苦手な相手と無理して関わり「心の疲れ」をためない3つの方法
ハッピーハートコンシャス代表カウンセラー(臨床心理士 / 公認心理師)の髙橋雅美です。
貴女がどんなに心が広くて、あまり細かいことが気にならないとしても、
なんとなく苦手、どちらかというと好きじゃないと感じる「誰か」が近くにいるのではないでしょうか。
はっきり理由がある場合もあれば、なんとなく合わない、無理・・・と感じる人もいて、本当に私たちの「心」は複雑ですよね。
そんな何となく苦手だなあと感じる相手と貴女はどんなつきあいをしていますか。
もちろん、会わないでいられるならそれに越したことはありませんが、職場の同僚やママ友だったりと、何かと接点がある場合は、いつも避けるわけにもいかず、人の良い方ほど、どう付き合ったらよいのかな?と心を傷めているものです。
実は私にも、「○○さんって良い人なんだけど、なんとなく苦手」と感じる人はいます。それはもう理屈ではないのです。きっと、相手もそう思っているんだろうなあとは感じていますが。
さて、今日は、そんな苦手な相手を無理して付き合うことで、「心の疲れ」を溜めないで!いうメッセージを送ります。そして、「心の疲れ」を溜めない方法を3つお伝えしようと思います。
嫌いで構わない
まず、大前提として、相手のことが「苦手である」、「嫌いかも」という自分の正直な気持ちを認めましょう。決して、無理して好きになろう、仲良くしようと思う必要はないので、そんな思いは即刻辞めましょう。
苦手でも嫌いでも良いのです。それを我慢して、ついつい良い人を演じてしまうから疲れるのです。そして、好きになろうなんて努力するから、余計にそんな気持ちにさせる相手のことが嫌いになるのです。
はい、大前提を認めたでしょうか。
笑顔の挨拶
次にすることは、挨拶。挨拶だけはしっかりとしましょう!ということです。
出来れば笑顔でにっこりと、元気よく。無視したりしてはいけませんよ。
苦手な相手だからこそ、最低限の礼儀はつくしましょう。笑顔は多少の愛想笑いになってもかまいません。
挨拶をした後は、心の中でしっかりと「心の距離」を取りましょう。相手に振り回されないようにするための自己防衛ですね。
その日のうちにストレス解消
最後に、苦手な相手と関わることが多かった日は、その日のうちにきっちりとストレス解消をすることが大切。
美味しいものを食べる、普段より時間をとってリラックスする、大好きな動画を見て思いっきり笑う、信頼している人に打ち明ける・・・なんでも良いのです。溜まったストレスを残さず、デトックスしましょう。
苦しいなら無理しないで
もし、貴女が無理して相手に好かれようとしてしまったり、そもそも苦手な相手なのに常に自分を合わせてまで良い人を演じてしまっているのなら、ちょっと立ち止まることがお勧めです。
そのことに気づいていて、「一生の付き合いではないから」など、ある程度自分の心で割りきれているのであれば良いですが、もし、自分の心の辛さに気づきながらも、相手に合わせることで心が疲弊しているのであれば、このまま頑張り続けることは辞めませんか。
そんな時は、なぜ、好かれようとするのか。
嫌われたくない心理や良い人を演じてしまう心理をじっくりと考えてみてもよいかもしれません。そのためには「自分を知る」ってことが必要ですね。貴女の性格や考え方のクセを一度、振り返ってみると良いと思います。
また、ストレスを上手に解消することは、現代人には必須のスキルです。もっともっと上手にストレスと付き合う方法を学ぶことで少しでも自分をラクにしましょう。
まとめ
苦手な相手との付き合う時、最低限のご機嫌な挨拶を忘れずに!
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