第151話:否定的な感情を持ち続けると幸せを感じられない理由とは

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

悪いことばかりが起こる時って続きませんか。苦手なことをまかされたり、好きでもない人と関わることになったり、起こること全てが「あ~あ、ついてない」と感じてしまうような時。

また、そんな時に限って、部下がミスをしたり、子どもがいうことを聞かずに無理なことを要求してきたりと、まわりにもイライラしてしまいます。

不平や不満、イライラで心がいっぱいになってしまいますね。そんな時はどうしていますか。なんとか気持ちを変えようとしても、なかなか上手くいきません。

今度は、そんな状況にも腹がたったり、情けなく思ったり。そうこうしているうちに、ふとあなたに声をかけてきた同僚に対して、とてもキツイ態度をしてしまい、今度は自己嫌悪まで感じてしまう。

本当に悪いスパイラルにいるかのよう。特に、現代は情報が過多にも関わらず、すぐに決断をするよう突きつけられることも。イライラや不安を抱えながらの決断はすでに最初から判断基準がおかしくなっていますよね。

だから、嫌な気分でいることをそのまま放置していてはいけないのです。ますます嫌な気分になってしまうからです。

普段から私たちは、体調管理はもちろん、食事や睡眠など管理するように工夫しています。炭水化物を取り過ぎだと感じたら、翌朝の朝食は少なめにするなど、コントロールしているものです。

睡眠も同じです。睡眠不足だと感じたら、休日は少しゆっくりしようとか。意識的、あるいは無意識に、自分にとって良い状態になるよう何らかの行動をしているものです。

ところが、心の方はどうでしょうか。悪いことが続いて、不平不満、イライラ、自己嫌悪とどんどん悪循環が続いてしまうような時、きちんと感情管理をしているでしょうか。

感情は、相手や、出来事によって引き起こされると思っていたら、それは大間違いなのです。自分で選んでいるのです。「相手にイライラさせられた」のではないということです。

そう考えると、感情管理は自分でできます。もちろんそれには自分なりの工夫というのが必要で、これまで上手くいったことを試してみることから始めましょう。

まわりの知人や友人で、いつも穏やかな気持ちでいるような人に秘訣を聞いてみても良いかもしれません。嫌な気分でいることから、どうやったら良い気分になれるのか、それを知っている人こそが、ストレスに強い人であり、幸せを感じるのが上手な人なのです。

どうやっても、感情管理が難しいという人は、過去の出来事が影響しているかもしれません。ぜひカウンセリングを利用するなどして、一刻も早く、感情管理が上手な人になってくださいね。

まとめ
悪い気分でいることを放置しない。良い気分でいるための感情管理をしっかりと!

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