第224話:ネガティブな性格を改善したいなら、これ。心習慣のお勧め
カウンセリングでは、「自分のネガティブな性格を変えたい」という相談をお受けすることがよくあります。
物事をすべて悲観的に受け取ってしまう。
一度、ネガティブなことを考え出すとグルグルまわってしまう。
ネガティブ思考の自分をまたさらに自分で攻めてしまい辛い。
などの理由で、どうにかして、ご自分のネガティブな性格を改善したいと強く願っていらっしゃるのですね。
そのような時、「こうしてみたらどうですか?」などとアドバイスをすることは基本的にはありませんが、ネガティブな方は、アドバイスにも耳を傾ける余裕がなくなっている場合も多く、他人からのアドバイスは全否定、「やっぱり、無理なんですよね。」とますます落ち込んでしまうという方さえいらっしゃいます。
性格は変わるのでしょうか?
これもよくある質問なのですが、私は「変わる」と思っています。私自身が、若いころは相当ネガティブな性格で、心配性でしたが、今は違います。ポジティブ100%とは申しませんが、良い意味でいい加減に、ご機嫌よく過ごせています。
性格が変わるためには、本人が「変わろう!変えよう!」と意志を持つ必要があります。そのため、他人の性格は変えられないのですね。
とはいっても、性格を変えるには、いろいろと大変でもあります。時間もかかります。なので、私が「ネガティブな性格を変えたい!」
と言われる方にお伝えしていることがあります。
「性格を変えるのではなく、まずは習慣を変えませんか?」ということ。
どういうことかと言いますと、日常生活の中で、これまであまりやってこなかった新しい習慣を取り入れるということです。
例えば、
出来なかったことではなく、出来たことをみつけて自分を褒める
夜、寝る前に「一日の良かったこと」を思い出してみる
一日のうち、出来るだけご機嫌でいられるような工夫をする
などです。
ご機嫌でいられる工夫というのも、大げさなものではありません。好きな音楽を聴くとか、動画を観るとか、あるいはお気に入りの
ピアスを身に着けるとか、少しでも気分がアガルことをして、笑顔になるということです。
どうしても工夫が思いつかない場合は、一日の中で、誰かに感謝をしましょう。感謝をしてそれを伝えると、相手から笑顔がかえってくることが多いですよね。
その笑顔で、ご自分の心も温まりますよね。また、感謝をし続けていると、こちらの気分もほっこりとしてきます。まさに、ほんの少しですが、ご機嫌でいられるようになるのです。
このように、習慣を取り入れるのです。それを新習慣ならぬ心・習慣と呼んでおりますが、少しずつでも良いので、ぜひ取り入れてみてください。
何でもネガティブに考えてしまうクセが、少しずつでもポジティブに考えられるようになります。100対0だったのが、90対10になれば、それは大きな変化ですよね。そんな風に、「性格を変える」と意気込むことなく、出来る範囲で出来ることから始めてみましょう。
まとめ
ネガティブな性格を変えるために、まずは心習慣を身に着けよう
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