第99話:ストレスチェックで「高ストレス」判定が出てしまったら

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

つい先日のことですが、パソコンで集中して仕事をしていたせいか
右手が腱鞘炎なのか腫れてしまったことがあります。その前から
少し痛みがあり、なんとなく気になっていたのですが・・・

電車の中でもスマホを触っていたり、見ていたりと、普段も手や目
を酷使しているなあ~と思いました。もう習慣化して当たり前のよ
うにカラダを酷使しているけど、疲労しているのですよね。

そんな基本的なことに気づいた出来事だったのですが、それ以来、
出来るだけ自分のカラダのサインに耳を澄ませようと気を付けてい
ます。

カラダのサインって、実はストレスを受けた時も出てくるものな
のですね。肩凝りや頭痛、胃痛など、忙しさにかまけて見逃してし
てしまうことってありませんか?

ストレス反応とは、落ち込みやイライラ、不安などの気持ちにのみ
だけ出てくるものではありません。カラダに症状が出ることもあり
ますし、睡眠の質が落ちてくることなどもあるんですね。

集中力がなくなる、ミスが多くなるなどの行動面に出てくる場合も
あります。自分のカラダや行動に何らかの変化が表れているにも
関わらず、意識していないとあまり気づけないのです。

昨年12月より50人以上の会社では、ストレスチェックが義務化さ
れました。受検した方で「高ストレス」と判定されたものの、自
分はそれほどストレスを感じていないと話される方がいます。

ですが、よくよく話を聞いていくと、仕事だけではなくプライベー
トでも様々な負荷がかかっている方もいれば、相当なストレス反応
が出ている方もいらっしゃいます。

大切なことなので繰り返しますね。ストレス反応は、気分の落ち込
みや、イライラ、不安などの気持ちにだけ現れるものではありませ
ん。カラダや行動にも現れるのです。

忙しい時だからこそ、日々、ご自分のカラダの状態や行動の変化な
どに、少しでも早く気づくことが大切なのです。そのためにお勧め
は、毎朝5分の簡単な瞑想です。

瞑想については、またの機会にじっくりお伝えいたしますね。

まとめ
カラダや行動の変化に早めに気づく習慣を持とう!

 

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