自分の気分や心の波(動き)について把握していますか。
例えば、どんな出来事があると不安になるとか、1年のうちある時期にはモチベーションが上がらないとか。
あるいは逆に、新年を迎えると、気分がリセットされ、新しいことを始めることが多い・・・
そんな自分の気分や心の動きのことです。
ここでは、自分の気分や心の動きを把握することを「自分の心のトリセツづくり」と呼ぶことにしますね。
私は、毎年、「自分の心のトリセツ」を書いています。だいたい、昨年と同じような内容になるのですが、お気に入りのロールバーンのノートに書きだしているのですね。
なぜなら、「自分の心のトリセツ」を知っておくと、気分の落ち込みや不安を少しでも回避したり軽減することが出来るからです。
逆に、どんなきっかけがあると、自分の心のやる気スイッチが入るのかをわかっているので、急にやる気になったとしても、慌てたり、戸惑ったりすることは少なくなります。
私自身、自覚していることはいくつかあるので、今日は少しご紹介したいと思います。
・夏場、暑い時はとにかく「やる気があがらない」。
・ネットや本で、「面白そう!」と思う情報があると、すぐにいろいろ調べて新しいことをやってみたくなる
・昔の同級生と会うと、楽しい反面、過去のことが思い出されて、気持ちがネガティブに揺れ動くことがある
こんな感じです。
夏場は、暑いからだけが原因ではなくて、春に頑張りすぎて、その疲れがドッと出てきやすいみたいです。
だから、夏は比較的のんびり、余裕をもって生活するようにしています。仕事もあまり入れない工夫をしています。
新しいことを始めるのも、意外と計画性がなく、思いつきが多いです。そのため、長続きできないことも多く、それが理由で自己嫌悪にならないようにしています。
同窓会に参加すると、当時のことが思い出されて、すごく心が揺れ動くのですね。
楽しいのですが、その後、普段の落ち着きを取り戻すのに、少し時間が必要だったりします。
さて、「こんな時に疲れやすい」とか「これは苦手」と思うことはありますか。
出来るだけ自分の心に大きな負荷をかけないため、そして落ち込むことがあっても、事前に準備ができることもあるので、一度、「自分の心のトリセツ」をつくることをお勧めしたいです。
つくり方は簡単。
ノートや日記、スマホなど何でも良いので、メモしていきましょう。
書き出す項目も最初はシンプルにまとめるのが良いと思います。
例えば、
自分の好きなこと、得意なことは何か。
苦手なことは何か。
気分を安定させるためにどんな対処法があるか
この3つぐらいから始めてみてはどうでしょうか。
「自分の心のトリセツ」をつくると、自分のことが以前に比べよくわかるようになります。
また、今の自分の心に何が起きているのかヒントを得られるようになります。
書き出すことで、落ち込んだ時いつでも見返すことで、落ち込みや不安に早めに対処できるようにもなります。
心の浮き沈みがあることは普通のこと。また、人により、苦手なことや時期のストレスの出方や対処法も様々です。
だからこそ、自分だけの「自分の心のトリセツづくり」、ぜひやってみてくださいね。
まとめ
トリセツづくりで心の波と上手に付き合い、毎日をもっと快適に!