新しいチャレンジを目前に不安に駆られたら○○が有効!

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

今年のあなたの目標はなんですか?いろいろと新しいチャレンジに
向けて行動している方、このままでいいのか迷っている方、様々
だと思います。

そして新しいチャレンジに向き合う時に、同時に心に浮かんでくるのが
「ちゃんと出来るのだろうか」という不安と、「これでいいのだろうか」
という迷いなのではないでしょうか。

先日、ご相談を受けた方もそうでした。仮にDさんとしましょう。
実は彼女はリーダー職として働いているだけでなく、子育ての真っ最中。
最近は義理の親の介護も気になっている方です。

Dさんは、日々やることがたくさんあって、職場でも家でも本当によく
働いていらっしゃいます。時たま疲れが溜まってしまい、家事を手抜き
されることもありますが、私からみるといつも全力投球です。

そんなDさんの弱点は、不安が襲ってきた時に心が思うように切り替え
られないこと。全力投球のDさんの行動がパタっと止まってしまうのが
不安が襲ってきた時なんだそうです。

特に自分が頑張ればよいことではなく、取引先や家族であったりと
自分以外の人が関わっているとき時。相手の出かたや物事の進行具合など
が不安になってソワソワしてしまうのですね。

こんな時、気持ちを整理するためにできることをご紹介します。それは、
とにかく書き出すこと。「ブレインストーミング」という言葉をご存知ですか。
会議などでアイディアを出していく時に使われる方法です。

本来ならば集団で行うブレインストーイングを1人でやってみるのです。
やる時は、結論ありきで考えないこと。また、質より量なので、思い浮かん
だことをとにかく自由に書き出していくのが原則です。

まず、漠然とした不安の正体を突き止めていきます。つまり、どうして
不安に感じるのかを書き出してみるのです。情報が少ないこと、相手の
返事がないこと。そんなことを書き出して「見える化」します。

次に、自分に出来るのかな?というような不安に対しては、冷静になって
「出来ていること」を1つずつ書き出してみましょう。もし出来ていない
ことがあったら、そのために「何をやったらいいか」を書き出してみます。

そして最後に「本当に出来なかったらどうするか?」を考えてみます。
その時は、誰にアドバイスを求めることができるか、どんな身の振り方を
したいか、などを挙げていきましょう。

そこまで考えて対処法を書き出しておけば、実際に何か課題が持ち上がった
時に、書き出した項目の中で出来ることからやっていけばいいんだ、という
ある種の開き直りのようなものを感じると思います。

実はこれ、私は毎週1回日曜日の朝にやっています。その時モヤモヤしている
ことを書き出し、モヤモヤの正体をはっきりさせた上で、次に解決策を
書き出すのです。

ところが、不安を書き出したところで少しホッとします。正体がはっきり
するからです。さらに解決策を書き出すと、解決していないのに、もっと
ホッとします。

こうすればいいんだ、と腑に落ちるからです。あなたもぜひやってみて
ください。書き出したひとつひとつのアイディアや行動が、あなたの心の
支えとなってくれることでしょう。

まとめ
不安に駆られた時、モヤモヤして整理がつかない時は書き出すこと!

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