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「自信がない」と感じるココロの背景を見つめてみませんか?

2015.04.04

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

私のところには、仕事で自信がなくなったという方からの
ご相談はとても多いです。ミスばかり続いてしまったとか、
上司や顧客からひどく注意されたとか理由は様々です。

一度「自信がない」と思ってしまうと、それが脳内に
インプットされるようですね。その後、上手く対応できた
ことであっても「たまたま出来た」などと考えてしまうようです。

また、上司や顧客からの叱責がきっかけという方も多いです。
そんな方はミスしてしまったことに加え、叱責されたという
ことで、さらに自信喪失状態になってしまうのです。

どちらにしても、「どうせ私はできない」とか、「やっぱり
無理なんだ」「私はいつも○○って言われているから」と、
ネガティブスイッチが入ってしまうのですね。

話を伺っていると、そのように決めつけてしまうから、さらに
失敗してしまうのだろうなと感じます。つまりココロが願った
通りに、「失敗」や「ミス」という形で現実になってしまうのです。

さらにやっかいなのが、叱責する側から、マインドコントロール
されているのではないか?と疑ってしまうほど、相手に言われっ
ぱなしという方。

ミスしたことを棚に上げて反撃せよ!とは言いませんが、何かに
ミスしてしまったこと イコール あなたが全くダメだというわけ
ではありません。そのスイッチをオフにするのは自分なのです。

最近はクレームや、指導という名のもとで、あなたの自信を喪失させ
るようなタイプも実際にいるので要注意です。「どうせ」「やっぱり」
「いつも」などという言葉が多い方はまずそのことに気づきましょう。
ミスしたことは事実であっても、スイッチが入らなければ、
「では、ミスした原因はなんだろう?」「次にミスしないように
するにはどうしたらいいのだろう?」と建設的に考えればよいのです。

スイッチをオフにして、考え方、捉え方を変える。その結果、
行動を変える。これは認知行動療法とも言われています。必要以上に
落ち込んだり、ネガティブ思考を変えるための訓練の1つです。

「自信がない」と感じた時、ネガティブスイッチが入っていないか
気づく習慣を持ちましょう。また、誰か特定の相手から「自信喪失」
にされているのであれば、積極的に距離を置きましょう。

 今日の一言メッセージ
「自信がない」と感じた時こそ、ネガティブスイッチをオフにしよう

 

 

会社を辞めると決断する・・その前にできるのは○○です

2015.03.28

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

「会社を辞めようと思うんです」
様々な理由でこの言葉を口にする方の相談をお受けします。
すでに体調や精神状態が不安定になっている方もいます。

理由は本当に様々です。営業職で成績が芳しくない、そのため
上司から日々叱責を受けている。あるいは転職したものの
環境の変化についていくのがしんどい。

まずお伝えすることは、会社を辞めるのは最後の手段です
ということです。特に心身が不調の時、そのような大きな
決断をすること事態がさらなるストレスになります。

といって、不調のまま仕事を続けることも燃え尽き症候群
に陥る危険が大ですので、休養することが大切になってきます。
会社を辞めるためにも最優先は体調を良くすることです。

この順番を間違ってしまうと、その後の就活にも影響が
出てきます。会社を辞めて次の職場で活躍するためにも
まずは心身の健康を取り戻すことからはじめましょう。

一方で、体調不良はないけど、「このままこの仕事を続けていて
いいのか」迷っている、「ここで自分が本当にやりたいこと、
やり残したことにチャレンジしたい」という方もいます。

このモヤモヤタイプの方は、一度冷静になって、自分の
これまでのキャリアを振り返ってみるとよいでしょう。
いわゆる「キャリアの棚卸し」ですね。

これまで経験した業務、職種、職位や、それぞれの仕事から
得られたスキル、能力、経験や成果などを書きだします。
業務に関連が有る無しに関わらず、資格も書きだしましょう。
自分だけで行うと、キャリアの過小評価をしてしまうことが
良くあります。どなたか信頼のおける仲間に、見て質問して
もらうといいですね。

