人と比べて落ち込む。心が元気でない時、立て直す3つのステップ

第194話:人と比べて落ち込む。心が元気でない時、立て直す3つのステップ

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)の髙橋雅美です。

元気がない時、ふと、人と比べて自分が少し惨めに感じることはありませんか。今、SNSなどで、だれでも発信できるようになり、その内容がとても充実しているように見え、自分と比べてしまう。

久しぶりに同窓会に行ったら、旅行に美容に資格試験合格と、行動的な生活について聞かされた。学生時代はほとんど差がなかったのに まわりの同期生の生活がなんだか眩しく感じてしまい、少し落ち込んでしまう。

 

幸せのモノサシがぶれてしまうと、まわりの言動に影響されて、元気がない、疲れているような時ほど、自分の日常がくすんで見えてしまうことはよくあることです。自信を失い、他人が羨ましく感じてしまうとき、心を立て直す3つのステップについてお知らせしますね。

 

ファーストステップ:ほんの少しストレッチしてみる

この場合のストレッチとは、身体を伸ばすストレッチではありません。これまで出来なかったこと、続けられなかったことなどを思い出し、ほんの少し頑張ってみることで出来るようになる目標を設定し、それを実行してみることです。ほんの少しの頑張りというところが重要で、すごく頑張る必要はないということ。でも、以前は出来なかったことが出来たという体験をすることが重要なのです。そして、出来た~、良かった~という感情を味わってください。どんな小さなことでも良いのです。小さな成功体験を作りって欲しいのです。

 

セカンドステップ:早くやってみる、継続してみる

出来るようになったことを、少しでも早い時間で出来るようにする。継続して出来るようにする。など、またストレッチする目標を立てます。ここで肝心なのは、新しい目標を立てる必要はないということ。ファーストステップで出来るようになったことを、もっと上手に、得意になるということが大切なのです。成功のコツはあまり無理をしないことですね。人様に話すことが目的ではないので、地味なこと、些細なことで 0 Kなんです。

 

サードステッブ:人に教えられるくらいの経験を積む

3つめのステップは、これまでと違い、少し時間や経験が必要になります。というのも、あなたが頑張ってきたこと、出来るようなったこと、そのためにやってきた努力や工夫を、人に教えられる、アドバイスできるようにするということだからです。自分で出来るようになることと、人が出来るようにアドバイスすることは全く違いますよね。だから、自分が出来たことを、出来ない人に、やってみたい人に、こうすれば出来るよと教えてあげて欲しいのです。

 

ここまで何か1つのことが出来るようになるまでには、集中して取り組むことが必要だったりします。そのため、あなたはすでに初心者ではないはず。人に教えられるレベルというのは、かなりの経験者と言えるでしよう。もうここまで来たら、人様のことなど、あまり気にならなくなっているのではないでしようか。ある程度の自信も備わっているに違いありません。

 

何か小さいけれど、あなたが出来るようになりたいことを1つ選んで、この3つのステップを踏みながら、自信回復していってくださいね。

 

まとめ
自信回復のためには、小さな成功体験を積み重ねること!

 

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