自分関係®カウンセラー(臨床心理士)ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。
人間関係を円滑にするコツは、ズバリ、まわりから好かれること。といっても、ご機嫌を伺ったり、顔色を見たり、媚びを売るということではありません。
どちらかというと「信頼される」という言葉の方が正確かもしれませんね。そのためには、相手との豊かなコミュニケーションが必要です。
その際のコミュニケーションの秘訣は、褒め言葉を使うということではないでしょうか。といっても、普段、褒めることをしていないと、言葉が出てい来ない、どうやって褒めたらよいのかわからない、という方もいると思います。
そんな方は、相手の持ち物などで、新しいもの、珍しいものを褒めることから始めてみましょう。それらはお金をかけている場合もあるので、褒められた方はちょっと良い気分になるもの。そこから会話が発展するかもしれません。
「素敵な靴ですね。お似合いですね。」
他にも、相手の手元は案外と目にはいっているものです。持っているペンだったり、手入れが行き届いたネイルだったり。でも心の中で何か感じていても、あまり言葉にはしないもの。そんな時、思い切って伝えてみましょう。
次は、相手の行いや特徴をほめてみましょう。
「きれいな字を書きますね。」
「いつも元気に挨拶されますよね。」
これは褒める内容もそうですが、相手のことを見ていますよ、気づいていますよ、関心を持っていますよというサインにもなります。
そして、あなた自身が心から思ったことを褒めてみましょう。それにはタイミングが重要です。そう思ったら、その時にすかさず褒めるということが大切。
「今日のプレゼン資料はわかりやすく出来ていたね。」
プレゼン資料を受け取った時、プレゼンが終わった時など、タイミングを逃さないことがコツです。
さらに、「他の人があなたのことを○○と褒めていたよ」という褒め方も。「部長が、最近のあなたは、よく後輩の面倒を見ていると褒めていたよ。」という感じです。
褒めるためには、よく観察して関心を持っている必要があります。ですが、それが習慣になると、褒め言葉も上手に出てくるようになります。
他人を褒めることが上手になってきたら、ぜひ自分を褒めるということもやってみてください。寝る前に今日一日を振り返って、自分が頑張ったこと、良く出来たことを3つあげてみるのです。
これは寝る前に行うことで、一日をポジティブな感情で終わることにもなるので、気分よく眠りにつくことができます。
日々褒め言葉を使うことで、人間関係、そして自分関係がグッと良くなります。今日からぜひ意識してやってみてくださいね。
まとめ
日々、相手や自分を褒めるという習慣を持とう!
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