未熟な上司との人間関係に悩んだら。まずすべきはセルフケア

第190話:未熟な上司との人間関係に悩んだら。まずすべきはセルフケア

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)の髙橋雅美です。
「もうやってられない!あの上司、ホントに頭にくる!」
「仕事ができるわけではないのに、なんで威張ってるんだろう。
あれじゃ、誰もついていこうという気持ちになれないはず・・・」

こんな気持ちになったことはありませんか?職場で上司という立場で高圧的な物言いをする方は案外多いのではないかと思います。
というのはそういう相談を受けることが多いからです。

確かに職場では上司に評価されるという上下関係になるのですが、人間として評価されるということではありません。ですが、そんな上司と長い時間過ごすことで自信をなくすということは理解できますね。

上司との人間関係がうまくいかないことで、ストレス反応が出ている方は早めに医療機関に受診することをお勧めしています。カラダとココロはつながっているのでカラダに反応が出るのはある意味正常なことなのです。

それを放っておいて、自分がメンタルダウンするなんてもっての外。そんな相手のために、自分が不調にならないで欲しいのです!(きっぱり断言!!)

もちろん、私自身も会社員時代に「やれやれ、この人はいい年になって、大人になりきれていないのだな。」と思うような方に出会ったこともあります。

というのも、彼らは「強い人」ではありません。本当は自分に自信がなく、相手に強く出て優位に立つことで自分を守っている人たちなのです。

どちらかというと「弱い人」なんですね。上司だけではなく、あなたのまわりの威張り屋さん。本当は自信がない人なんです。それは、ココロの片隅に覚えて置いてくださいね。

そのような未熟な相手に対応するコツについていろいろと考えてみました。

まずは自分の心に鎧をかぶせましょう。本来、それはしんどいことでもあるのですが、相手の攻撃から身を守るという意味で必要であれば、鎧を持つという意味です。

それ以外に毎日上司と顔を合わせなければならないという状況で、意識的にやって欲しいことがあります。それは受けてしまったマイナスの言葉をその日のうちにデトックスすることです。

それには深呼吸というより、息を強めに「ハアーッ!!」と吐くことをお勧めしています。受けてしまった言葉をカラダに蓄積させないために、全てを吐き出すイメージで行うのです。「邪気」を吐き出すのです。

その時、怒りや苦しみから相手を罵るような汚い言葉が口から出てくることもあるでしょう。それでいいのです。遠慮することはありません。本人にぶつけているのではなく言葉や感情とともに吐き出しているのですから。

そして、10回あるいは気が済むまで息を吐き出してデトックスした後に、好きな音楽を聴いたり、アロマを楽しむ。デトックスする前にやるのとでは効果は大違いではないでしょうか。

そのことで上司の態度が変わるということはないかもしれませんが、
少なくともあなたは自分のココロとカラダを大切にケアしているという自信を持つことができますね。

被害者意識を強く持ち続けるのではなく、どうか毎日、その日に受けた「邪気」はその日のうちにデトックスする。習慣にしてくださいね。

それでは今週もハッピーにお過ごしくださいね。

まとめ
受けた邪気はその日のうちにデトックスする習慣を!

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