自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。
前回は、キャリアの棚卸しの簡単な方法についてお伝え
しましたが、今回はキャリアチェンジをしたい方が
「働き方を変える」方法について一緒に考えてみましょう。
私は昔からカウンセラーになりたいとは思っていたわけでは
ありません。それが、自分が自律神経失調症と診断され、
自分でカウンセリングを受けてみようと思ったのです。
そこではじめて「臨床心理士」の存在を知り、自分のココロが
穏やかになり救われたという経験から、自分と同じように
悩む人を支援したいと思うようになったのです。
それから私は、会社員を続けながら心理学の勉強をはじめ、
大学院に通い卒業しました。外資系でしたので、社内でも
社長の交代含め、その間、様々な環境の変化がありました。
それ以降、心理カウンセラーとして将来独立することを
最優先に考えるようにしたのです。ですが、夢で終わらせ
ないための準備が必要ですよね。
コツコツと勉強を続けることはもちろん、毎週土曜日は
ある都内の私設カウンセリング研究所で勉強し、実際に
カウンセリングもさせていただいていました。
毎週土曜日も9~17時まで研究所で学び実践するという
生活を10年続けました。二足のわらじですが、どちらも
手を抜けないという日々でした。
臨床心理士の資格を取得してからは、独立するために
いわゆる「起業」についての勉強を始めました。経済的
に困らないには今から何をどうすべきかも考えました。
大学院時代、民間企業から心理カウンセラーに転身すると
いうのはまだ少数派で、当時「新規参入」組と呼ばれて
いたんですね。
その分、戸惑いや失敗も多かったですが、今ではその
「会社員経験があること」が重宝されているというわけ
です。どんな経験にも無駄はない、ということですね。
キャリアチェンジをしたいと思った場合、徐々にワーク
シフトすることはお勧めです。週末だけ活動してみるなど
少しずつ「やりたいこと」を実践してみましょう。
独立しようと真剣に準備を始めてみたら会社の仕事が
面白くなってきたとか、私の故郷で「東日本大震災」が
あり今後の身の振り方をあらためて考えたとか・・・
裏話はいくらでもあります。夢で終わらせない為に、
あなたのやりたいことを仕事にしている人と会ってみる、
話してみるなど今、出来ることから行動してくださいね。
今日の一言メッセージ
キャリアチェンジの準備としてワークシフトからやってみよう。