働く女性 人間関係 悩みやストレスから抜け出す カウンセリングなら /自分関係® 臨床心理士 高橋雅美

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第102話:ストレスに強い人になる秘訣。○○○をたくさん持とう。

2016.09.10

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

最近、遅ればせながらヨガを始めました。呼吸やカラダに意識を向
けて、静かな時間を過ごす贅沢さにはまっております。私自身はカ
ラダが固いので、ポーズは上手く決まらないのですが・・・

とにかく気持ちが良い。普段は、常に外から何らかの刺激を受けて
いる私たち。人と比べたり、人の目を気にしたりと意識が外に向き
がちです。

ですが、ヨがの時間は自分のカラダに意識を向けていく時間。しか
も隣の人と比べることもなく、ひたすら自分が出来ることをゆっく
りとした時間の中で行っていく。

というわけで、私のストレスコーピングの1つに加わりました。
さて、皆さんはご自分のストレスコーピング、所謂ストレス対処法
をどのくらい持っていますか?

ストレス対処法は、たくさん種類があった方が良いのです。ストレ
スを感じた時、その時の体力や気分、時間にあったストレス対処が
選べるからですね。

お金がかかならないこと、どこでも出来る、そして一人でもでき
るストレス対処法を持っておくことはとても大切。睡眠を多くとる、
好きな音楽を聴く、アロマやお香をたく。

簡単なもので良いのです。気持ちが明るくなる、スッキリする、気
分転換が出来るようなものだと良いですね。そして、今回、私が
ヨガをストレス対処法に入れたようにアップデートも必要!

新しいストレス対処法が見つかったらどんどん加えていきましょ
う。それから、やる気がおきない時、ココロの余裕が持てないよ
うな時は、無理しないことがお勧め。

普段、自分が苦手なことは少しの間先延ばししても良いですし、い
つもだったら100やっていることを、70くらいで辞めてしまって
も良いのです。それもまたストレス対処法なのです。

皆さんも、ご自分のストレス対処法を一度、書き出してみると良い
と思います。そして普段から眺めてみること。しばらく○○やって
いないなあ~と思ったら、すぐに取り掛かってみましょう。

そうやって、ストレスを受けた時は早めに対処するのが肝心です。
ストレスを感じていなくても、自分のココロやカラダの声に耳を
澄ませて、ゆったりとした時間を取ってみましょう。

まとめ
ストレスコーピングはたくさんの種類を持つのがお勧め!

 

第101話:自分を粗末に扱わないために。○○なつきあい方を目指す

2016.09.03

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

もし、あなたが今、自分の本心にウソをつき、苦手だったり、でき
れば、お付き合いしたくない人と、職場やプライベートで仕方なく
付き合っているのであれば、ぜひお伝えしたいことがあります。

女性からの相談でわりと多いという印象を持っているのが、仲間
や同僚との付き合い方、つまり○○さんとは嫌々ながら仕方なく
つきあっている、でも時々相手の言動でイライラするというもの。

イライラではなく、落ち込んでしまうという方もいらっしゃいます。
確かに仲間はずれにすることも出来ないし、自分だけ単独行動をす
るのもどうかと意外にもお悩みは深刻です。

あるいは以前はとても親しく気があう間柄だったのに、ある時から
考え方が違ったり、どちらかが成長したりして、以前のような心地
良さを失う場合もありますよね。

といって、急に疎遠になることも出来ないし、どんな距離感でつき
あっていったらよいのでしょうか。私は個人的には、柔軟なつきあ
い方をすることが大切だと思っています。

つまり、距離感も近い時もあれば、疎遠になる時もある。臨機応変
に行動するということですね。そのことで、相手やまわりから批判
されようとも、そこは割り切りましょう。

