やる気が出ない時の気分の上げ方

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

実は私は、やる気がある時とそうでない時の波がある方です。
例えば、新年に「今年の目標はこれだ!」といろいろ掲げ
取り掛かるのですが、気持ちの停滞期というのがあるんです。

目標が決まった直後は、それに向けてガンガンと走り出す
のですが、ちょっと息切れする時期があるのですね。
そのことは、自分できちんと自覚しています。

やる気が落ちるというより、さらに別のことに興味を持って
しまっているということもあるのですが、一つのことを
コツコツやっていくため、今はいろいろと工夫をしています。

その中で最も効果的だと思っているのが、助走をつけること。
例えば、あまりやる気がなくても、ルーティーンでできてしまう
業務、「型」があるようなものをまず淡々とこなしていくのです。

ブログの記事を書こうと思っているのに、なんだか気持ちがあがら
ないような時、パソコンに向かいながら、簡単にすぐにできる業務
からやっていくのです。

好きでもイヤでもなく、簡単にできるものをしながら少しずつ
負荷をあげていきます。やり出すと、「これが終わった」という
ちょっとした「達成感」もあるので、それも効果的です。

そんな風に助走をつけてから、本当にやるべきこと、やる必要の
あることに取り掛かります。本来やる気満々だったら、優先順位が
もっとも高いものに取り掛かるのです。

ウォーミングアップが終了しているので、優先順位の高いものに
取り掛かるためのエンジンがすでにかかっているというわけですね。
その後は、ある一定時間を集中して仕上げてしまいます。

その最初のアップに取り掛かるのに時間が必要な場合、または
アップの後でも本来の業務に取り掛かれないような時は、
思い切って休養する、ことも必要だと思います。

なんとなくやる気のエンジンをかけている状態より、あえて
きっぱりとエンジンを止めてしまうのです。そして意識的に
気分転換をします。

やる気がおきない時、まずは簡単にできることから徐々に
始めてウォーミングアップすること。助走をつけて大物に
取り掛かること。試してみてください。

今日の一言メッセージ
やる気がおきない時は、助走をつけてみよう。

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