先日、テレビ番組で「ミッドエイジクライシス」(中年期の心の不調)を取り上げていたのを、大変興味深く観ていました。
大きな変化を迎える40代
40代、50代になり、これまでの人生を振り返る時に、後悔したり、不安になったりする。
誰かと世間と比べて、出来ていない自分、持っていない自分に自信をなくしてしまう。
不安や後悔がうずまき、情緒が不安定になる。
これが、ミッドエイジクライシスです。
ユングが40歳を「人生の正午」と呼んだ通り、40代からは人生の後半戦に入っていくわけです。
ハッピーハートコンシャスで、主に40代の方向けにカウンセリングを行っているのも、この時期、大きな「変化」を迎える時期だからです。
乗り越えるための3つのヒント
私は番組を見ながら、ミッドエイジクライシスを上手に乗り切るためにすべきこと3つを考えてみました。
① 物ごとを近視眼的にみるのではなく、俯瞰してみること
目の前の出来事や状況だけをクローズアプして見るのではなく、目線を高くして俯瞰的に自分の人生を振り返って「見てみる」こと。
これまでの人生には、頑張ったことや良かったこと、幸せを感じたことがたくさんあったはずなのです。
自分の過去を否定せず、また他人と比べず、「フラット」な気持ちで振り返ってみると良いもしれません。自分の過去を少しでも肯定的に感じることが出来ると、気分も変わるのではないでしょうか。
② 素の自分に戻り、新しい自分に出会う時期と捉えること
中年期は、第2の思春期とも言われています。子どもが独立し親としての役割が終わったり、職場での役割が変わったりと「変化」の時期ですが、これまで纏っていた「役割」から解放される時期とも言えます。
これを素の自分に戻り、新しい自分に出会うチャンスと捉えれば、何か一歩を踏み出せるかもしれません。
40代はまだまだ体力はある時期です。だからこそ、これまでやろうと思って出来なかったことに挑戦してみる。新しい学びやスポーツなども良いと思います。様々な刺激を受ける中で、ネガティブな感情はしだいに落ち着いてくるはずです。
私の40代はまさに臨床心理士になるために学び直しをしていた時期です。転職を見据えて準備をし始めるのも大丈夫ですよ!
③ 仲間をみつける、自分の居場所をつくること
役割が変わったり、新しい自分に出会うにつれ、人間関係も変わってきます。家庭や職場以外の自分の居場所や、楽しみを見つけてみてはどうでしょうか。
例えばボランティアを通じてコミュニイティに属してみたり、興味のあるセミナーに参加してみるというのも楽しそうですね。
新しい仲間は、不安な気持ちを相談できるかもしれません。あるいは心が解放され、羽を伸ばし、伸び伸びと共に楽しい時間を過ごせる仲間かもしれません。刺激を受けることもあるでしょう。
仲間や先輩と共に乗り越えよう
今、日本では、「40世代の前を、元気に明るく歩いている人生の先輩がたくさんいる」という状況です。きっとあなたの近くにも先輩やお仲間がたくさんいるに違いありません。
そして気の合う仲間と共に、先輩たちからは学び、肩の力を抜いて一歩ずつ無理せず、「危機」を乗り越えていきましょう。乗り越える過程も楽しめると良いですよね!!
今日のまとめ
40代以降は心は軽やかに~を目指しましょう。


