暑い日が続いています。
また、再度のコロナの感染拡大も気になるところですね。
2020年のコロナ渦から、働き方がだいぶ変りましたよね。
テレワークが普及し、在宅勤務にもだいぶ慣れてきた、あるいはダレてきた?方も多いと思います。
そんな中、Bさんは、たまに出勤することがあると、仕事をたんまりと任されてしまい、困っていました。
Bさん曰く、Bさんの同僚のご家族が医療従事者で、このコロナで仕事が増えたのだそう。
そんな家族のケアもあり、Bさんの同僚はほとんどが在宅勤務。
そのため、出社して確認することや、打ち合わせで新しく決まったことなどがほぼBさんに任されてしまうという状況が続いていたのですね。
あまりの忙しさにBさんはやる気がおきない、何も楽しめない・・・と悩んでいました。
カウンセリングでも、
疲れている・・・
時間がない・・・
という言葉が多く、いつものBさんとは別人のようでした。
心身共に疲れている・・・そんな状態だったのです。
Bさんは、とても前向きな方で、カウンセリングを受けるのも、「職場で自分の能力を発揮してキャリアをつけたい。自信を持ちたい!」という理由だったのですね。
だから、今回、忙しいことにいっさいの愚痴を言うこともなく、「どうやったら、やる気が出るのか」、「楽しまなくちゃいけない!」という気持ちが強く、「私はどうしたらよいのでしょう?」と、グイグイ前のめりにたずねていらっしゃいました。
真面目で能力がある方って、自分の限界に気が付くことが苦手だったりします。
すでに心も体も悲鳴を上げているのに、まだ「もっと、もっと・・」と頑張り続けてしまうのですね。
実はこれは、Bさんの自己肯定感の低さに問題があるのです。
Bさんは、頑張っている自分しか認められないということ。
弱音を吐いたり、やる気がなくダラダラ過ごしたり、疲れて頭が回らなくなりボーっとしてしまう状態を許せなかったのです。
頑張れない自分に、Bさん自身が「もっと頑張れ」、「もっと頑張らなくちゃいけないよ」とダメ出しと叱咤激励を続けていたのですね。
Bさんに必要なのは、まずは、ゆっくりと休むこと。
やる気が起きない、楽しめないのであれば、やる気を持とうとしないこと、楽しもうとしないことなんですね。
もちろんカウンセリングでもBさんに伝えましたが、最初は、「わかっているけど、出来ないんです。」と心の抵抗が続きました。
そこで繰り返し繰り返しお伝えしたのが、BさんがBさん自身の良さや頑張っていることを認められる方法についてです。
これは「行動」を伴うものなので、Bさんには毎回、記録を取ってもらいました。
今日1日、自分の頑張ったことを見つけて、自分で労うということをです。
それから、Bさんの自己肯定感が低くなった原因らしきものを一緒に振り返っていきました。
Bさんが過去に親や教師から言われてきた言葉。
それらを丁寧に振り返りながらBさんの心を少し深掘りしていったのです。
その間、Bさんの心が乱れることも何度もありましたが、最近、やっとBさんは自分の頑張りを認められるようになってきました。
そして、何もせずにボーっとしているBさん自身を少しずつ許せるようになってきたのですね。
ハッピーハートコンシャスでは、自己肯定感を少しでも高めるための「習慣行動」についてカウンセリングでお伝えしています。
1人で出来るようカウンセリングで一緒に練習しています。
頑張りすぎて疲れている方頑張れない自分を責めている方、もしよろしければ、体験カウンセリングを受けてみてくださいね。
<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>
まとめ
頑張らなくても大丈夫!そう思える貴女が素敵