自分関係®カウンセラー(臨床心理士)の髙橋雅美です。
最近、カウンセリンングなどお悩み相談を受ける時に感じていることがあります。
全ての方がそうだとは言えないのですが、自分で問題を解決しようとしていない人がいるということ。自分は被害者であり、こんなに困っている、嫌な思いをしていると語られるのですが、それは、相手が悪いと言っているようなもの。
こんなに困っているから現状を変えたいとは思っているのだけれど、どうしたらよいかわからない、そもそも自分は被害者だと言わんばかりで、相手や出来事など、自分がちっとも幸せじゃないのは自分以外の誰かさんのせいであったり、出来事のせいであったりと、主張が続くのです。
とは言っても、まずは目の前にいる困っている方の話に耳を傾けるのがカウンセリングですから、お話を伺うのですが、その中で、「この方は、ご自分の人生をご自分で背負うことが出来ていないのだな。」と感じることがあります。
確かに困っているのですが、その解決のためのアドバイスをカウンセラーから教えてもらいたい、専門家ならばきちんとした回答を与えるのが当たり前でしょうという態度なのですね。
自分のこととして引き受けられていないとでもいうのでしょうか。
まるで他人事。悪いのも自分ではない誰かのせい、そして解決のための適切なアドバイスをするのも自分ではないカウンセラーがやるべき。
まるで、他人に自分の人生を丸投げしているよう。
そこで、現状を変えたいとお考えならば、まず、自分で何かできることをしているのか、実際にどんなことをしているのか?と伺ってみると、なんと、だんまりしてしまって言葉が続きません。
自分の人生を他人に任せてしまっている人は、「どうしたらよいでしょうか?」と聞くことで思考停止に陥っています。そして「答えを得ること」で自分で考えて行動しようともしないのです。
本当に何かを変えたい、今起きていることを変えたいと思っているのならば、まずは自分で考えて行動してみることです。それが自分の人生を引き受けるということ。
まるでネット検索するかのように、自分の悩み事を検索ワードに入れてエンターキーを押したところで、それはあなたにとっても答えではありません。
もがきながらも自分で考え、行動していくこと。それがあなたの成長や魅力につながるのです。
あなたはご自分の人生を他人に任せてしまっていませんよね?
まとめ
思考停止で人に丸投げでは、成長も魅力も得ることはできない
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