今は直球しか投げられない自分だけど・・・

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

「過去と相手は変えられないのですよね。」
「相手は、自分のココロの鏡なんですよね~。」
「強そうにしている人は防衛しているんですよね。」

最近、ご相談者の方々は、心理や自己啓発系の本を
よく読んでいらっしゃる方も多いので、冒頭のような言葉を
おっしゃる方もいます。はい、その通り!と思うのですが・・

わかっちゃいるけど、自分を変えられない、相手を操作したく
なる、あるいは、相手を否定してしまうグルグルから抜け出せ
ない、など行動を変えることが難しいわけですね。

確かに、最もままならないのは、「我がココロ」なんですね。
人間は、これまで自分が慣れ親しんだ思考や行動を変えること
について抵抗します。だから変えることはある意味「辛い。」

その辛さを傍らでサポートしますよ、というのがカウンセリング
なのですが、先日の相談者の方は、あまりにも真面目で、速球の
ストレートでしか球を投げられないような方でした。

彼女の言い分は、ごもっとも。仕事上のルールから言えば何も
間違っていません。ですが、それを直球で相手に伝えてしまうことで
相手が不機嫌になり、非協力的になり、仕事に支障が出ているのです。

「それでも相手を変えられないのか、自分が変わるしかないのか・・・」
と嘆くお気持ちに、こちらも共感して伺いますが、やはり行動を変えない
と結果が変わらないのです。

今、自分がおかれている現状や、その場の自分を俯瞰的に見て、冷静に
対処するのであれば、御しがたい「我がココロ」を変えていくことが
解決の糸口になりそうです。その解決法は次回からお伝えしていきますね。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
ままならない「我がココロ」とつきあいながら行動を変えていこう。

40代働く女性のココロを楽にする「しなやか★メンタル」の作り方入門 POPUP