納得できない仕事でも輝こう。あなたがすべき心構えと対処法

できるだけWin-winになれるよう長期的な視点で自身のキャリアを見つめ直してみよう。

仕事を任されたことに納得がいかないことはありませんか?

なぜ自分が選ばれたんだろう?と疑問に感じ、不安だけが大きくなることありますよね。

上司からも応援の声かけがなければ、子育てとの両立で毎日時間に追われているのに、私に依頼しないでよ!と怒りが湧いてくるかもしれません。

Hさんもそんな一人でした。

当時30代後半。もともと営業でキャリアを積んでこられた方なのですが、現場ではなく内勤スタッフの仕事に変更になったのだとか。

そのため、手当が減ってしまい、手取りも少なくなることへも不満ももっていました。

特に会社と上司に対しては、怒りに近い強い感情を感じていたんですね。

その理由は、内勤スタッフになり、全社で進めているあるプロジェクトの担当窓口に抜擢されたからです。

Hさんはこの仕事を望んでいなかったし、さらにいうと、業務量が増えるのに対して、会社や上司からHさんが抜擢した明確な理由が知らされていなかったからです。

特に、上司は、Hさんの質問に対し、「自分もなぜ君が担当者になったのかはよくわからないのだよ。とにかく頑張って欲しい。」とだけ言い、Hさんはまるで丸投げされた気持ちになっていたのです。

さて、このブログを読んでくださっているあなたなら、少しでも気持ちを楽にするために、どう気持ちや考え方を変えますか。

あるいは、営業で採用してくれる会社に転職を考えますか。

Hさんはどちらにせよ、自分の気持ちをいったん整理したいと言われました。

そのためHさんの置かれている状況をよくうかがっていくと・・・

このプロジェクトは会社の将来がかかっているような大きなプロジェクトの1つであること

Hさんは2年くらいこのプロジェクトの専任となりそうなこと

このプロジェクトには社内の大勢の方が関わっていくこと
などがわかってきました。

そこで二人で考えたのが、今回の経験がHさんのキャリアにどう活かされていくのかということです。

例えば、
プロジェクトメンバーとしての実績やリーダーシップ経験を得る
社内の人脈が広がる
プロジェクトの立ち上げから完成までのプロセスを経験することが出来る
リーダーシップを学ぶことができ、営業に戻った時に活かすことができる
などですね。

2年後の自分の姿を少しイメージできたんでしょう。Hさんの声が明るくなってきました。

このように未来の自分像をイメージすることで、メリットがありありと実感できることがあります。

内勤スタッフとしてプロジェクトを遂行でき、さらに営業経験もあれば、社内はもちろん、他社でも高い評価が得られるかもしれません。

ましてやHさんは2年後も40代になる直前という年齢です。転職はそのころに考えても決して遅くはないですよね。

会社から抜擢されたのは間違いなくHさんの評価が高いからなのです。

ですが、もし、自分の今後のキャリアについて不安になったり、見通しが見えない時は、少し先の未来を思い描き、自分が欲しい知識やスキルを得られるように頑張ってみることです。

長期的な視点、俯瞰的な視点でメリットやデメリットを洗い出してみることもお勧めです。

今後、自分がどのような心持ちで何が必要なのかが少し明確になるからです。

上司にはまだまだ不満が残っているHさんですが、このプロジェクトを引き受け、前向きに頑張ってみるというマインドを得ることが出来たようです。

ご自分のキャリアの棚卸しや、今後の方向性に不安があり一度整理したいとお考えならば、お試し相談もご検討くださいね。申し込みはこちらから。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
できるだけWin-winになれるよう長期的な視点で自身のキャリアを見つめ直してみよう。

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