自分の本当の気持ち、この場合は、あの人と近づきたくないと
いう気持ちにいつもウソをついているということは、あなた自身
が、自分を粗末に扱っているということ。

実はそういう行動をしていると、相手から、まわりからも粗末に
扱われてしまうことになるのです。自分がしているように、まわ
りからもされるということです。

精一杯我慢して付き合っているのに、さらに粗末に扱われるとは
なんということでしょう。ここまでくると悪循環となり、ますま
す相手への嫌悪感も強くなってしまいますよね。

だからこそ、柔軟な付き合いが良いのです。ある時は近づくこと
になっても、普段は離れているとか、離れる時間を必ず作ると
いうのも良いかもしれません。

そのためには、あなた自身も自立していなければなりません。
まずは少しずつ距離を取ってみる、一日に自分ひとりになる時間
や空間を作ってみることから始めてはいかがでしょうか。

まとめ
苦手な相手と嫌々つきあうことで自分を粗末にしない!

 

第100話:思いどおりにならない部下の対処法に悩んだ時の処方箋!

2016.08.27

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

カウンセラーとして相談を受けていると、よく耳にするのが、他人
と過去は変えられないのですよ、という言葉。確かにそうなのです。
ですが、変えられるものは何でしょうか?

自分と未来なんですね。カウンセリングでは、現状の悩みや課題を
整理しつつ、変えられるものに焦点を当てていきます。つまりは、
自分と未来にです。

自分の考え方や捉え方、行動の仕方を変えていく、そのためには
どうしたらよいか、何ができるのかを一緒に考えていくのがカウン
セリングでもあります。

さて、40代で管理職のA子さん。年上部下の言動に悩まされてい
ます。部下は50代の男性社員。まわりの方と協力して仕事を進め
ていくのが少し苦手な方です。

なので、自分の得意なスタイルがあるんですね。A子さんは、今回
大抜擢で管理職になったので、彼女自身にも理想や自分のやり方と
いうのがあります。

自分のやり方でやってほしいと部下に伝えても、男性はいつもの
自分のやり方を変えません。A子さんは、彼を管理できないという
レッテルを貼られるのではないかと心配だったのですね。

ストレスもあり、とうとA子さんは、夜眠れなくなってしまい
ました。会社のストレスチェックでも高ストレスと判定されて
しまいました。

さて、ここで最初に戻りましょう。部下の男性を変えようとして
も変えられないのです。これまで彼を管理できなかったという過
去も変えられません。A子さんはどうしたらよいのでしょうか。

まず、カウンセリングでは部下の男性について話し合いました。
どんな性格で、どんな経歴で普段はどんな行動パターンなのか。
そうすることで彼を客観的に捉えるようになれたのです。

A子さんは、「彼はまわりとの協調性が低く、自分のやり方どおり
でないと、パフォーマンスを発揮できない傾向がある」というこ
とを再認識しました。

そうであれば、無理やり自分のやり方に変えようとするのではな
く、彼なりのやり方を認め、励まし、仕事をやりやすい環境にす
べきではないかと考えるようになったのです。

同時に、自分がいかに「管理職はこうあるべき」という考え方に
囚われていたか、も気づくことが出来ました。女性活用が叫ばれ
る今、Aさん自身、期待に応えようと背伸びしていたのです。

A子さんは、男性部下への考え方を変え、接し方も変えることを
選びました。現在、A子さんに何が起きているのかを客観的に
把握することができたのが良かったのでしょう。

さあ、ここかららが再スタートです。A子さんが、部下の長所を
活かし、自らも管理職として成長していくのか、今後が楽しみで
すね。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
他人と過去は変えられないなら、自分と未来を変えよう!

 

第99話:ストレスチェックで「高ストレス」判定が出てしまったら

2016.08.13

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

つい先日のことですが、パソコンで集中して仕事をしていたせいか
右手が腱鞘炎なのか腫れてしまったことがあります。その前から
少し痛みがあり、なんとなく気になっていたのですが・・・

電車の中でもスマホを触っていたり、見ていたりと、普段も手や目
を酷使しているなあ~と思いました。もう習慣化して当たり前のよ
うにカラダを酷使しているけど、疲労しているのですよね。

そんな基本的なことに気づいた出来事だったのですが、それ以来、
出来るだけ自分のカラダのサインに耳を澄ませようと気を付けてい
ます。

カラダのサインって、実はストレスを受けた時も出てくるものな
のですね。肩凝りや頭痛、胃痛など、忙しさにかまけて見逃してし
てしまうことってありませんか?

