イライラさせる部下がいる人は必読!心を静める考え方3つ

第198話:イライラさせる同僚や部下がいる人、必読!心を静める考え方3つ

 

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)の髙橋雅美です。

 

職場には気に合う人ばかりが集まっているわけではないので、苦手な人、つき合いづらい人がいるのは仕方ありません。でも仕事で関わることが求められると、コミュニケーションがうまく取れずに誤解されたりと、なんとか上手くやっていきたいと思いますよね。

 

特にあなたがリーダー職である場合、同僚や、指導しなければならない部下に苦手な人がいる場合、様々な葛藤を抱えることになってしまいます。特に、なんとか上手くやりたいと思っている人ほど、消耗していってしまいます。

 

苦手なだけではなく、言動にイライラさせられるというのであればなおさらです。そんな時、自分の心を静める考え方を3つご紹介します。

 

どんな言動にイライラするのかを書き出してみる

自分自身の心と対話してみる

苦手な人、イライラさせられる人と割り切ってつきあう

まとめ

 

どんな言動にイライラするのかを書き出してみる

どんな言動にイライラするのかを書き出してみる

まず、あなたは相手のどんな言動にイライラするのでしょうか。なんとなく合わないから、などと曖昧にするのではなく、しっかりと考えてみましょう。

 

なんとなく自信がないしゃべり方をする。

逆に自分はいつも正しいという価値観で行動する。

などと、具体的に書き出してみませんか。つまり、イライラの正体をはっきりさせるということです。

 

ここで、「ああ、やっぱり私には合わない。だから割り切って関わろう。」と思えれば、仕事上に支障が出なければその態度を貫いて良いと思います。

 

自分自身の心と対話してみる

自分自身の心と対話してみる

Rさんは、部下のK子さんの、甘ったれた言動が許せず、いつもイライラしていました。K子さんは、幼少時からお友達に上手に甘えることができる性格。自分で頑張るのではなく、すぐに人に助けを求めるタイプ。頑張ろうしようとしていないことが、Rさんがイライラしてしまう原因でした。

 

実はRさんは、ここで、どうして頑張れない人にこれほどイライラするのだろうと自分の心に向き合って考えてみたのですね。そこで思い当たったのが、Rさん自身が厳しい両親に育てられたため、甘えるということを自分自身に許していなかったということ。

 

K子さんのように、いつでもどこでもすぐに人に頼ることは出来ませんが、Rさんも、何でも一人で抱え込まずに時には人に手伝ってもらおうと自分の態度を変えることにしたのです。K子さんへの気持ちは変わりありませんが、Rさんは自分にとって、ひとつ良い気づきがあったということです。時には「K子さんのおかげ」と感じることも出来るようになったそうです。

 

苦手な人、イライラさせられる人と割り切ってつきあう

苦手な人、イライラさせられる人と割り切ってつきあう

それでもやはり、簡単に苦手意識やイライラが収まるわけではありませんね。そうであれば、「それでいいんだ。」で割り切るのもひとつです。

 

苦手だからといって、不公平に扱ってはいけませんが、苦手意識をなくそう、なくそうと身構えてしまうこともあなたには相当なストレスになっているはず。だったら、「仕方ないよね。」と考えてよいのです。

 

ただ、相手に対して、イライラした言動を取りそうになった場合は、深呼吸をする、冷静になるためにその場を離れるなど、自身の感情コントロールはしっかりと行いましょう。

 

まとめ
苦手な人やイライラさせる人を無理に好きになる必要はない。でもその人はあなたの鏡。自分自身をより深く理解する「気づき」を与えてくれることもある。

 

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