40代の管理職やリーダー職の方から、部下とのコミュニケーションについて質問を受けることが増えてきました。
相手を理解するために重要なのが、「傾聴」や「共感」。まさにカウンセラーがカウンセリングの中でやっていることですからね。
このブログでは、以前、心理の学会に参加した時に話題になり、とても印象に残っている内容から、読者の皆さんにきっとお役にたつのではないかと思う情報があるのでお伝えしたいと思います。
目の前にいる「相手」を理解しようとする時に重要なのは、話をする時に、相手が好きそうな言葉を使うということです。
好きそうな言葉というのは少し語弊があるかもしれませんね。安心する言葉、よく使っている馴染みのある言葉というのがよりふさわしいかもしれません。
例えばあなたの部下はキャリアに前向きで積極的なタイプでしょうか?あるいはどちらかというと安定志向でしょうか?会社や仕事に何を求めている方なのでしょうか?
それによって、使う言葉や、言い方を工夫するということです。
キャリアに前向きで積極的な部下には、力強い言葉、ポジティブな言葉を使うと良いでしょう。そして、「期待している」とわかりやすく伝えるのもコツです。
言い方も相手の目をしっかり見ながら、ゆっくりと力を込めて話すのが効果的かもしれないですね。
反対に、安定思考の部下に対しては、「頑張れ」「期待している」などの言葉が重荷になることもあります。
それよりも、「このままの調子で続けていってほしい」、「誠実な仕事ぶりに安心できている」などの言葉がけが響くかもしれません。
常に相手にあわせて自分のコミュニケーションスタイルを変える必要はありません。ですが、最近では、1on1などの定期面談もありますし、評価面談なども1対1で行いますよね。
そのような面談では、特に、相手の心に届く言葉、受け取りやすい言葉をかけること。それが信頼関係をつくることにもなります。
ぜひやってみてくださいね。
他にもコミュニケーションに関するブログを掲載しています。良かったらこちらから読んでみてください!
まとめ
後輩や部下の馴染みのある言葉や、受け取りやすい言葉をつかって会話しよう