ストレス反応とは、落ち込みやイライラ、不安などの気持ちにのみ
だけ出てくるものではありません。カラダに症状が出ることもあり
ますし、睡眠の質が落ちてくることなどもあるんですね。

集中力がなくなる、ミスが多くなるなどの行動面に出てくる場合も
あります。自分のカラダや行動に何らかの変化が表れているにも
関わらず、意識していないとあまり気づけないのです。

昨年12月より50人以上の会社では、ストレスチェックが義務化さ
れました。受検した方で「高ストレス」と判定されたものの、自
分はそれほどストレスを感じていないと話される方がいます。

ですが、よくよく話を聞いていくと、仕事だけではなくプライベー
トでも様々な負荷がかかっている方もいれば、相当なストレス反応
が出ている方もいらっしゃいます。

大切なことなので繰り返しますね。ストレス反応は、気分の落ち込
みや、イライラ、不安などの気持ちにだけ現れるものではありませ
ん。カラダや行動にも現れるのです。

忙しい時だからこそ、日々、ご自分のカラダの状態や行動の変化な
どに、少しでも早く気づくことが大切なのです。そのためにお勧め
は、毎朝5分の簡単な瞑想です。

瞑想については、またの機会にじっくりお伝えいたしますね。

まとめ
カラダや行動の変化に早めに気づく習慣を持とう!

 

第98話:頭の中の○○を変えることで、自分を変える方法とは?

2016.08.06

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

皆さんは、自己紹介する時、自分の性格をどんな風に伝えていま
すか。自己紹介する時でなくても、「私って○○なんだよね」と言う
ことありますよね。○○にはどんな言葉、表現が入りますか?

自分のことをどんな風に捉えているか、というのは実はとても大き
なことなんです。「私は人付き合いが苦手」だとか、「メンタルに弱
い」とか。

人付き合いは苦手と思っている人は、なにか人間関係でつまずいて
しまうと、それを「私は人付き合いが苦手だからだ」と考えてしま
う傾向があります。

ですが、もしかしたら、相手にも何か問題があるかもしれないので
す。でも普段から、苦手だと思っていると、やっぱり自分がこうだ
から、いつも同じようなことが起きてしまうと捉えがちです。

「メンタルに弱い」もそうです。何か落ち込んでしまうような出来
事が発生した時に、あなただけが落ち込んでしまうようなことでも
ないかもしれないのに、「私はいつもこうだ」と決めつける。

これって残念なことですよね。というのは、ある一つの出来事を冷
静に判断することが出来ない可能性があるからです。もしかしたら
別の原因や可能性があるかもしれないのに排除してしまっています。
このような場合、ますます自分は「人付き合いが苦手」「メンタルに
弱い」というこれまでの考え、思い込みが強くなっていってしまう
のです。

これを変える方法は2つあります。1つは、出来事が起きた時にい
つもとは別の考え方がないかどうか検討してみること。もう1つは
そもそもの「○○である」の部分を変えることです。

今日は2つ目の書き換える方法についてお伝えしますね。要するに
「自分は○○だ」というところを、ポジティブな内容に変換するの
です。

「人付きづきあいが得意になりつつある」ですとか、「メンタルに強
くなるためにストレス対処法を行っている」ですとか、こんな調子
です。

全否定ではなく、対処していることや、だんだん変わっていること
を自分で意識するのですね。そうすると、何か出来事が起きた時で
も「こんな風に対処できる」と気持ちを立て直すことが出来ます。

自分の頭の中で出来る事です。誰にも迷惑もかからないし、恥ずか
しいことでもありません。すぐにやろうと決意すれば出来る事です
ね。ぜひやってみてください!

