第137話:ストレスを出来るだけその日のうちに解消すべき理由

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

ストレスの原因になるものをストレッサーと言います。これは人だ
ったり、出来事だったり、物だったり様々です。私たちのカラダは、
ストレスがかかると脳の視床下部に刺激が伝わります。

その視床下部は、自律神経をコントロールしているセンターのよう
なところです。そのため、ストレスがかかると自律神経がアンバラ
ンスになってしまうのです。

自律神経というのは、心臓を動かしたり、汗をかいたり、自分では
コントロールできない自動的に動く神経のことで、交感神経と副交
感神経の2つがあります。交感神経とは、緊張や興奮状態など活動
する時の神経です。

一方、副交感神経とは、平常時や心身ともにリラックスをしている
ときに働く神経です。この自律神経がアンバランスになると、カラ
ダにどんな影響があるのでしょうか?

自律神経失調症など、不眠、頭痛、イライラ、食欲不振、集中力低
下、便秘などの症状が出てきます。また、免疫力が落ちると言われ
ています。つまり、自律神経がアンバランスになることで、様々な
病気を引き起こすということです。

自律神経のバランスを整えるには、規則正しい生活、特に食事や睡
眠は重要です。また、適度な運動も大切です。そして、ストレスを
受けた時にそのままにせずにストレス解消法を行うことです。

つまり、ストレス解消してリラックスすることは、自律神経のアン
バランスが原因の様々な疾患を予防することでもあるのですね。

責任ある仕事につき充実した日々を送っている方の長時間労働は、
疲労を招き睡眠に影響が出ます。睡眠が少なくなると、翌日の仕事
にも支障が出ます。そうなると、悪循環のスパイラルに陥ってしま
います。

なので、ストレスを受けたらその日のうちに解消法を行うこと。翌
日に持ち越してはいけないのです。

心身ともに健康で自分の能力を最大限に発揮するためにも、ココロ
のメンテナンス、つまりリラックスが必要なのです。

まとめ
心身の健康のためには、ストレス解消で心のメンテナンスが必要!

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