こんなこと業務上できて当たり前だと思っていたことが、経験
のない人にとっては、「すごいこと」だったりします。他者
からどんなことが、どう評価されたか実感してください。

さらに、仕事上であなたが「やりがいを感じた」「楽しいと
感じた」など感情面で印象に残っていることは何でしょうか?
「○○と言われて嬉しかった」という体験はないでしょうか。

その気持ちが動いた体験というのが、スキルより重要な時も
あります。キャリアの棚卸しをしてみて、ご自分のやってきた
ことを客観的に眺めてみましょう。

その上で、もしまだ今の職場でやれそうなことがあれば、
今からチャレンジするのも選択肢です。「したたかに」
「戦略的に」働くのです。

最後に、私のように会社員時代の経験やスキルとは違う
分野にチャレンジしたいと思っているという方のキャリア
チェンジについてはまたの機会にお伝えしたいと思います。

今日の一言メッセージ
会社を辞めるのは最終決断。その前にできることをやってみよう。

「○○○」と思っていると怒りのスイッチが入ります

2015.03.21

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

最近、「毒母」という言葉が世間にも知られるようになって
きました。娘に依存し、支配しようとする母親。そのため
娘が生き辛さを訴える・・メディアでも取り上げられています。

以前、自称「毒母」という方のご相談を受けたことがあります。
娘に対する期待値が大きすぎて、娘本人から、「お母さんは
重い。私を支配しないで!」とはっきり言われたのだとか。

そのお母さん、例えば、離れた娘に宅配便を送る時、孫が
気に入るおもちゃや絵本などをいっぱい詰め込んで送るのだそう
です。ですが、娘や孫からお礼の連絡がないと落ち込んでしまう。

「娘から言われたことがあるんですが、結局、お母さんは有難う
を言わせたいんでしょうって。」ご本人もそれを自覚していて、
そう思ってしまう気持ちをなんとか収めたいと思っていました。

有難うと言われたい気持ちの何が悪い?と感じる方もいらっしゃる
でしょう。ですが、娘さんがそのことで苦しんでいることを知って
いるこのお母さんは、自分が変わろうと、もがいていました。

その時、私がお伝えしたのが、「してあげる」と思っていると、
お返しが欲しくなりますよね。でも、「可愛いお孫さんのために
おもちゃや絵本を選ぶ」そのこと自体を楽しみましょうということ。

そして、自分が楽しんだのだから良い時間を過ごせて幸せ~と
感じましょう、と。お母さんは、「そうですね。すでに十分、
楽しみました。」とおっしゃいました。

これは、一見、物のやりとりのようですが、実はココロのやりとり
なんですね。似たようなことは職場でもよくありますね。同僚に
「○○してあげた」のにお礼ひとつ返ってこない・・・

逆にイヤな顔をされたなんていうこともありませんか?私は
あります。同僚が仕事をあまりにも溜めていたので、サポート
しようと思って、「あること」を代わりにやってあげたのです。

ですが、同僚はその「あること」を自分でやりたかったのですね。
もちろんお礼も言われませんし、その方が自分で最初からやり
直しされたのです。私はショックを受けました。

ですが冷静に考えると、私のやったことは同僚が望んでいた
サポートではなかったということ。それを「やってあげたのに」
と思っていると、こちらが辛くなり怒りにもなります。

相手が本心から望んでいることなら「喜んでやる」。そうでない
のであれば見返りを求めず、「やる」楽しみを味わうだけにする。
そんなココロ持ちでいると、とてもラクですよ。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
「してあげる」のではなく、「やる」喜びを味わう

やる気が出ない時の気分の上げ方

2015.03.15

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

実は私は、やる気がある時とそうでない時の波がある方です。
例えば、新年に「今年の目標はこれだ!」といろいろ掲げ
取り掛かるのですが、気持ちの停滞期というのがあるんです。

目標が決まった直後は、それに向けてガンガンと走り出す
のですが、ちょっと息切れする時期があるのですね。
そのことは、自分できちんと自覚しています。

やる気が落ちるというより、さらに別のことに興味を持って
しまっているということもあるのですが、一つのことを
コツコツやっていくため、今はいろいろと工夫をしています。

