第150話:嫌なことがあった日こそやって欲しい、夜寝る前の新習慣

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

・職場で異動してきた同僚が上から目線でどうも苦手
・口うるさいお義母さんとの関係が上手くいかない
・思春期の子どもがいうことを聞かずに困っている
・夫と別れようと思っているが踏ん切りがつかない

仕事がら様々なお悩みをうかがいます。もちろん、簡単には文字に出来ない深刻なお悩みもあります。カウンセリングでは、解決のため、気持ちの整理のため、じっくりと時間をかけていきます。

多くの方が複数回に渡ってカウンセリングをお受けになり、1回で解決するということは、ほとんどありません。ですが、1回終わるごとに、できるだけ良い気分、前向きな気持ちになってもらうよう心がけています。

つまり、
・話ができてすっきしした、
・不安な気持ちが少し小さくなった
・具体的にやるべきことがわかって嬉しい
など、ほんのちょっとの良い気分で終われることを目指しています。

良い感情を感じることで、未解決の問題に対する気持ちが変わることもあり、「どうにも嫌なこと」「辛いこと」というのが、「時間はかかるけど、どうにかなりそうなどと」などと、その問題、課題に対する見方や感じ方さえ変わることもあるからです。

普段の生活でも実は同じです。一日のうち、気分が落ち込んだり、不安になることがあったのであれば、夜寝る前、つまり一日の終わりに、できるだけ良い気分になれるように工夫して眠りにつきましょう。

そのためには、寝る前に、その日一日を振り返ってみることをお勧めします。そして必ず、良かったことや有難いなと思ったことを思い出し、良い気分になりましょう。

逆にやってはいけないのが、「あ~、あの時、こう言えばよかった」とか「なんであの人はいつもイライラをぶつけてくるのかしら」などと、反省したり嫌なことを思い出すことです。

思い出して何度も嫌な気分を味わう人がいますが、それでは、嫌な気分がますます増長していってしまいます。鬱々と落ち込んでしまいます。

なので、寝る前は、自分が良い気分になれることだけを思い出したり、イメージしたりしてくださいね。そのために、日々、物事の良い面を見るクセを付けていきましょう。

最初はあまり上手にできなくても、やっているうちに段々と上手になりますから、ご安心あれ。ぜひ今晩からやってみてくだあいね。

まとめ
寝る前に一日を良い気分で振り返る習慣をつけよう!

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