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
頭の中の自分のイメージを変えることが第一歩です

第97話:イライラ、怒りの鎮め方。自分のココロに○○してみよう

2016.06.25

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

働く女性のお悩みは仕事のことだけではありません。もちろんプライベート
なお悩みもたくさんあります。特に子育て中の方からは、ママ友とのお付き合い
で、上手くいかない、どうしたらよいかというご相談もあります。

以前、このような相談をお受けしたことがあります。息子のママ友の一人が
空気が読めないというのか、何でも思ったことをズケズケと言うような方で、
つい先日も気分が凹むようなことを言われたのだそう。

そのことで、何か気分が晴れずに、イライラして、怒りは爆発してはいないの
だけれど、フツフツとマグマのように湧き出ているような感じが続いていると
いうのです。

一方で相談者の方は、自分が気にしすぎであることもわかっています。ママ友
というのは、職場でいったら同僚のようなもの。たまたま子どもの学校が
一緒だったということで、自ら選んだ友人とは違います。

相談者の方も距離を置いてつきあっているとのこと。気にしてしまうことは否定
せずとも、凹むようなことを言われて傷ついた自分の気持ちの整理について
困っているのです。

つまり、ママ友との付き合い方というより、「イライラや怒り」の感情をどう
対処したらよいかっていうことだったのですね。イライラや怒りの感情は一般
的にはネガティブ感情と扱われています。

ですが、このような感情を持ってはいけないと決めつける必要はありません。
確かに、イライラや怒りという感情はとても大きなエネルギーを持っているので、
上手にコントロールしないと、心身共にダメージが大きくなってしまいます。

イライラや怒りの感情と上手に付き合うためには、まず、どうしてイライラする
のか、怒ってしまうのかを考えてみることがお勧めです。これだけで少し冷静に
なれるというものです。

イライラや怒りを感じることに罪悪感を感じる必要はありません。人間の自然な
感情のひとつですから。でも、その感情に翻弄され、子どもや夫、あるいは会社で
そのイライラを解消する、なんてことになったら大変です。

例えば、怒りを感じるのは、
 「すべき思考」がある
 こころの傷に触れる
 悲しい、寂しいなどの「第一次感情」が溜まっている
 予定外である
 我慢している
という理由が考えられるんです。

相談者の方は、「ママ友とは仲良くしなければならない。その輪を乱すものは許せない。」
という「すべき思考」を持っていました。彼女はワーキングマザーでしたが、ママ友の
中には専業主婦の方もいるし、お子さんは3人目というベテランママもいる・・・・

つまり、年代や経験、価値観が違うから仲良くやっていくのは難しいと最初から
思っていらしたのですね。だから、普段は我慢もしているし、良い関係を保とうと努力
しているのに、それを乱す人にイライラしてしまうというのです。

だから、「どうしても彼女の行動を裁いてしまう自分がいるんです。あなたは○○
すべきでしょう!って思ってしまうのです。」と話してくださいました。カウンセ
リングの中で、自分がいつも「我慢していること」に気づかれました。

同時に、相手に「こうあるべき」という役割を期待していることにも気づかれた
のです。最初にお伝えしたように、イライラや怒りの原因に気付くことはとても
大切です。と同時に、相手を変えることはできないのも事実です。

なので、今後、怒りが湧いてきたら、①ココロの中で6秒ゆっくり数える、②深呼吸を
する、③カッとなる前に、「怒ったところで何か得るものはあるかな、変わるかな?」と
自問自答してみる。④可能ならばその場から立ち去る、などの工夫をしてみましょう。

とお伝えしました。イライラや怒りを感じても良いのですが上手にコントロールする
こと。イライラや怒りの原因を見つけ、少しでも冷静になれる工夫をしてみることが
大切なのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
イライラや怒りの感情は、その理由を見つけ冷静になる工夫をする

第96話:言いにくいことを伝える時の極意とは?○○法が有効!

