否定ばかりの同僚へうんざり。心の持ちようは?

昨年秋にグループリーダーに就任したMさん。慣れない仕事の中で頑張っています。

 

特に難しいと感じているのが、チームメンバーの士気をあげること。

 

自分一人で頑張れた良い時は、自分を励ましながら、鼓舞しながら頑張ってきたMさんですが、自分以外の「誰かさん」に頑張ってもらうにはどうしたらよいのか?と常に頭を悩ませています。

 

ですが、もっとタチが悪いのが、Mさんの同僚のKさんなのです。

 

実はKさんは、Mさんとほぼ同じ年代でキャリアもさほど変わらないのだとか。

 

BlogA今回、Mさんがリーダーに抜擢されたことへの不満が積もりに積もって、何かとMさんを否定するような言動をしてくるのです。

 

しかも、あたかもMさんを心配するような感じで「○○くんって最近、ミスが多いよね。やる気ないんじゃないのかな。Mさんも大変だよね、ああいう人の面倒をみなければならないのだから・・

 

リーダーって大変だね。私には無理だわあ。」と言ってくるのです。

 

ある時は、「Mさんさあ、リーダーとして○○さんの指導が出来ないっていうのは、ダメなんじゃないの?」と言ってくることもあるのだとか。

 

職場ではつきあう人を選べないとはいえ、Kさんのような人が近くにいると相当ストレスになりますよね。

 

Kさんは、意識的に、あるいは無意識かもれませんが、相手を追い詰めるコミュケーションをしてくるタイプですね。

 

だからリーダーに抜擢されなかったのでしょう。が、本人がそれに一番気づいていないという最悪の状態です。

 

こんな時、Mさんは、どんな心持ちで仕事をしていけばよいのでしょう。

 

お勧めなのが、Mさん自身の心の点検です。

 

というのは、Mさんには、リーダーになるよう育ててくれた上司がいたのです。

 

BlogBこの上司は、いつも応援してくれていたのだとか。上手く行かない時は、「そんなこともあるさ、頑張れ。」と励ましてくれた方なのだそうです。

 

これまでを振り返り、「上司はこんなことを言ってくれた。だから元気が出て、なんとか頑張れたんです。」と過去の記憶がよみがえり、溢れ出てきました。

 

私は、Mさんの心の中に「前の上司」が存在していると感じました。

 

異動されたそうで、直接顔を合わせることはないそうですが、ちゃんと心に存在しているのです。

 

なので、あなたの心の中に「前の上司」の方がちゃんといらっしゃるようですね。

 

であれば、自信をなくした時は、心の中の「前の上司」に、訊いてみましょうとお伝えしました。

 

BlogC彼女は、声色が明るくなり、「そうですね、その方がちゃんとココロの中にいらっしゃいます。前の上司ならなんて声をかけてくれるだろう?って考えてみればいいですよね。」とおっしゃいました。

 

心の中に大切な、そして尊敬する「存在」に気付いた彼女は何かふっきれたようでした。

 

Mさんの場合は、「前の上司」でしたが、私たちは、自分の心の中に自分を励ます存在を作ることができます。

 

自分の良さを信じていて常に自分を励ましてくれる存在。

 

そのようなもう一人の自分を心の中に育てていく方法があります。

 

それはハッピーハートコンシャスのカウンセリングの中でご紹介しています。ご興味のある方はぜひ、体験カウンセリングをお申し込みくださいね。

 

まとめ
ピンチの時は、心の中に「自分を応援する存在」をつくる

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