第152話:カウンセリングへの誤解!アドバイスが欲しいのに!

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

先日、あるカウンセラー仲間と話をしていた時のことです。その方はメールによる相談を受けているのですが、最近、相談者の方の考え方が変わってきていると感じているのだそう。

「えっ?考え方って??」と思わず聞き返した私。
「今はね、ネットで検索するとすぐに欲しい答えが得られるからかもしれないのだけど、返信すると、自分はアドバイスが欲しかったのにもらえなかった、とか、自分の望んでいる答えではないと言われることがとても多いんだよね。」と言うのです。

これを聞いていて、「カウンセリングに対する大いなる誤解」として、よくありがちなことだ!と思いました。そうなんです。よくありがちなのです。

世間一般のカウンセリングへの誤解はたくさんあるのですが、アドバイスがもらえるところと思っている人が多いことに驚きます。でもそれは、正しい情報が発信されていないからでもありますよね。

なので、このブログでも過去に何度かお伝えしているので繰り返しになってしまうのですが、再度、きちんとお伝えしたいと思います。

カウンセリングの場面で、カウンセラーがクライエントさんの悩みに対して、「はい、これが答えですよ。」というアドバイスを行うということは、ほぼありません。

というか、お金を払ってまで真剣に解決したい悩みに対して、「はい、この通りにやってみてください」などと、いくら専門家であっても簡単には出せないのです。

いえ、専門家だからこそかもしれません。そんな簡単にわかったふりをして、答えを出すなんて傲慢すぎる!と多くのカウンセラーは思っているはずなのです。それに、カウンセラーに100%答えを求めるなんで、自分の人生を他人に丸投げしているのも同じです。

では、何をするところなのか。悩みについて、クライエントさんが安心してじっくりと向き合い、内省できる時間と空間を持ってもらうお手伝いをするのです。

もちろん、解決方法を一緒に考える場所でもありますが、一方的に答えを差し出すところではありません。

そう考えると、カウンセリングに向いている人というのは、自分の問題、課題、悩みを解決するために、人や出来事のせいにするのではなく、自分の心の中をみつめる力のある方、解決に向けて真剣に向き合うことが出来る方なのです。

でもこれって、言葉にするのは簡単なのですが、いざ、自分ひとりでやろうとすると、しんどいというのも事実。だから、解決を先延ばししたり、まわりの人や出来事のせいにしたり、見て見ぬふりをしてしまったりするのです。

それでも日常生活がなんとか出来ているのならば、今、あえて問題に向き合う必要はないかもしれません。ですが、なんらかの生き辛さ、日々に支障を抱えている方、それを自分ごととして真剣に解決したいと思っている方にこそ、カウンセリングはお勧めです。

さて、あなたはいかがですか?

しんどいかもしれないけど、悩みを先延ばしせずに解決したい!そのために自分をじっくりみつめたい!という方は、ぜひカウンセリングにお越しください。お待ちしております。

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まとめ
お悩み解決には、真剣に向き合い、自分の心を見つめる力が必要!

まず、自分でやってみたい!と思われた方は、こちらのメールセミナーへご登録くださいね。

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