理想と現実のギャップに悩んだら。理想に近づくステップ3つ

第204話:理想と現実のギャップに悩んだら。理想に近づくステップ3つ

 

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)の髙橋雅美です。

 

理想と現実のギャップに悩み、落ち込んだり、イライラしてしまうことありますよね。

 

実は私自身も最近、そのギャップにイラっとしてしまったのです。誰が悪いのでもなく、ただ自分自身の心との折り合い方なのですが、期待していたことが得られずに、とてもがっかりしてしまいました。

 

それだけではなく、相手が悪いのではないかなどというネガティブでお門違いの感情がムクムクと湧いて出てきてしまいました。そうなると、イライラして余計に苦しくなってしまうのです。

 

さて、今日は、そんな状態から気持ちを切り替え、抜け出すためのステップ3つについてお伝えしますね。

 

理想の状態を表す形容詞を1つ選ぶ
期待していたということは、何かを得たいと望んでいたということです。もしそれが得られたのであれば、その状態を表すのにふさわしい「形容詞」な何でしょうか。

 

得られなかったことが得られたと仮定するのですから、ちょっと無理~と感じるかもしれませんが、ここはあえて思いっきり単純に考えてみて欲しいのです。

 

「わくわく」「格好いい」「エレガント」「セレブな」・・・
そして、その形容詞にあてはまるような言動をするのです。すでに理想の状態が叶ったかのような言動をしてみるのです。

 

理想を実現している人を知る
次に、あなたの理想の状態をすでに実現している人がいないかどうか調べてみましょう。考えてみましょう。そのような人がいたら、実際にどんな行動をしているのか、どんな言動をしているのかもチェックしてみてください。

 

可能ならば、実際に会ってみるのはお勧めです。また、その方が本を書いているのであれば読んでみるのです。そして、その考え方、取り組み方、言動を実際に真似してみるのです。

 

どれだけ近づけたか、振り返ってみる
に、手に入らなかったことに焦点をあてて、イライラしたり惨めに感じるのではなく、持っていること、出来ていることを見つけることです。

 

ステップ2でお伝えしたように、理想を実現している人が見つかったのであれば、その方にどれだけ近づくことが出来たのか、近づくためにどんなことをやってみたのか、それを振り返ってください。

 

理想とのギャップに落ち込んだり、イライラするときは、必ずといってよいほど、そのギャップにばかり注意が向かっています。そうではなく、今は理想の状態ではなくとも、それが実現した時の気持ちを先取りするのです。

 

あなたの視点も変わり、また前向きに取り組むことが出来るようになりますよ。

 

まとめ
理想の状態の「気持ち」を先取りして味わってみる

 

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