第123話:苦手な相手や嫌な出来ごとから、少しでもラクになる方法

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

先日のブログでも、ネガティブ思考を辞めるために出来ること、と
いう内容で発信いたしました。ネガティブをできるだけポジティブ
に変える練習をする必要があるとお伝えしました。

今日は、以前カウンセリングを受けた方とのやりとりで、印象に
残っていることをお伝えしますね。その方は、長い間、ネガティブ
思考で苦しんでいました。

毎日、朝起きてからずっと「ネガティブ」なことを考え続けてしま
っていました。仮にLさんとしましょう。Lさんはそのことで、
自分を責めてもいました。「こんな自分ではいけない」という風に。

Lさんの課題は、できるだけポジティブな考え方の練習をすること。
そのためには、ネガティブな考えが浮かんだら、それをとにかく
ポジティブに塗り替えるということをやってもらいました。

まるでオセロゲームの黒いコマを、白にひっくり返して言うという
イメージです。ネガティブな考えが出てきたら、オセロの黒いコマ
を思い出してもらいました。

そして次に、それを白にひっくり返すために、ひたすら「ポジティ
ブな考え方」を考えてもらったのです。すると、Lさんの心の中に
オセロのコマをひっくり返していくというイメージが出来上がり
ました。

最初は黒一色だった心の中のオセロ盤がすこしずつですが、
白にひっくり返るようになってきました。そうなればしめたもので
す。だんだん上達もしていきます。

しだいに白が増えていくという体験を通じて、Lさんには自信も芽
生えていったといいます。

こういった練習は、日常で何か好ましくない出来ごとに出くわした
時にも、その出来ごとに必要以上に心を揺さぶらされることなく、
フラットな状態でいられるようになります。

健康的に、好ましくない出来ごとから心の距離を置ける様になって
いきます。ですが、どちらにしても練習が必要なんですね。だから
最初からうまく出来なくても心配ありません。

ひたすら実践、練習することで力がついていくからです。
苦手な相手の「良いところ」を探していくというもの同じですね。
黒い部分ではなく、白く光っている部分に目を向ける練習です。

ネガティブな考えを辞めたい!
苦手な相手との関係を少しでも良くしたい!
嫌なことを上手にスルーできるようになりたい!

そんなアナタは、ぜひ日々実践してみてくださいね。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
「良い面」を見る練習をしつづけると気持ちがラクになる

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