自信がない、専門性がないと40代からのキャリアに悩んだら。

キャリアを客観的に観る

ハッピーハートコンシャス代表カウンセラー/臨床心理士 / 公認心理師の高橋雅美です。

30代後半になり、40才を迎えることが現実的になったEさん。今後のキャリアことが以前にも増して気になってきています。

そして今、現在の仕事を続けるかどうか真剣に悩んでいます。

英語が得意なEさんは、日本企業にお勤めなのですが、海外とのやりとりが頻繁に行われる部署に配属されています。

カウンセリングを始める前に、転職活動をやっていたということでしたが、活動中に、「今の仕事は、あまり興味がないということがわかりました。」と話してくれました。

BlogA面接では、相手の会社から、現在のEさんの仕事内容について詳しく聞かれたのだそうですが、答えれば答えるほど、気持ちが沈んできたのだそうです。

「それで、自分はこの仕事が好きではないんだなと感じました。」と教えてくれました。

「でも、この仕事以外に私には何も自信が持てるものがないんです!」と訴えるEさん。

お給料に不満はないし、仕方なくこの会社で、今の仕事を続けていこうかなと話されます。

ハッピーハートコンシャスのカウンセリングにいらっしゃる方の多くが、Eさんのように、「仕事に自信がない」とか、「自分には何のキャリアも専門性もない・・・」と言うのです。

その度に「本当かな?自分で自分の価値をだいぶ下に見積もっているのではないのかな?」と感じます。

そんな方には、自分が、これまで仕事でやってきたことを客観的に振り返ることをお勧めしています。

といっても、なかなか自分のこととなると出来ないのですね。

なので今日は、「それなら出来そう。」「やってみようかな?」と思える方法1つをお伝えしますね。

まず、自分のこれまでの仕事内容を書き出してみましょう。

どのくらいの期間、どんな仕事をしていたのかを出来るだけ具体的に書き出します。

○○年~○○年 人事
と書き出すのではなく、人事部でどんな仕事をしてきたのか、その時の一番の苦労はなんだったのかそれをどうやって乗り越えたのかを書き出します。

そして書き出したものを少しの間放っておきましょう。

2-3日して、書き出したものを自分のことではなく、お友達のFさんのこととして考えてみるのです。

BlogBそして貴女自身は、目の前にFさんがいて、Fさんのキャリアがいかに優れているのか、どんな点が素晴らしいのかを相手に伝えるという役割があると仮定します。

どうでしょうか。貴女はFさんになんと伝えることが出来ますか。

友達に伝えなければならないとすれば、「長所」や「強み」をしっかり探そうとするはずですよね。

そんな感じで自分のキャリアを客観的に眺めてみましょう。

そこから、貴女自身のキャリアの特徴や強みが見えてくるはずです。

ハッピーハートコンシャスのキャリアコンサルティングでは、この他にも「強みの掛け合わせ」で貴女にあった強みをつくる方法や、自分の強みを明確にして自分ブランドとして言語化する方法などを取り入れています。

少しでも興味がある方は、ぜひお試し相談をお申し込みくださいね。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
仕事に自信をなくしたらキャリアを客観的に見る習慣を持とう!

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