その中で最も効果的だと思っているのが、助走をつけること。
例えば、あまりやる気がなくても、ルーティーンでできてしまう
業務、「型」があるようなものをまず淡々とこなしていくのです。

ブログの記事を書こうと思っているのに、なんだか気持ちがあがら
ないような時、パソコンに向かいながら、簡単にすぐにできる業務
からやっていくのです。

好きでもイヤでもなく、簡単にできるものをしながら少しずつ
負荷をあげていきます。やり出すと、「これが終わった」という
ちょっとした「達成感」もあるので、それも効果的です。

そんな風に助走をつけてから、本当にやるべきこと、やる必要の
あることに取り掛かります。本来やる気満々だったら、優先順位が
もっとも高いものに取り掛かるのです。

ウォーミングアップが終了しているので、優先順位の高いものに
取り掛かるためのエンジンがすでにかかっているというわけですね。
その後は、ある一定時間を集中して仕上げてしまいます。

その最初のアップに取り掛かるのに時間が必要な場合、または
アップの後でも本来の業務に取り掛かれないような時は、
思い切って休養する、ことも必要だと思います。

なんとなくやる気のエンジンをかけている状態より、あえて
きっぱりとエンジンを止めてしまうのです。そして意識的に
気分転換をします。

やる気がおきない時、まずは簡単にできることから徐々に
始めてウォーミングアップすること。助走をつけて大物に
取り掛かること。試してみてください。

今日の一言メッセージ
やる気がおきない時は、助走をつけてみよう。

「やりたくないこと」「なりたくない自分」を考える

2015.03.07

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

「自分が何をしたいのかわからない」「このまま仕事を
続けていいのかわからない」と悩むことってありますよね。
今や会社でも自分のキャリアプランは自分でと言われる時代。

私が働いていた外資系企業でも、「自分のキャリアには自分で
責任を持ってください」と言われていました。最初に人事部長
からそう言われた時は戸惑ってしまいました。

というのは、組織に所属している時は、自分から戦略的に
キャリアを積んでいくのは難しいと考えていたからです。
同じころ、私は心理学の勉強を個人的に続けていました。

いずれは心理カウンセラーとして独立したいとは思って
いましたが、具体的なタイムラインは決めずにいたのです。
ただ、なんとなく時間をやり過ごしていくのは嫌でした。

ボンヤリといずれこんなことがしてみたいなという気持ち
はあっても具体的でない場合、「やりたいこと」を掘り下げるより、
「やりたくないこと」「なりたくない自分」を考えてみましょう。

もしかしたらあなたのまわりに、「あんな風にはなりたくない」という
お手本の方がいらっしゃるかもしれませんね。であれば、何が
どんな風に嫌なのでしょうか。それを考えてみるのです。

そして、そうならない為に、今あなたが出来ること、避けるべきことを
考えてみましょう。その中から、将来のキャリアにつながる何らかの
答えが見えてきます。

そうなると自分の中に軸が出来るので、会社組織やまわりの人間が
何か言ってきてもあまり気にならなくなります。私が、再度役員の
秘書を引き受けた時も同じでした。

以前社長秘書をしていて、市場調査の仕事にシフトしたのですが、
再度、秘書に戻った時期がありました。その時、周りの方から、
キャリアダウンではないか?ハッピーなのか?と言われました。

ですが、私は「なりたくない自分」を考えて出した答えだったので
全く気になりませんでした。秘書は比較的残業が少ない職種だったので、
その時間を大学院での勉強に充てることができたのですね。

勉強だけでなく実習もあったので、会社員を続けながら勉強を両立
できるスタイルを選びました。「やりたくないこと。なりたくない自分」
という逆説的な問いかけで答えがみつかることがあるのです。

今日の一言メッセージ
「やりたくないこと。なりたくない自分」をキャリアプランに活かそう

あなたの仕事で「得意な分野」はどんなことですか?

