職場によっては10月が異動の時期という方もいらっしゃると思います。そんな方は、最近、大きな環境の変化があったではないでしょうか。
あるいはご自分は変わらずとも、家族の環境が変わったという方もいるかもしれませんね。
今日は、そんな環境の変化が引き起こすストレスについてお伝えしていきますね。
私たちは、「変化」にストレスを感じると言われています。良い変化も同じです。
たとえば、結婚した、引っ越しした、昇進したなどの良い変化であってもです。
「これまでと違う」ことに慣れるまでには時間も必要です。「慣れ」るまでが、ストレスになるのですね。
特に「変化」に対して、なかなか切り替えが出来ない方や、慣れるまでの時間が必要な方には、この時期、「私はストレスを受けている」と自覚して過ごしてほしいです。
では、あなたにストレスがかかると、どんな変化が起こるのかを知っていますか?
イライラすることが増える
気分が落ち込んでしまう
やる気が出ない
不安が大きくなる
はい、そうですね。ネガティブな気分や感情になることが増えてきます。
ですが、それだけではないのです。
ストレスは、体にも表れるし、行動にも変化をもたらすのです。
例えば、
胃が痛くなる
片頭痛がする
肩こりがひどい
眠りが浅くなっている
などは、体の変化ですね。
胃が痛くなれば、胃に問題があると思い、内科に行きますよね。ところが、胃腸の不調を伝えて診断してもらっても、何も悪いところはありませんなどと言われてしまうことがあります。
そんな時はストレスが原因かもしれません。
また、行動にストレスの影響が出る方もいらっしゃいます。
部屋の片づけが出来なくなった
仕事のうっかりミスが増えた
暴飲暴食が続いている
ゲームや買い物に使う時間が増えている
などがそうですね。
ストレスを感じている時は、気持ちだけではなく、体と行動にも影響があるということをしっかり覚えてくださいね。
そして、普段から、ストレスを感じた時に、自分は「気持ち」と「体」と「行動」のどこに影響が出やすいかなということを知っておいて欲しいのです。
なぜなら、自分でどこに最もストレスが出やすいかを知っておくと、早めにストレスに対して対処が出来るからですね。
例えば、「自分は体に不調が出やすい」と知っていれば、「最近、食欲がない。頭痛も続いている。」という変化があった場合、「これはストレスが原因かもしれない。」と気づけるからです。
なんらかの不調のサインが、「ストレスを感じていますよ!注意してくださいね。」と教えてくれているんだとわかるからです。
ちなみに私の場合は、「胃腸の不調」と「生活リズムの乱れ」「部屋の片づけが出来なくなる」などがストレスを感じているサインだとわかっています。
仕事のミスが続いたり、くよくよと悩むことが増えてくると、真面目な人ほど、「私はダメだ」、「自分はメンタルが弱い」と自分へのダメ出しや自責をしてしまうものです。
ですが、それは、「ストレスを感じていますよ!」というあなたへのサインかもしれないのです。
これまでストレスを感じた時を思い出し、その時のご自分の状態を振り返ってみてください。
「気持ち」、「体」「行動」のどこに一番ストレスの影響が出るのか、思い出せたでしょうか。
思い出したことを、メモして忘れないでおいてくださいね!そして、ちょっとした自分の変化に気がついたら、放っておかずにストレス発散や、休養をするなどして対処してくださいね。
まとめ
良いことでも「変化」はストレス。自分のストレスがどこに出やすいかを知っておこう!