怒りの上手な伝え方。相手を責めて追いつめてしまいがちなあなたへ。

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

前回は、相手への怒りを自分の中で溜めずに成仏させましょう!
とお伝えしました。今回は、相手への怒りを上手に伝える方法
について考えていきましょう。

まず、質問です。なぜ、あなたは相手に怒りを伝えようと思うの
でしょうか?ただ単にイライラや怒りをぶつけたいだけ・・では
ないですよね。相手に変わって欲しいからですよね。

そして、これまでとは違った行動をとってもらいたいからですね。
こういう結果を望んでいるから伝える、とわかっていることは
とても重要です。言い方が変わってくるからです。

つまり、「どうしてあなたは?○○なの?」と、問い詰めたり、
責めるような言い方では、あなたが望む結果、つまり、「相手に
行動を変えてもらう」ことは得られないからです。

責められている、問い詰められ追いつめられていると感じた相手
のココロは、「自己防衛」のモードに切り替わります。あなたが
全うなことを言っていたとしても、関係ありません。

「自己防衛」スイッチが入ったココロは、あなたに反論してきます。
あるいは無視したり、大したことではないようにふるまったり、
とにかく、あなたが困って、怒っている問題に向き合えないのです。

相手へ怒りを伝えようと決めたら、まず伝える側がココロを落ち着け、
「責める」モードではなく、相手に行動を変えてもらうための
「お願い」モードで伝えるのです。「お願い」モードの詳細は次回。

今日の一言メッセージ
相手から何を得たいのか?を考えてから、怒りを伝えよう。

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