2015.02.28

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

40代以降からシニア世代の転職活動の悩みを伺う
機会も増えてきました。自己都合の場合と会社都合の
場合、ご本人の転職への意識や準備も様々です。

あるいは職場内での部署替えなどによる仕事内容の
チェンジもありますよね。実は私は会社員時代、
転職だけでなく社内で様々な職種を体験してきました。

マーケティングに始まって、役員秘書や市場調査、社会貢献
活動、最後は広報の業務に従事していました。今、あらためて
自分の得意、不得意分野を振り返ってみてわかることがあります。

どんな職種についていても、その中で自分の得意と言える業務、
どちらかというと苦手を言える業務があるのですね。ですが、
実際にそれを意識していたかというとそうでもありませんでした。

なぜなら、どんな職種に携わっているかばかりに注意が向いていた
のです。ですが、その仕事でも、それをブレークダウンしていくと
同じカテゴリーに入るものがあることに気が付きます。

例えば、「社内外での交渉をする」「数字を用いて予測を立てる」
「他部署とチームで協働する」などです。秘書であっても広報でも
内容は違いますが、同じカテゴリーがあるはずなのです。

そしてそのカテゴリーの中に、自分の「得意なもの」と「苦手なもの」
があったと思うのです。自分で、その「得意なもの」が何なのかを
知っておくのがキャリアチェンジの時に役立つのです。

キャリアチェンジの時だけではありません。日々の仕事においても
同じですね。例えば「苦手なもの」を克服するのではなく、誰かに
サポートを依頼する、ということができるからです。

特に、40代以降の方でしたら、あえて「苦手なこと」を克服するのでは
なく、「得意なこと」を活かしつつ、「苦手なこと」へは一度、別の対処法を
考えてみることをお勧めします。

実は、私はこのことを、会社員を辞めて独立してからますます実感
するようになりました。すべて自分でやらなければならないと思う
のではなく、「得意なこと」にエネルギーを集中する必要があるからです。

そのため「苦手なこと」については、出来るだけ自分が関わらない方法を
選ぶよう心がけています。それには、自分の「得意なこと」「苦手なこと」
が何であるか、知っている必要がありますよね。

今、具体的なキャリアチェンジを考えていなくても、一度、ご自分の
仕事内容をカテゴリーに分けて、得意分野とそうでない分野について
じっくり考えてみませんか?

今日の一言メッセージ
「得意なこと」にエネルギーを傾け、勝負する

相手の感情に焦点をあてて傾聴してみよう

2015.02.21

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

前回は、問題解決のために原因追究するだけではなく、
視点を変えて「傾聴してみよう」とお伝えしました。
今回は「傾聴」について考えてみましょう。

私たちカウンセラーは、「傾聴」について様々な訓練を受けます。
基本なのですが、本当に難しいと実感しています。
オウム返しや相槌を打つだけが傾聴ではないのです。

派遣社員としてチームに貢献してくれているDさん。最近は、なぜか
ミスが続いています。あなたは社員としてDさんの指導役を任されて
います。なので、どうしたのか?理由を聴いてみると・・・

言い訳が出てくる、出てくる・・・という時、どうしますか?
相手に共感しなくてはいけない、なんて考えているとしんどくなり
ますね。さらにはイライラが募ってくるかもしれません。

ただ、普段は真面目に仕事に取り組んで、職場での評価もそこそこ
高いDさん。何があったか?と気になりますね。そんな時、どうか
相手の話している内容に振り回されないで欲しいのです。

言い訳を傾聴するのではなく、言い訳をしてしまうDさんの「感情」
を聴いていくのです。「そっか、最近は時給があがらないのに自分ばかり
仕事量が増えて納得いかないという気持ちがあったんだね。」

「その気持ちを誰にも言えずに、モヤモヤが溜まっていって、そんな状態
を引きずったまま仕事量をこなすことで精一杯で、わかってもらえない
疎外感のようなものを感じていたんだね。」こんな風にです。

正直、これは簡単ではありません。相手がなぜこんな言動をしている
のか、その時どんな気持ちなのかを推し量って、それを伝えていく
ことだからです。

原因は仕事量なのかもしれませんが、もしかしたら、「わかってもらえ
ない疎外感」かもしれません。そんな時、指導役であるあなたが
その気持ちを傾聴し共感してくれれば、相手は安心するのです。

