第176話:反論、指摘する時のキモは言い方伝え方にある。Yes, butではなく・・

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)の高橋雅美です。

相手に反論する時はまず、相手の話に「そうだね」と言って一度受け取ってから、「でもね・・・」と続ける、つまりYes, butという形で話をするのが良いというのはよく聞きますよね。

指摘する時も、「この点は良くできているよね」と良いところを見つけてほめてから、「でも、ここを改良したらもっとよくなるよね。」と続けると相手も受け取りやすい。これもYes,butですね。

今日は、Yes, butではなく、あえてYes, so・・・と続けてみましょう、とお伝えしたいと思います。

これは会社員として働いていた当時、私も経験したことですが、ある日上司に呼ばれ、「高橋さん、今度、○○という仕事をあなたにお願いしたいと思っています。」と言うのです。

私とってその仕事は新しい分野の仕事で、実のところあまり興味が持てない仕事でした。というのも、その時私が手掛けていた別のプロジェクトは、社内では私が立ち上げから関わっていた仕事で、本来ならば、そちらに全力投球したかったからです。

ですが、社内の事情もあり、また、私のキャリアという視点からも新しい仕事を任せるという判断をしたのでしょう。そんな時、「はい、わかりました。」と受け取って、「ですが・・・」とYes, butで続けてしまうと、どうしても否定しているというニュアンスが大きくなってしまいます。

ですから、「はい、わかりました。」の次は、「なので、新しい仕事にチャレンジしながら、今、自分が関わっているこれまでのプロジェクトにも力を入れていこうと思います。」と伝えるのです。

私の場合も、新しい仕事を受け入れることも伝えていますが、これまでのプロジェクトも力を入れていきますよという本心も伝えています。

そして実際のところ、私はプロジェクトにこれまで通り精一杯関わりました。新しい仕事の方はというと、試行錯誤しながらもこなしていきました。

その時のシチュエーションによっては、Yes, so・・・で伝えるのが、無理な場合もあるでしょう。それでも、あえてbutは使わない。次回、使ってみませんか?

実は今回のような、Yes, so・・・という伝え方、話し方に限らず、上司や先輩への相談をしなければならないとう場面で、本当に多くの方が、言われた方はどう感じるかを考えずに、感情的に話をしているということに驚かされます。

まあ、私自身も当事者だったころは、あまり考えていなかったかもしれませんが、相談ではなく、交渉という側面があるのであれば尚更、相手がどう感じるのか、どう受け取るのかを考えて、どんな音場で話すべきかを検討すべきだと今は思っています。

その点については、また別の機会にブログでも取り上げていきますね。

まとめ
反論や指摘をする時は、あえてYes, so・・・で伝えてみる!

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