身もこれまでの
上司に育ててもらってきたんだなって、思い出しました。」

「その上司は伝え方が上手だったので、私は「叱られている」という感じは
しなかった。どちらかというと「期待されている」って感じていました。
だからすぐに気持ちを切り替えることが出来ていました。」

叱るのではなく、期待しているから、行動を変えて欲しいから伝える。
育てるという感覚を持って気持ちを込めて上手に伝えることが大切なん
ですね。

具体的には、まず①期待しているということを伝えること、②性格ではなく
行動を叱ること、③具体的にどんな風に行動を変えてほしいのかを伝える
こと。この3つが効果的なんですね。

逆に、行動ではなく性格を否定するというのは、こんなようなことです。
例えばあなたが依頼した仕事でわからないことがあっても、相談にも来ない
で自分で判断して仕上げる人がいるとしましょうか。

そんな時、「相談しないという行動」を注意すればいいのに、相手の性格を
持ち出して、そもそも「自分で勝手に判断する性格」だから、と性格論に
すりかえて叱るようなことですね。 これは要注意です。

最後にHさんに伝えたのは、自分のセルフイメージはまわりが作るもの
ではなく、自分で作るということ。イメージに囚われすぎて、本来の
自分らしい行動ができなければそのイメージはふさわしくないのです。

「部下や後輩にとって物わかりの良い、いいリーダー」というイメージ
を、「相手のためを思って、育てる気持ちを持って的確に指導できるリーダー」
という風に自分でセルフイメージを書き換えてしまいましょう。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
叱るのではなく「育てる」と捉えて、的確に指導することに自信を持とう!

第94話:「あるべきリーダー像」にしばられ窮屈ではありませんか

2016.06.04

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

最近、組織におけるリーダーとは、「課長とその部下」のように権限が
はっきりしている上司がリーダーとなる構造ではなく、プロジェクト
を成功させるためのプロジェクトリーダーという存在も増えています。

例えば、プロジェクトのために様々な部署からメンバーが集められ、
その中にリーダーが存在するという構造に変わってきています。
実際、私自身も会社員時代、プロジェクトリーダーを経験しました。

このプロジェクトリーダーの難しさは、様々な部署から集められた
メンバーと協働することで、メンバーの経験や立場がバラバラで
あるということでしょうか。

プロジェクトリーダーとなったA子さんの悩みは、メンバーを引っ張って
いく「強いリーダー」にはなれないとわかっていたことです。ゴールを共有
してチームとして成果をあげるために自分のやるべきことに悩んでいました。

最近では女性を管理職やリーダー職に抜擢する企業も増えつつある中、
リーダー像に悩む方もいらっしゃいます。特にÁ子さんは、心理的な抵抗
を持っていました。

つまり、出る杭は打たれると思っているというか、積極的になれないのです。
以前、とても厳しい上司のもとで働いたことがあるのですが、なんか萎縮して
しまっていつも緊張していたともおっしゃいます。

強くて厳しいリーダーになることに心理的抵抗があるというわけです。そして
どちらかというと、縁の下の力持ちではないけど、メンバーの能力が活かせるに
環境を調整したり、やる気がおきるようサポートするタイプだと続けます。

A子さんにとっては、それは自分が描いている「あるべきリーダー像」では
ないようです。ですが、あるべき像に囚われることなく、A子さんらしい
「リーダー」になればいいのです。得意なことで勝負するのです。

ところがA子さん、それでは、メンバーに「なめられるんではないか?」
って考えてしまうというのですね。結局、プロジェクトリーダーを任され
た自分にまだ自信が持てずに、まわりの目を気にしすぎているみたいです。

カウンセリングでお伝えしたことは、 「リーダーは強くなければならない、
そしてなめられてはいけない」という考えが強くあるようですね。
でもそれは「自分らしくない」ことにも気が付いているのですよねということ。

さらに実際そのような上司のもとで働いていた時、常に緊張して萎縮していた
当時のことを思い出してもらいました。A子さんにとっては、辛い経験だった
ことを思い出してもらったのです。

カウンセリングを続ける中でA子さんは、リーダーの理想像がありながら、
それが辛いと感じる部下がいるということも自分自身が身を持って体験している。
ならば、力を抜いて自分らしいやり方を貫いた方が良いと気づかれていきます。

メンバーがその気になって頑張ってもらえるようフォローするのがA子さんの
「自分スタイル」なのです。そして実はA子さん、子育ての真っ最中なんです。
職場でも「部下を育む」というスタイルを自分スタイルに決めたのでした。

さて、あなたは自分らしいスタイルで仕事をしていますか。もちろん組織の
中では時には折り合うことも必要です。その中で、それぞれの強みが発揮で
ることが環境を作ることも重要なリーダーの仕事なのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
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まとめ
「○○であるべき」という考えを手放して「自分らしく」始めてみる

第90話:現在の仕事を続ける?辞める?まずは○○から始めよう!