2016.06.18

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

職場のお悩みで最も多いのは「人間関係の悩み」です。つまり
それは、コミュニケーションの悩みであるとも言えます。
特に言いにくいことを伝えなければならない時はなおさらです。

例えば、取引先が大きなミスをしてしまったとしましょう。
あなたはリーダーとして、そのプロジェクトの責任者です。
その取引先にクレームを伝えなければなりません。

そんな時、どんな風に伝えたらよいのかと考えてしまいます。
本当は、いい加減にして!と怒りが抑えきれないところを、
いかに冷静に伝えるかがカギとなりますね。

最近では、ミスをした相手の方が開き直るという話も聞きます。
であればなおさら、相手にミスを認めてもらい、早急に
解決に向かって動いてもらうために何をどう伝えるのか。

一方的に怒りを表現するのではなく、良い関係を壊さずに、
言いにくいことを冷静に伝えるには工夫が必要です。
おススメはDESC法を使ってみること。

もう少し詳しくご説明しますね。DESCというのは、
D :    describe (描写する)
E : express, explain, empathize (表現する、説明する、共感する)
S : specify (特定の提案をする)
C : choose (選択する)という伝え方のプロセスなんです。

例えばこんな感じ。
D:「今回、先方がミスをしたこと、それに対してどんな問題が発生したのか」
という客観的事実を伝える

E: そのことでこちらが困っているという気持ちを伝える。
一方で相手も時間が短い中で頑張ってくれていることを労うのは共感。

S:本来ならば業務委託なので、「いつまでに至急○○してください!」と
伝えても良いのですが、あえて、「今回のミスを取り返すために○○
してもらえますか。」と提案の形で冷静に伝える。

C: その提案に対して、取引先が「では、○○で対応します。申し訳ない
のですが、あと3日時間を下さい。」と言ってきたとしましょう。
それに対し、こちらは、「3日では間に合いません。なんとか2日は待てる
と思います。」というように双方が提案に対して選択をするのが交渉のプロセス。

さて、いかがでしょうか。この方法であれば、こちらは怒っているという
怒りではなく、困っているという状況を伝えているわけです。その後、
解決策について交渉していくというわけです。

そして、私が普段のカウンセリングでお伝えしているのは、やはり言いにくい
ことを伝えることには変わりありませので、このDESCのプロセスを使って、
まずセリフを書いてみるということ。

そして、出来ればそのセリフを前もって練習しておくとさらに良いですよね。
事前にシナリオを作っておいて、相手の出かたを見ながら交渉できれば、
心にゆとりが持てるのです。

まとめ
言いにくいことを伝える時はDESC法を使ってみる

第95話:良い人ではリーダーは務まらない!時には○○の態度で

2016.06.11

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

ひとつの課題がクリアできると、次に新しい課題というものがやって
くることってありませんか。それを乗り越えるから、日々成長という
わけなんですけどね。

相談者のHさん。リーダー職に抜擢され、仕事もしだいに乗ってきて
楽しいし、まわりから期待の目で見られることも嬉しくなっているよう
です。毎日、充実した日々を送っていました。

ですが、その一方で、一回り年下の女性のチームメンバーのことを叱れない
と悩んでもいるんですね。どうやら後輩のその彼女の憧れの存在でありた
いために、「いい人」でいたいと思っているようなのです。

Hさんは、叱ることは、自分の容量が狭いのではないか?と感じてしまう
のです。特に最近、世間では「叱るのではなく誉めた方がいい」という
考え方が多いという印象を持っていらっしゃいます。

だから、叱ってはいけないとまで思い込んでいるんですね。でも、本当は
期待しているからこそ、もっと成長して欲しいからこそ、一度きちんと
叱らなければと思っているのですが、なかなか気持ちの整理がつきません。

リーダーシップもあり、まわりからの評価も高い女性にはありがちかも
しれませんね。そのまわりからのイメージに逆に苦しめられている。
そのイメージを壊してしまうのではないかという恐れ。

