いつも我慢するのは自分だけ。相手への怒りはきちんと成仏させよう。

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

先日ご相談を受けた方は、先輩の同僚に対して怒りを溜めこんで
いました。先輩は、仕事に対するやる気がないばかりか、仕事量
が多くなると、まわりに振り分け責任回避するのだそうです。

本来ならば先輩がするべき仕事をせず、さらにグループとして
仕事量を管理することをしなければならないのに、全く機能
していないのだとか。

相談者の方は、それでも与えられた仕事をきちんとこなし、
先輩の分まで引き受けて仕事を全うしていたのだそうです。
ですが、そんな自分だけの頑張りにもそろそろ限界が・・・。

先輩に意見を言ってみたものの、相手を責めるような言い方に
なってしまい、先輩は聞く耳持たずで、イライラを溜めている
自分にも嫌気がさしてきたのだといいます。

自分がこれだけ我慢しているのに・・・という思いが、相手が
変わらないことで余計イライラ、怒りを感じてしまうのですね。
そんな時は、怒りを成仏させましょう。

相手が目の前にいると思って、その相手をイスに座らせ、自分の
怒り、思いを言葉に出して表現します。面と向かって言えない言葉
も遠慮せずに吐き出すのです。気持ちが収まるまで。

気持ちが収まったら、「有難うございます。」と両手を合わせて、
怒りを成仏させるのがワタシ流です。皆さんもやってみませんか?
面と向かって伝えるコツは次回、ご紹介しますね。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
怒りを溜めこまずに、きちんと「成仏」させよう。

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