第236話: コロナ共存時代に考える、貴女にふさわしい人間関係とは
自分関係®カウンセラー(臨床心理士 / 公認心理師)の高橋雅美です。
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言下で、私たちはこれまで経験したことのない生活を体験しました。宣言解除後もコロナと共存していく中で新しい生活様式「ニューノーマル」が求められています。
このような変化は、誰にとってもストレスに違いありません。もちろん、そのストレスを受ける大小は個人差がありますが、そもそも安定を好むといわれる私たち人間にとっては、あらゆる変化はストレスになるものです。
ストレス下であぶり出される「その人の本性」
このようなストレス下で、多くの方が「人間の本性」があぶり出されたと感じているというのは、日々のニュースなどを見ているとよくわかります。
例えば、
社員のことを全く考えていない経営者の本音。
在宅で一緒にいる時間が増えたことによりより一層強く感じる配偶者の冷たさ、雑さ。
あるいは、
辛いときには、必ずこまめに連絡をくれる高校時代の同級生。
これまでは大して仲も良くなかった同僚からの励まし・・・
これまでは、「この人は○○という人」・・・と思っていたのが、意外にもガッカリだったり、想像以上に有難かったりと、この緊急時におけるその人の本性というのか、人間性というのを感じているのではないかと思います。
新しい人間関係は、「一緒に居て心地よい」ことが必須
つまり、ニューノーマルの生活の中において、私たちの「人間関係」も、今後、大きく変わっていくということではないでしょうか。
もっと仲良くしたいと感じる人
もうこれ以上無理と感じる人
どちらにせよ、これからの生活の中で、「人間関係の見直し」をすることになるのではないかと思います。
これは、貴女が今度、どんな人生を生きていきたいのかを考える上でもとても重要です。新型コロナウィルス感染症により、私たちの生活が激変したように、これからの人生でも幾度か、このような「変化」に直面するでしょう。
その時、どんな人に囲まれていたいのか、どんな人と一緒に仕事をしていたいのか、どんな人と共に人生を歩んでいきたいのか。
これを機にしっかりと考えてみてください。それに伴い、きっと貴女は、これまでの「人間関係」を一度整理することになると思います。
残念ながら距離が離れる方もいることでしょう。これは貴女にとっても相手にとっても良いことなのです。もっと「一緒に居て心地よい」という自分の感情や感覚を信頼して、新しい人間関係を作っていきましょう。
支えになるコミュニティの力
といっても、全ての人間関係を新しくアップデートするのではありません。外出自粛生活の中で、オンライン飲み会などを楽しんだ方も大勢いらっしゃることと思います。
学生時代の友人と久しぶりにオンラインで再会したという方もいたのではないでしょうか。
この「仲間」というのは、ストレスフルな状況において、私たち一人ひとりにとって欠かせないのです。貴女は普段、どんなコミュニティに身を置いていますか。
同級生・・・
趣味の仲間・・・・
会社の同僚・・・・
家族以外の「大切な仲間」とつながっているということは、貴女の心を励ましてくれる大切なエネルギー補給源なのです。
これからは、貴女自身が、自分の所属するコミュニティの中でどんな役割を果たしていくのか。
貴女の人生をもっと豊かにするためにも、支え合いのコミュニティを作ること、その中で自分なりの役割を果たすこと。
今だからこそ、しっかりと考えてみることを強くお勧めします。
まとめ
心地良いことが必須の新しい人間関係と支え合いのコミュニティを作る
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