第193話:頑張り屋の貴女に必要な「エネルギーコントロール」とは?
自分関係®カウンセラー(臨床心理士)の髙橋雅美です。
仕事とプライベートの両立。まだまだ女性に大きな負担がのしかかってしまうという現実が続いています。頑張り屋さんの場合は、どちらも手を抜けません。それどころか、100%出来ない自分を「これじゃダメ」「もっと頑張らないと・・・」と自らを追い詰めてしまう人もいらっしゃいます。
確かに、人生において、「ここが頑張り時!」という時期はあります。でも、頑張れる人は、上手にコントロールしていることがあります。それが、エネルギーをコントロールすること。今回は、頑張るために貴女に必要な、「エネルギーを上手にマネジメントする」3つのRについてお伝えします。
1. 休息(Rest)
まず、何かをやり遂げるために求められるのは、やり続けようとする強い意志です。頑張るぞ!という時に燃料となるものが必要ですよね。そして、集中力。長時間に取り組んだからといってうまく行くものではありません。
つまり、必要なのはメリハリです。頑張る時には、同時に休息(Rest)も必要なのです。シンプルに言うと、体を休めるということ。短時間でも集中して休む、例えばお昼寝などもおすすめです。
逆にやってはいけないのが、なんとなくダラダラと過ごすこと。ダラダラしながら、心では「やらなければならないこと」に気持ちが向いてしまっていては、残るのは罪悪感です。あえて、今日一日、ダラダラしよう!と決めて存分にダラダラしてくださいね。
2. リラクセーション(Relaxation)
体を休めたとしても頭が休んでいるとは限りません。気になることがあると、ずっと頭の中でグルグルと考えてしまうこともありますよね。ですが、考えないようにしようとすればするほど、その考えから逃れられなくなります。
では、どうすればよいのでしょう?頭で別のことを考えるようにする、頭をカラッポにするということです。それがリラクセーション(2つ目のR)です。お勧めは簡単な瞑想ですが、深呼吸でも良いので、10~20回ほど呼吸に意識を向けて、ゆっくりと深呼吸をしてみましょう。
この時の深呼吸はまず吐くことから。ゆっくりと息を吐きながら、体の力も同時に抜くのです。そして、鼻からすーっと息を吸い込みます。吐くことに倍の時間をかけてゆっくりと行ってみてくださいね。
3. 娯楽(Recreation)
そして、3つ目が楽しむことです。といっても、貴女が普段、本気で取り組んでいる趣味やスポーツなどではなく、1日のうちに簡単に出来ることで「心が喜ぶようなこと」がお勧めです。趣味やスポーツをやり始めてしまうと、これまた集中してかなりのエネルギーを消耗します。気持ち良い消耗なので良いのですが、やらなければならないことがある時は、エネルギーは温存しておきたいですよね。
だから、軽めの娯楽が良いのです。心が喜ぶようなことなので、好きな音楽を聴く、以前録画していた大好きなドラマを観るなどなど、時間が区切られていると「今日はここまで」と決めることも楽ですよね。
さて、エネルギーのコントロールは上手に出来そうでしょうか。集中して頑張らなければならないことがある時ほど、この3つのRが大事だということを忘れないで下さいね。
まとめ
「頑張り時」に力を出すには、3つのRでエネルギー管理をしっかりと!
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