第207話: ストレスに上手に対処する方法とは? お勧めの方法
自分関係®カウンセラー(臨床心理士)の髙橋雅美です。
私たちは日々、生活している中で様々なストレスを感じています。ストレスと感じないこともあるかもしれません。が、あまりストレスを感じない方でも体に症状が出ることもあります。
頭が痛い、胃がムカムカする、眠れない・・・などなど。
ですが、ストレスに強い人というのは、本当はストレスに敏感な人でもあります。自分の心や体にいつも以上の負荷がかかっていることを感じ取り、それに早めに対処することが出来るからです。
そのストレス対処法のことを、ストレスコーピングと言います。そして、そのストレスコーピングは多いほど良いと言われています。
数が多いだけではなく、様々な種類のコーピングを持つことが大切なんですね。
例えば、体を動かすコーピング。運動をする、散歩をするなど。そして静かに出来るコーピング。本を読む、映画をみるとか。
仲間とワイワイ楽しく出来るコーピングも大切。カラオケに行くとか、飲みに行くなど。ひとりで気ままに出来るコーピングは、アロマを焚く、部屋の片づけをするなどなど。
さて、あなたのストレスコーピングは何ですか?どのくらいの数のコーピングを持っているでしょうか。一度、書き出してみることをお勧めします。
というのも、本当にストレスを感じている時というのは、視野が狭くなり、心にも余裕が少なくなるため、自分のストレスコーコーピングを上手く思い出せないこともあるからなんですね。そのためにも、書き出してみましょう。
そして、ストレスにもっと上手に対処できるようになるコツをお伝えしますね。
手を抜くというコーピング
ストレスコーピングの中に「苦手なことの手を抜く」ことも入れるということです。例えば、家事でお掃除が苦手だとしたら、ストレスを感じている時のお掃除は少し手を抜く、頑張りすぎないということです。
それ以外にも、「やるのが億劫だなあ」と感じた時は、迷わず先延ばししましょう。余計ストレスになるからです。真面目は人ほど、手を抜いたり、先延ばしすることに抵抗するのですが、ストレス対処が上手になるコツは頑張らないということです。
ストレスコーピングを時々見直す
自分のストレスコーピングを書き出しておきましょうとお伝えしました。その書き出したコーピング内容を時々見直して、必要であれば書き直してほしいのです。
というのも、以前、あなたにとってコーピングだったことが、毎回同じように対処法として効果があるとは言えないからです。以前は興味があったのだけど、今はさほどでもないということもあり得るからです。
一方で、最近始めたヨガはコーピングになっている、という場合もあります。その場合は、ヨガをあなたのコーピング一覧表に追加する必要があるのです。
このようにストレスコーピングは時々見直し、書き直ししてアップデートしていって欲しいのです。それがより上手にストレスへ対処できるようになる方法なのです。
まとめ
ストレスコーピングをたくさん持ち、時々アップデートすること
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