これからやってくる年末や季節の変わり目など、何かと忙しい時は疲れも溜まりやすいですよね。
特に、いつまでにこれをしなければならない!という期限付きのものも多く、十分にリラックスができないこともあると思います。
リラックスや気分転換ができなかったり、忙しくて体が疲れてくると、今後はイライラが溜まってくる・・・・
明らかにストレスの原因となる大きな出来事があったわけではないのに、ちょっとずつちょっとずつ、疲れやイライラが溜まっていませんか。
私は心に余裕がなくなると、甘いものを食べまくったり、部屋の整理整頓ができなくなるという症状が出てきます(苦笑)。
今日は時間も心の余裕もない時に出来る簡単リラックス法についてご紹介しますね。
それは深呼吸です。
深呼吸は、腹式呼吸で行いましょう。
息を吐いたり吸ったりした時に、お腹がふくらんだり、凹んだりするのが腹式呼吸です。
肺呼吸にならないように注意してやってみましょうね。
深呼吸のやり方ですが、まず息は吐くことから始めます。
口から8秒くらいかけてゆっくりと口から息を吐いていきます。息を吐きながらお腹をへこませていきましょう。
深呼吸をする時、息を吸うことではなく、吐くことから始めるのがお勧めです。
イライラしたりせかせかしている時に、一度、手や動作を止めて、ため息をつくように、「ふーっ」と息を大きく吐き出しましょう。
息を吐ききったら、次に吐いた時の半分の時間、4秒程度で鼻から息を吸っていきます。
息を吐ききると、さすがに呼吸が苦しくなるので、息が自然と入りやすくなります。
息を吸いながら、お腹に空気を入れてふくらましていきます。このような深呼吸を10~20回程度続けてみましょう。
さらに効果を高めたい場合は、息を吸うときに、高原の新鮮な空気を吸うイメージをするのも良いですよ。
実際にアロマや香水などの自分の好きな香りを嗅ぎながらやることもおすすめです。
イライラや不安を感じている時は呼吸が浅くなりがちです。
そんな時こそ、いったんやっていることを辞めて、呼吸を深くすることに集中してください。しだいに気持ちも落ち着いてきます。
実は多くの方が、ストレス解消にはある程度のまとまった時間が必要と感じているのですが、そんなことはありません。
呼吸法なら、一日何回でもスキマ時間にでも出来ちゃいます。上達すると、朝起きてすぐのベッドの中とか、移動中の電車の中でも素早く出来るようになります。
ストレス解消は質より量が大切な時もあります。
時間がない!
余裕がない!
ときこそ、簡単リラックス法の深呼吸が効果を発揮します。
深呼吸を続けていると、しだいに呼吸が落ち着いて、体の緊張がほどけてきます。
と同時に、「やらなくちゃ!」と焦って頑張ろうとしていたことも、「大丈夫、ちゃんと出来る」と考え方も柔軟になってくるのです。
なんとなく疲れているけど、忙しくて休む時間がとれない、心の余裕もないと感じる時こそ、深呼吸をやってみてくださいね。
まとめ
簡単リラックスには深呼吸を。息を吐くことから始めよう。