そんなHさんに伝えたのは、叱るのは反省して行動を変えて欲しいから、
もっと成長して欲しいからであれば、「育てる」という感覚に近いのではない
ですか?ということ。

Hさんは、その言葉を聞いて、こんな風に言われました。
「あ~、ホントそうですね。「育てる」って言葉を聞いて、私自身もこれまでの
上司に育ててもらってきたんだなって、思い出しました。」

「その上司は伝え方が上手だったので、私は「叱られている」という感じは
しなかった。どちらかというと「期待されている」って感じていました。
だからすぐに気持ちを切り替えることが出来ていました。」

叱るのではなく、期待しているから、行動を変えて欲しいから伝える。
育てるという感覚を持って気持ちを込めて上手に伝えることが大切なん
ですね。

具体的には、まず①期待しているということを伝えること、②性格ではなく
行動を叱ること、③具体的にどんな風に行動を変えてほしいのかを伝える
こと。この3つが効果的なんですね。

逆に、行動ではなく性格を否定するというのは、こんなようなことです。
例えばあなたが依頼した仕事でわからないことがあっても、相談にも来ない
で自分で判断して仕上げる人がいるとしましょうか。

そんな時、「相談しないという行動」を注意すればいいのに、相手の性格を
持ち出して、そもそも「自分で勝手に判断する性格」だから、と性格論に
すりかえて叱るようなことですね。 これは要注意です。

最後にHさんに伝えたのは、自分のセルフイメージはまわりが作るもの
ではなく、自分で作るということ。イメージに囚われすぎて、本来の
自分らしい行動ができなければそのイメージはふさわしくないのです。

「部下や後輩にとって物わかりの良い、いいリーダー」というイメージ
を、「相手のためを思って、育てる気持ちを持って的確に指導できるリーダー」
という風に自分でセルフイメージを書き換えてしまいましょう。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
叱るのではなく「育てる」と捉えて、的確に指導することに自信を持とう!

第94話:「あるべきリーダー像」にしばられ窮屈ではありませんか

2016.06.04

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

最近、組織におけるリーダーとは、「課長とその部下」のように権限が
はっきりしている上司がリーダーとなる構造ではなく、プロジェクト
を成功させるためのプロジェクトリーダーという存在も増えています。

例えば、プロジェクトのために様々な部署からメンバーが集められ、
その中にリーダーが存在するという構造に変わってきています。
実際、私自身も会社員時代、プロジェクトリーダーを経験しました。

このプロジェクトリーダーの難しさは、様々な部署から集められた
メンバーと協働することで、メンバーの経験や立場がバラバラで
あるということでしょうか。

プロジェクトリーダーとなったA子さんの悩みは、メンバーを引っ張って
いく「強いリーダー」にはなれないとわかっていたことです。ゴールを共有
してチームとして成果をあげるために自分のやるべきことに悩んでいました。

最近では女性を管理職やリーダー職に抜擢する企業も増えつつある中、
リーダー像に悩む方もいらっしゃいます。特にÁ子さんは、心理的な抵抗
を持っていました。

つまり、出る杭は打たれると思っているというか、積極的になれないのです。
以前、とても厳しい上司のもとで働いたことがあるのですが、なんか萎縮して
しまっていつも緊張していたともおっしゃいます。

強くて厳しいリーダーになることに心理的抵抗があるというわけです。そして
どちらかというと、縁の下の力持ちではないけど、メンバーの能力が活かせるに
環境を調整したり、やる気がおきるようサポートするタイプだと続けます。

A子さんにとっては、それは自分が描いている「あるべきリーダー像」では
ないようです。ですが、あるべき像に囚われることなく、A子さんらしい
「リーダー」になればいいのです。得意なことで勝負するのです。

ところがA子さん、それでは、メンバーに「なめられるんではないか?」
って考えてしまうというのですね。結局、プロジェクトリーダーを任され
た自分にまだ自信が持てずに、まわりの目を気にしすぎているみたいです。

