自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。
最近、相談を受けた方です。彼女は、人間関係で問題を抱えて
いて、なんとか解決したいと考えていました。それも早く解決
したいとやや焦りモードでした。
ですが、こういう時はこちらも同じように焦ってはなりません。
なので、どんなことが起こって、どんなように困っているのか
彼女の話を聴いていきました。
それでも最後は、「どうしたらよいでしょうか?アドバイスして
欲しい。」と迫ってきます。カウンセリングでは、一般的には
簡単にアドバイスはしません。
彼女の困った状況に耳を傾け共感しながらも、こんな考えも
ありますよね?と伝えてみました。すると、それは彼女が
望んでいた答えではなかったのでしょう。
「それって○○っていうことですか?いえ、それは出来ない。
無理だと思う。」と返してきます。自分が思いもつかない新しい
考え方に触れ、それを受け取れなかったのでしょう。
これまでの辛い状況でココロが固くなってしまっていたのかも
しれません。でも頑なに拒否して、相手にはもっと要求して
しまう・・・自分を変えたくないけど、如何にかして欲しい。
そんなココロの固さが、そもそも今回の人間関係のトラブルの
原因かな?とも感じます。ココロが固いと衝突することが多く
なるのです。次回は固くなったココロのほぐし方についてです。
今日の一言メッセージ
人間関係の軋轢をなくすには柔軟なココロが必要です。