悩みを手放す!外在化で心を軽くする簡単なステップ

悩みは外在化して手放そう

私は企業と契約して、そこで働く方々の電話やメールのカウンセリングをすることがあります。

その経験から感じることは、「心がズドーンと落ち込む前に、気持ちを吐き出したい、気持ちの整理がしたい」と相談できる方は回復が早いということ。

心のメンテナンスが上手に出来ている方だなと思うのです。

なぜなら、落ち込みが長く続き、心身に不調が出る前に自ら行動できているからです。

さて、あなたは落ち込む前に行動できていますか。

電話やメールを通じて相談される方は、悩みを話したり、書いたりするなど言語化することで、自分の心から悩みを手放そうとしているからです。

頭の中でぐるぐると考えすぎてしまっていること、モヤモヤとしてなんとなく気分が落ち着かないことをきちんと言葉にすることで、心の外に出すという作業のことです。「外在化」とも言います。

カウンセラーに話したり、書いたりすることで、「相手にわかってもらおうと、頭の中を整理しながら言語化する」ことになります。

相手がいない場合、自分と対話する時も同じです。

相手がいない分、遠慮したり羞恥心を感じることなく、素直な気持ちを思ったままに書き出すことを通じて本当の気持ちに気づくこともできるのです。

自分の心をざわつかせることに対して、
・それがいつから起こっているのか

・何がきっかけなのか

・今、自分が感じているのはどんな感情なのか

・どうやったら、自分の気持ちが少しでもラクになるのか

そんなことを振り返りながら、相手に伝ようと工夫したり、自問自答する中で、悩みを「客観視」することにもなります。

極端に言えば、悩みが解決しなくとも、自分がなぜ悩んでいるのか、何にモヤモヤしているのかがわかっただけで、「すっきりしました~」と言って元気になられるかたもたくさんいらっしゃいます。

自分の「心」と「悩み」の間に距離が出来るからです。

自分の感情を上手にコントロールし、少しでも早く悩み解決のために行動したいのならば、以下の3つのステップを順にやってみてください。

ステップ1

悩みを外在化するために何をするかを決める(カウンセラーに電話相談する、相談はしないが自分で書き出してみるなど)

ステップ2

自分の悩みを言語化してみる

ステップ3

悩みを客観視できるようになったら、少しでもラクになることは何かを考え行動してみる

いかがでしょうか。

あまりハードルが高い内容ではないと思います。

出来るだけ自分の心や頭の中に詰め込まないで、早い段階で悩みを外在化しましょう。

そして、悩み解決のために、自分で出来ることがあれば「悩みが生じる原因をなくす」ために行動しましょう。

自分が出来ることが限られている場合は、その「悩み」に振り回されないように、気晴らしをしたり、気分転換のための行動をしましょう。

まとめ

悩みは外在化して手放そう

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