カウンセリングでお伝えしたことは、 「リーダーは強くなければならない、
そしてなめられてはいけない」という考えが強くあるようですね。
でもそれは「自分らしくない」ことにも気が付いているのですよねということ。

さらに実際そのような上司のもとで働いていた時、常に緊張して萎縮していた
当時のことを思い出してもらいました。A子さんにとっては、辛い経験だった
ことを思い出してもらったのです。

カウンセリングを続ける中でA子さんは、リーダーの理想像がありながら、
それが辛いと感じる部下がいるということも自分自身が身を持って体験している。
ならば、力を抜いて自分らしいやり方を貫いた方が良いと気づかれていきます。

メンバーがその気になって頑張ってもらえるようフォローするのがA子さんの
「自分スタイル」なのです。そして実はA子さん、子育ての真っ最中なんです。
職場でも「部下を育む」というスタイルを自分スタイルに決めたのでした。

さて、あなたは自分らしいスタイルで仕事をしていますか。もちろん組織の
中では時には折り合うことも必要です。その中で、それぞれの強みが発揮で
ることが環境を作ることも重要なリーダーの仕事なのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
「○○であるべき」という考えを手放して「自分らしく」始めてみる

第93話:職場の同僚に妬まれた時の処方箋。自分を○○にする方法

2016.05.28

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

女性がリーダー職、管理職を任されるようになり、よく相談でうかがうのは、
同期入社の仲間の態度が、これまでとは違ってきて戸惑ってしまうという話
です。特に、仕事自体はそこそこ上手くいっている時に感じるようです。

「無視されたり、意地悪されているように感じる」。実は40代以降の大人の
女性からの相談で、同じようなお悩みが比較的多いのです。相手に
どんな事情であるにせよ、「妬み」ではないか?と思われる内容です。

管理職に抜擢された女性の仕事が上手くいっている時というのも、なんらか
関係がありそうです。つまり、一人だけが社内で脚光を浴びているように感じ
てしまうのです。これまで同期で足並み揃えて頑張ってきたのですからね。

さらに、アラフォー世代より上の40代以上にもなると、将来、社内でどんな
ポジションに行けるか行けないかそんな可能性が見えてきて、余計複雑な
心境になるのだと思います。

そんな時、相手の態度は気にしないのが一番なのですが、 気にしない、
気にしないと思っても気になってしまうもの。ですからそんな時は、逆に
「気にしていいんだ」って思えばいいのです。

でもその「気に仕方」を変えたいですよね。でないと、気分が良くないです
からね。また残念ながら、そういう方と今、仲良くやっていくのは難しいと
思います。なぜなら、相手にもそうする理由があるからです。

それが嫉妬のようなものである場合はなおさらです。そこは、すっぱり割り
切ってしまいましょう。特にこれまで一緒に頑張ってきた仲間でもありますが、
職場は仲良しの仲間を作るところではありません。

「私は被害者。」という意識も変えましょう。そうでないと、相手が変わらない
限りこの「可愛そうな私」は救われないと思ってしまうからです。実はこれって、
相手が主役になっていることと同じですよね。

なので、そのような場合、「自分は被害者で可愛そうな存在である」という
見方を変える必要があります。それを「リフレーミング」いうのです。ある
出来事について全く別の見方をしてみるということなのです。

例えば、「相手には相手の感じ方、考え方がある。それは自由。でもそのことで
私は傷つかない。」ですとか、「私は今、この仕事にしっかり取り組みたい。
相手の言動に振り回されない。私には他にも味方がいる。」などでしょうか。

その言葉を、毎日取り入れ、例えば朝、鏡に映った自分に「宣言する」など
習慣化すると良いでしょう。自分が主役、相手は脇役という意識改革を毎日
行うのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
被害者意識を捨て「自分が主役である」とリフレーミングで見方を変える

 

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