あなたの「幸せのものさし」は何ですか?

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

乳幼児から始まって児童、青年、成人、中年、老年と人生を
年代で区分し、それぞれの段階に「発達課題」がある、と
精神分析学者のエリク・エリクソンは定義しました。

いつもとはちょっと違うテイストでブログ始めてみましたが、
いかがでしょう?誰の人生にもあるライフサイクルという
考え方は、ココロの発達や健康にとても関連があります。

つまり、このような段階を順調に歩んで行かれる方も多い
ですが、一方で、次の段階に行く時の不適応やら、次の
段階での挫折を体験される方もいらっしゃいます。

変化の時にはストレスが伴いますね。なので、そのストレスに
どう対応していくか、必要ならば考え方や生き方そのものを
変えていかなければならないこともあります。

実は、先日ご相談を受けた方が、まさに次の段階に移行中であり、
考え方や生き方を変えるかどうかのターニングポイントにいらした
のです。

詳細はお伝えできないですが、「○○」がない、持たない人生を
受けいらなければならないとのことで、これまで真剣に向き合って
こなかった自分への後悔も複雑にからみあっています。

話を伺っていくと、真剣に向き合わずに逃げていたのではなく、逆に
他のことにエネルギーを注ぎ、人生を楽しみ、充実させていらした
方でした。

ですが、ふと「自分の人生にないもの」に関心が向き、まるで
ココロが閉じ込められてしまったかのように、その状況から
逃れられず、苦しんでいらっしゃるのです。

特に、中年期のように肉体が衰えていく時期には、ココロを
成長させないと、上手に乗り切れないのです。自分の幸せの
ものさしを今一度考える重要な時期なんですね。

「安定」の次にくる新たなステージに向けて、どう向き合って
いくのか、受け入れていくのか、折り合っていくのか。
死ぬまで何らかの課題があり、ココロの成長が続くわけですね。

同年代の他者と比べたり、世間一般という「勝手な常識」に
振り回されたりすると辛くなっていきます。失ったものではなく、
すでに持っているものに目を向けられると少しラクになりますね。

相談者の方は、悪あがきかもしれないけど、自分で自分のココロ
にOKが出せるまで、もうひと頑張りしてみるそうです。ある意味
「後悔する気持ち」と向き合って出した答えなのですね。

自分が幸せかどうか、決めるのは自分のココロです。
ものさしは自分の中にあるのです。そのために努力するのも良し、
他の視点で物事を捉えてみようと決断するのも良しなのです。

決断して行動した後、どんな結果であろうとも、その出来事や
体験は人生に彩りを与えてくれるものと信じています。
カラフルな人生を目指したいですね。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった形で
書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
あなたが持っている「幸せのものさし」は変わってもいいのです。

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