2016.05.07

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)、
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

先日、キャリアコンサルティングをさせていただく中で、あらためて
感じたことを綴ってみます。環境が変わって、はりきって仕事をしている方、
あるいは逆に新しい環境に慣れるのに必死で、ココロの余裕がない方。

そんな時はぜひ一度考えてもらいたいことがあります。というのは、
現在の仕事を冷静に考えた時、この仕事をずっと継続していくのか
あるいは、ある時点でキャリアシフトをするのかということ。

これは新人社会人だけではなく、キャリアを積んで管理職を目指している
方、管理職としてのキャリアの先を考えている方、第二の人生を考えて
いる方、全ての方に関わることです。

今関わっている仕事が楽しくてやりがいが感じられる
という方は、その仕事のどんなところが楽しいと感じるのか、
どうしてやりがいを感じるのか、言葉にしてみましょう。

例えば自ら企画を考えるのが楽しい、仲間と共に協力しあうのが楽しい、
この製品を本当に望んでいる人に届けられる仕事にやりがいを感じる。
その仕事のどんな側面にワクワクしているのでしょうね?

いつかキャリアを変えていきたいと考えているあなた。それならば
どんな仕事という業種ではなく自分はどんなことを仕事にしていたら
ワクワクするのかを考えてみましょう。

困っている人にアドバイスができるような仕事につきたい、環境にやさしい
ビジネスに携わりたい、とにかく人と接する仕事がしたい。仕事の業種に
こだわらず、自由に書き出してみましょう。

言葉にしたもの、書き出したもの、それはあなたがワクワクする
リストですね。それを見ながら、もっとワクワクするために、
自分でどんなことができるのか考えてみましょう。

ここで大切なのは、自分でやれること、変えられることに
焦点をあわせていくことです。職場や組織全体に関わるような
ことにエネルギーを注ぐことはこの時点ではお勧めしません。

この時に、自分で制限をつけないことが大切です。
やったことがないから、これからでは無理。
気持ちはあるけど、やろうとしたら時間も人脈もない・・・

私たちって、「ない」「持っていない」ことに目を向けてしまう
ことがありますが、そこにとどまっている限りは何も進みませんね。
時間も人脈もなければ、これから作るのです。

もし、あなたが大きなキャリアシフトを考えているならば、
例えば私のように会社員からメンタルヘルスの専門家になるような
場合、時間をかけることも必要です。

いかに準備を進めるかということですね。だとすれば、その準備を
あきらめずにコツコツと続けるために、余計にワクワクリストが、
重要になってきます。

実は最近30代後半から40代の女性とのキャリアコンサルティングでは、
大きなキャリアシフトのお悩み相談が続きました。彼女たちはこれまで
責任ある仕事をやってきたので、ワクワクを考える時間がなかったのです。

ですが、あらためて、どんなことにワクワクするのかを聞いてみると
どんどんと溢れてくるのです。この時に「どんな仕事をしたいの?」では
なく、「どんなことにワクワクするの?」と聞くのもコツですね。

さて、あなたは、どんなことにワクワクしますか?そのワクワクを仕事に
するために何ができそうですか?すぐにでも作ってみてくださいね。
そしてまわりにワクワクを伝えてみましょう。きっと実現が加速します。

まとめ
あなたのワクワクリストがキャリアを考える基本になります

第85話: 会社を辞めて起業したい!夢の実現を阻むものの正体とは

2016.04.02

新しい環境、新しい人間関係、新しい生活・・・私たちの生活には
様々な節目があり、その時に変化を求められることもあります。
学生時代は毎年新学年、新学期という節目があったようにです。

ですが、社会人になると、毎年同じ時期に節目を迎えるという
方はあまり多くないのではないでしょうか。そのため、逆に
いよいよ「変化」を迎えることになると、ストレスを感じます。

期待や不安だけではなくプレッシャーなどもあるかもしれません。
特に年齢を重ね、キャリアを積んだアラフォー以上の方の場合は、
これまでのやり方を変えることに相当の抵抗を感じることでしょう。

自ら望んだ「変化」であればまた気持ちの持ち様が変わるかもしれ
ませんが、そうではない時、「変化」を前に緊張や不安、さらには
やる気が出ないなどのお悩みを聞くことが多くなります。

