第166話:ネガティブ思考、グルグル思考に要注意。切替上手になる訓練法

つい先日もある企業様でのメンタルヘルス研修に講師として出向いてきました。管理職になったばかりの方を対象にした研修で、部下がメンタル不調にならないよう、普段から気づいて早めに対処するとことがいかに重要かをお伝えしてきました。

一方で、中間管理職といわれる方々には、部下のマネジメントだけではなく、自分の心身状態をマネジメント、つまり管理するということがとても重要になってきています。

これまで以上に自分自身のストレスに早めに気づき、早めに対処するということです。それには、ストレスコーピングといって、個々人がいかに様々なストレス対処法をもっているのかが大切なのですね。

この「様々な」というところが大切で、たったひとつのストレス対処法ではなく、いろんな対処法をもっている方が良いのです。そして、出来るだけ気持ちを引きずらないように、何等かのきっかけですぐに気持ちを切り替えることができるような訓練をしておくのが
良いのです。

とても簡単な例でいうと、お昼12時になったから、頭を切り替えるでも良いし、自宅から一歩外に出た瞬間だったり、電車に乗った途端だったりを気持ちを切り替えるスイッチにするのです。

これは意識してやらないとなかなか出来ません。電車に乗ったら、お気に入りの音楽をすかさず聴くとか。とにかく習慣化すること。

または、普段からスイッチの切り替えが上手にできるようになるための訓練もお勧めです。90分パソコンに向かって仕事をしたら、次の15分では手を動かす仕事ではなく、じっくりと頭を使う仕事をするとか、集まって打ち合わせをするとか。

とにかく、次の新しいことをする時に、何かのきっかけで、すぐに頭を切り替えて新しいことに集中すること。仕事だけではなく、日々の生活や家事でも同じです。

実際にはすでに多くの方が出来ていると思うのですが、気持ちをパッと切り替えられるように訓練しておきましょう。

まとめ
普段から気持ちを切り替えるスイッチを持とう!

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