日々、私たちはさまざまな感情とともに暮らしています。
不安や苛立ち、焦りといった感情は、特別なものではありません。むしろ、多くの人が日常的に抱く、ごく自然な心の反応です。
ただし、そうした感情に振り回され続けると、心も体も疲れてしまいます。そんな時に役立つのが、「感情マネジメント」です。
これは、感情を無理に押し殺したり、感じないようにするのではなく、うまく受け止めて自分の心を守る力のこと。
感情ラベリング
たとえば、職場で理不尽な言葉を投げかけられたとき。怒りや悔しさが湧くのは自然なことですが、感情のままに言い返すと、あとで後悔することもありますよね。
そんな時、「今、自分は納得できない気持ちを怒りとして感じているんだな」と言葉にしてみると、不思議とその感情から一歩引いて、冷静に対応できるようになります。
これは「感情ラベリング」と呼ばれる方法です。
感情の再評価
また、ネガティブな感情を「再評価」する方法も有効です。
たとえば、「うまく話せなかった自分はダメだ」と責める代わりに、「緊張する中でも自分なりに頑張った」と捉え直すことで、必要以上に自信を失わずに済みます。
大切なのは、どんな感情も否定しないこと。
感じたことをそのまま認めたうえで、どう扱うかを選ぶことが、ストレスとうまく付き合う第一歩です。
しかもこの力は、生まれつきの性格ではなく、日々の中で練習することで少しずつ育てていくことが出来るのです。
たとえば、帰宅後に今日の感情を振り返る。
強い感情が湧いたときに、少し時間をおいてから行動する。
そんな小さな習慣の積み重ねが、やがて大きな変化につながるのです。
実は私も夜寝る前にたった10分程度、自分の「今日一日の感情」を振り返り、ネガティブな感情は心の中に残さないようにしています。
感情に押し流されそうになったときは、自分を責めるのではなく、「この気持ちはどこから来ているんだろう」と立ち止まってみてください。
その一瞬の意識が、あなたの心の持ちようを大きく変えてくれるはずです。
「感情は、ちゃんとあなたの味方になれる」のです。
まとめ
自分の感情を否定せず受け止めよう


