出来ない自分が悪い、情けないと責めてしまう貴女がすべきこと

管理職になったばかりのAさん。
10才年上の女性スタッフとの人間関係に
悩んでいます。

 

「女性スタッフのBさんとの会話が上手く
いかないんです。

 

立場としては私の方が上ですが、
Bさんは、この事務の仕事のエキスパートで、
本当に細かいことまでよく知ってるんですよね。

 

だから私のことが頼りないみたいで。

 

彼女の言い方が、時にトゲトゲしいこともあり、
すっかり自信をなくしてるんです。

 

最近では彼女の顔を見ると、
心臓がドキドキしてしまって。

 

Bさんが酷い!っていう相談ではないです。
自分が至らないからだろうなって思っています。」

 

この後もAさんは、
Bさんへの不満を語るのではなく、

 

自分自身が情けない・・・
もっと頑張らなくちゃいけない・・・
でも出来ていない・・・

と自分自身を責める発言が続きました。

 

「実は、カウンセラーが書いた本などたくさん
読んで、私は自分を責める傾向が強いと
わかっているんですよね。

 

だから、毎日、ポジティブ日記というのを
つけているんです。

 

でも、最近は、心の中のもう一人の自分が
もっと頑張りなさい!って言っている。」

 

Aさんは、Bさんが問題なのではなく、
自分の問題として受け止めているのですね。

 

でも、出来ない自分を責め続けているのです。

 

これは辛いですよね。

 

私も30代のころ、頑張りすぎてしまうことが
よくありました。

 

そして、体調を崩して寝込んでしまうことも。

 

頑張っていない自分を自分が認められない・・
だから、風邪をひくまでひたすら頑張る
という感じだったので、Aさんのお気持ちも
わかります。

 

今日は、ついつい頑張りすぎてしまう、
そして出来ない自分を責めてしまう時、
貴女の気持ちが少しでもラクになる方法を
お伝えしますね。

 

20210927Bそして、自分に少しでも優しく出来る方法を
ぜひ身につけてくださいね。

 

ところで、「心の中のもう一人の自分」の声
を貴女の本心だと思っていませんか。

 

 

Aさんの場合は、
「もっと頑張りなさい!」ってAさんに命令する
心の声のことです。

 

実はこれは、貴女の本心ではありません。
だから、この声に従う必要はないんですよね。

 

本心ではないなら、じゃあ、何なの?って
思いますよね。

 

それは、貴女がこれまで育ってきた、
生活してきた中で身につけた考え方のクセ
なんですよね。

 

だから、心の中の声が
頑張れない自分が悪いんだ
出来ないお前はホント情けない
と自分を攻撃してきたら、
「うるさい!黙って!」と言ってよいのですよ。

 

20210927Aそして、「大丈夫だよ、安心して。」
「頑張っているよ」と自分に優しく声をかけてあげましょう。

 

Aさんは、両親から厳しく育てられたことも
あり、特にお母さんから、
「頑張りなさい。」
「出来ない子どもに育てたつもりはない。」
と言われ続けていたのですね。

 

だから、いまでも、まるでお母さんら言いそうな言葉が
自分の心の中に湧いて出てきてしまうのです。

 

そしていつまでたっても自己肯定感が低いままなのです。

 

せっかくポジティブ日記をつけていても、
その声にかき消されてしまうのですね。

 

だから、Aさんのように、常に
自分に自信が持てない
出来ない自分を責めてしまう
という方は、一度、徹底的に自分の考え方のクセ
に向き合うと良いのです。

 

でも、これはなかなか一人では難しいし、
クセをなおすには、時間もエネルギーも必要
なんですよね。

 

でも、いったん自分の考え方のクセに気づいて
それを自分で修正できるようになると
毎日がとてもラクになります。

 

この自分の考え方のクセをとことん見直すこと、
そして自分をポジティブに捉えること、
自己肯定感をあげること
をカウンセラーとのやり取りやワークを通じて行います。

 

自分への理解を深めることで、
出来ない自分を責めることなく、
あるがままの今の貴女を認めることが出来るように
なるのです。

 

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、
実際の内容とは異なった形で書いております。
何卒ご了承ください。>

 

まとめ
自分を苦しめる考え方のクセは変えられる!

 

この記事は以前メルマガで書いたものを一部、
加筆修正したものです。

 

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