会社を辞めたい!と思った時、まず最初にやること1つ

会社を辞めるのは最後

ハッピーハートコンシャス代表カウンセラー/臨床心理士 / 公認心理師の高橋雅美です。

「会社を辞めようと思うんです」様々な理由でこの言葉を口にする方の相談を日々お受けしています。

すでに体調や精神状態が不安定になっている方もいます。

理由は本当に様々です。営業職で成績が芳しくない、そのため上司から日々叱責を受けている。あるいは転職したものの環境の変化についていくのがしんどい。以前、会社勤めをしていた自分も同じように悩んでいたので、気持ちがわかります。

ですが、まずお伝えすることは、会社を辞めるのは最後の手段ですということ!!特に心身が不調の時、そのような大きな決断をすること事態がさらなるストレスになります。だから最後の決断なのです~

BlogCといって、不調のまま仕事を続けることも燃え尽き症候群に陥る危険が大ですので、まずは休養することが大切になってきます。会社を辞めるためにも最優先は体調を良くすることです。このことはぜひ覚えておいてくださいね!

この順番を間違ってしまうと、その後の就活にも影響が出てきます。会社を辞めて次の職場で活躍するためにもまずは心身の健康を取り戻すことからはじめましょう。

一方で、体調不良はないけど、「このままこの仕事を続けていていいのか迷っている」「ここで自分が本当にやりたいこと、やり残したことにチャレンジしたい」という方もいます。

このモヤモヤタイプの方は、一度冷静になって、自分のこれまでのキャリアを振り返ってみるとよいでしょう。

この振り返りをせずに、とにかくエージェントに登録して転職活動を始めてしまう方がとても多いのですね。

これでは途中で迷うこともあるでしょうし、迷いは見抜かれてしまいますよ!

だから、必ずキャリアの振り返りをしましょう。

いわゆる「キャリアの棚卸し」ですね。

「キャリアの棚卸し」の方法は次の3ステップで。

BlogAまず、最初のステップは、これまで経験した業務、職種、職位や、それぞれの仕事から得られたスキル、能力、経験や成果などを書きだすことです。業務に関連が有る無しに関わらず、資格も書きだしましょう。
ここで大切なことは、プレゼンテーションスキル、コミュニケーションスキル、新しい環境へ馴染みやすいなどの、自分の強みも書き出すことです。

あるいは、情報収集力や、それをパワーポイントにまとめる力なども良いでしょう。

次のステップは、自分だけで行うとキャリアの過小評価をしてしまうことが良くあります。だから、どなたか信頼のおける仲間に、書き出したものをを見て質問してもらうといいですね。

こんなこと業務上できて当たり前だと思っていたことが、経験のない人にとっては、「すごいこと」だったりします。他者からどんなことが、どう評価されたか実感してください。

最後のステップは、仕事上であなたが「やりがいを感じた」「楽しいと感じた」など感情面で印象に残っていることを思い出すことです。

BlogB「○○と言われて嬉しかった」という体験はないでしょうか。気持ちが動いた体験というのが、スキルより重要な時もあります。本当にあなたがやりたいことや得意なことにつながっていることもあります。

どうでしょうか?

キャリアの棚卸しをしてみて、書き出してみて、自分のやってきたことを客観的に眺めてみましょう。

その上で、もしまだ今の職場でやれそうなことがあれば、今からチャレンジするのもひとつの選択肢です。それを職場で経験してから転職しても良いでしょう。

あるいは、本当に自分のやりたいことや得意なことが見えてきた場合、副業として出来ることはないでしょうか?もし転職するなら、現時点で手に入れておきたいスキルはないでしょうか?

そんな感じで「したたかに」「戦略的に」動くのですよ~

私が心理専門職にキャリアを180度変えた時代に比べ、今は副業も容認されている職場もあれば起業や独立へのハードルも低くなっているのです。

人生100年時代、40代の貴女が、これからの人生、どんなキャリアを作っていくのか、を心から応援しています。

今、真剣に「キャリアの棚おろし」をして将来のキャリアについてじっくり考えたい方、転職活動を前にこれまでを振り返りたい方、ぜひお試し相談を申し込みくださいね。

まとめ
転職するのは最後の手段。まずはキャリアの棚卸しから始めよう!

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