Jさんは、だいぶ前から「起業」することを考えています。
現在お勤めの職場では残念ながらやりたいことが出来ないのだとか。
起業して自分の夢を実現したいという想いを熱く語られます。

Jさんは本気で「変化」を望んでいるように見えました。自ら
望んでいる「変化」なのですから、不安よりも期待の方が大きい
ようにも感じとれました。

こんなことも、あんなこともやってみたい。
自分は今後、こんな生活をしたい、
毎日、こんな気持ちで過ごしたい

と夢は大きく膨らみます。ところが・・・
いざ、その夢に向かって行動計画を作り実践していく段階になると
Jさんは動けなくなってしまうのでした。

やらない理由、できない理由が語られ、言い訳してしまうのですね。
その理由も、自分ができない理由というより、自分以外の人物や
出来事のせいにしてしまう傾向があるのです。

つまり、夢は夢だから美しくワクワクするわけで、Jさんは、その夢
を叶えようという「覚悟」がないのです。だから出来ない理由探しを
し、それを外に求めてしまうのです。

まるでJさんの夢は、Jさん以外の誰かさんが叶えてくれるかのよう
です。本当は、「自分で自分の夢を引き受けられない人に夢の実現は
不可能」なのです。今回Jさんにはそんなことを伝えてみました。

するとするどいJさんは、自分の行動のパターンに気が付いたようです。
そもそも会社を辞めたいと思った理由も、自分以外の誰かさんや出来事の
せいにしていたのでしょう。

次のカウンセリングまで、Jさんに「必ずやってきて欲しいこと」を
お伝えしました。Jさんが、ほんの少しでも起業に向けて「自ら行動」
できたのなら、それがほんの小さな第一歩でも夢の実現に近づくでしょう。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
本気で「変化」を起こそうする「覚悟」を持っていますか?

第84話: 仕事を辞めるか続けるか。選択に迷ったらまず行うこと。

2016.03.26

先日ある学会に参加し、厚生労働省の方の話を聞く機会がありました。
今後の日本の労働人口、労働のあり方、課題など大変興味深い内容
でした。

特に印象に残ったのが、労働環境の大きな変化の中で、私たちひとり
ひとりが、「何のために働くのか」ということを考えていないと、
時代や環境のうねりに巻き込まれてしまうということでした。

確かに年功序列や終身雇用もなくなりつつあります。少子高齢化が
進み労働人口が減る中で外国の方と働く機会も増えるでしょう。また、
そもそも人口知能の進歩により将来なくなる仕事もあるのです。

私自身が就職したころは、男女雇用機会均等法が施行されていたので、
様々なチャンスが増えた時代ではありましたが、「何のために働くのか」
をじっくり考えた記憶はありません。

せいぜい、「どんな仕事がしたいか」、もしかすると「どんな仕事が
格好いいか」なんていう程度のものだったと思います。その後、紆余曲折を
得て、今の仕事にたどり着きました。

今では、自分の使命を持って仕事をしていますが、振り返ると社会人人生の
中ではわりと「最近のこと」です。それまでは目の前に与えられた機会を
懸命にこなしてきました。

先日、アラフォーの方からキャリアのご相談を受けました。社会人になり15年が
過ぎたという時期でした。これまでの職場では、ある業務の専門性を身につけ
充実していたのですが、ステップアップを考えていらっしゃる方でした。

こういう時、私はすぐに転職などの話はしません。まず、今の仕事の意義を
十分に考えてもらいます。つまり、「なぜ、この仕事をしているのか?」を
じっくり考えてもらうのです。

正解はありません。お金のため、やりがいがあるから、面白いから・・・など
なんでもいいのです。多少苦手なことであったり、少々背伸びをしてチャレンジ
をしなければならないことであっても同じです。

職場から「やってみて」と言われたとき、そこに自分なりの意義を見出せるか
どうか。これがとても大切なんですね。言われたから仕方なく、辞める選択肢は
ないから・・・という場合は、それでも良いのです。

もっと言えば、「この職場でその仕事をして実績を作っておけば、次の転職に
活かせるから」でも良いと思います。つまり、その仕事に取り組む自分なりの
意義、目的があるのであれば、十分に頑張れます。

ところがそれが全く見いだせない時、そんな時はキャリアを見直す時期かも
しれません。実は相談者の方は、転職することを選びました。というのも
今この仕事を続ける目的が見いだせなかったからです。

彼女はこれから、自分の強みを活かして新しい仕事にチャレンジする道を
選びました。「なんのために働くのか」「この仕事をしている意義や目的は?」
一度立ち止まってじっくり考えてみることが必要な時代なのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
あなたが、今、その仕事をする意義や目的をじっくり考えてみよう!

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