「自信がない」と感じるココロの背景を見つめてみませんか?

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

私のところには、仕事で自信がなくなったという方からの
ご相談はとても多いです。ミスばかり続いてしまったとか、
上司や顧客からひどく注意されたとか理由は様々です。

一度「自信がない」と思ってしまうと、それが脳内に
インプットされるようですね。その後、上手く対応できた
ことであっても「たまたま出来た」などと考えてしまうようです。

また、上司や顧客からの叱責がきっかけという方も多いです。
そんな方はミスしてしまったことに加え、叱責されたという
ことで、さらに自信喪失状態になってしまうのです。

どちらにしても、「どうせ私はできない」とか、「やっぱり
無理なんだ」「私はいつも○○って言われているから」と、
ネガティブスイッチが入ってしまうのですね。

話を伺っていると、そのように決めつけてしまうから、さらに
失敗してしまうのだろうなと感じます。つまりココロが願った
通りに、「失敗」や「ミス」という形で現実になってしまうのです。

さらにやっかいなのが、叱責する側から、マインドコントロール
されているのではないか?と疑ってしまうほど、相手に言われっ
ぱなしという方。

ミスしたことを棚に上げて反撃せよ!とは言いませんが、何かに
ミスしてしまったこと イコール あなたが全くダメだというわけ
ではありません。そのスイッチをオフにするのは自分なのです。

最近はクレームや、指導という名のもとで、あなたの自信を喪失させ
るようなタイプも実際にいるので要注意です。「どうせ」「やっぱり」
「いつも」などという言葉が多い方はまずそのことに気づきましょう。
ミスしたことは事実であっても、スイッチが入らなければ、
「では、ミスした原因はなんだろう?」「次にミスしないように
するにはどうしたらいいのだろう?」と建設的に考えればよいのです。

スイッチをオフにして、考え方、捉え方を変える。その結果、
行動を変える。これは認知行動療法とも言われています。必要以上に
落ち込んだり、ネガティブ思考を変えるための訓練の1つです。

「自信がない」と感じた時、ネガティブスイッチが入っていないか
気づく習慣を持ちましょう。また、誰か特定の相手から「自信喪失」
にされているのであれば、積極的に距離を置きましょう。

 今日の一言メッセージ
「自信がない」と感じた時こそ、ネガティブスイッチをオフにしよう

 

 

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