夢がかなう道のり「未来のあなたからメッセージを送ろう」

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

新しい年を迎え、すでに1月も半分以上が過ぎました。
今年の目標、希望、夢、みなさんはどんな風に描いていますか。
仕事以外でも私生活でも、もちろんたくさんありますよね。

今年の目標だけでなく、3年後、10年後まで目標を持ち、
逆算して今年は○○を始めようなどと考えている方も
いらっしゃることでしょう。

夢を叶えたいならば、それを実現するという強い意志と
そのために行動すること、そしてそれを継続していくことが
近道ではないかと思っています。

さらに、まわりに自分の夢や目標を宣言することも大切です。
そのためにたくさんの情報が入ってくる、まわりが協力してくれる
という利点もあります。

ですが、宣言することの最も大切な意味は、自分で自分のマインドセット
ができることでしょうね。つまり、自分のココロに「○○をする」と
コミット、約束することになるのですから。

ですが、人間、その意思を持ち続けることが難しいこともあります。
様々な課題があったり、不本意な出来事があったり、そんな時、
気持ちが萎えてしまうことは、或る意味人間らしいともいえます。

そんな時こそお勧めなのが、あなたが実現したい目標や夢がすでに
手に入っていると仮定して、言葉を発すること、行動していくこと
なんですね。

実は心理学のワークで次のようなものがあります。
まず、イスに座り、今の自分を表現してもらいます。今の状況を
説明したり、気持ちを表現してもらうのです。

次に、そのイスを離れ、隣にあるイスに座ります。
それは1年後のあなたの状態です。そのイスに座り、同じように
状況と気持ちを想像して表現していくのです。

さらに、その隣のイスは3年後のあなたです。そのイスに座り、
3年後の自分になりきって、その時の状況と気持ちを表現します。
すると、3年後の気持ちを先取りして味わえるというわけですね。

3年後のあなたは、どんな状態にいるでしょうか?どんな言葉を
発して、どんな行動をしているでしょうか?それを味わってもらう
のです。

3年後の目標がかなったあなたの目線で、見えてくるものや感じるもの
はかなり違うはずです。最後に、その3年後のあなたは、最初に
座っていたイス、つまり今のあなたに声をかけるのです。

そのイスに今の自分が座っていると思い、3年後のあなたは、どんな
言葉をかけてあげるでしょうか。それを実際に言葉に出すのです。
言葉だけではなく、優しく背中を押して励ましてもいいのです。

だめかもしれない・・と弱気になっているあなた、夢に向かって
コツコツと努力しているあなた。その今のあなたに声をかけるココロ
の習慣を持つことをお勧めします。

今日の一言メッセージ
弱気になった時は、未来の自分から、今の自分にメッセージを送ろう。

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