実際には、Dさん自身が、どんな気持ちなのかわかっていない場合も
あります。そんな時に、あなたがその気持ちを伝え返すことで、
Dさんが自分の本当の気持ちに気づくこともあります。

「仕事の結果ばかり気になっていたけど、Dさんがそこまで
追い詰められ、疎外感まで持っているとは知らなかった。」
そんな一言が結果的に「問題解決」になり得るのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
相手の話の「内容」だけでなく、「感情」にも注意を向けてみよう

原因追究だけではない視点が相手を救うことがある

2015.02.14

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

Cさんは、単身赴任で家族と離れて暮らしています。今週末、
家族のもとに一時帰省することが決まっています。お悩みは
お子さんのことでした。

中学生のお子さんが、最近、しばしば体調不良を訴え、学校を
休みがちだとか。奥さんは、お子さんがなんとか学校に行けるよう
頑張っているのですが思うようにいきません。

そのため、奥さん自身も一人でお子さんの対応に追われ、かなり
追い詰められているのだそうです。そんな家族のもとに帰る予定の
Cさん。どう対応したらよいか悩んでいます。

「母親の言うことは聞かないようなので、私から、やや強めに
なんで学校にいかないのか?と聞いてみるつもりです」、とのこと。
学校に行くことがすべての解決だと思っているようでした。

不登校になるのは、その背景に様々な事情、理由があると思います。
久しぶりに会う父親にまで、「学校に行きなさい」と一方的に言われて
しまったお子さんはどんな気持ちになるのでしょう?

そんなやりとりを続けているうちに、Cさんは、子どもに理由を問い
詰めるのではなく、まずは妻に労いの言葉をかけることにしました。
そしてお子さんとは束の間の週末、楽しく過ごすことにしたのです。

私が今日お伝えしたかったのは、このエピソードのように、理由を聞いて
解決策を考えるという思考法だけですべてに対応しようとすると、誰も
ハッピーにならないことがあるということです。

例えば、職場ではどうでしょうか?あなたの部下がある時期ミスばかり
連発したとします。こんな場合、「どうなっているのか?」と当事者に
確認し、即座に対応をすることは重要です。

ミスが社内外への多大な迷惑になっている場合は、それを
フォローする側としては正しい対処法です。ですが、その後、
ちょっと見方、立ち位置を変えて考えて欲しいのです。

ミスばかり連発する理由を確認するだけでなく、本人の話に耳を
傾けてみる。もしかしたら私生活で大きな悩みを抱えているかも
しれません。

さらに、ミスが重なるとかなり萎縮して自信をなくしているはず
ですから、あなたからの声かけは本人にとっては大変有難いサポート
でしょう。あなたはその悩みを解決してあげる必要はありません。

叱責されるような場面でのあたたかい眼差しが、自信のない部下
を支え、さらには、職場でメンタル不調を出さない予防になるのです。
「傾聴」の仕方については、次回、詳しくお伝えしますね。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
あえて原因追究、問題解決だけでない対応を実行してみよう。

 

ザワザワ落ち着かないココロとの付き合い方

2015.02.07

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

40歳を過ぎた頃から、本人が望んでも望まなくても、これまでの
働き方とは違う働き方を求められることはよくあります。若手への
引き継ぎや異動などもそうですね。

Bさんは、もともと真面目な方で、仕事には人一倍、真剣に
取り組んでいます。年齢は40代後半に差し掛かっています。
やる気はあっても疲れがとれずに悩んでいます。

実はカラダの方がやや深刻に悲鳴をあげている状態が続いて
いました。疲れがとれないのは、睡眠が不足しているからでも
ありました。

ですが、Bさんは、「以前、出来ていたことが出来ない」自分への
焦りを感じ、不甲斐ない自分にイライラしていたのです。結果、
将来に対しても落ち着かず、常に不安を感じていたのでした。

真面目な方に多いのですが、カラダとココロが悲鳴をあげている
のに、平気でそれを無視してさらに頑張ろうとする。できない
自分を叱咤激励してしまうのです。

これは、まさに「悪いスパイラル」に自らを貶めているような
ものですね。せめて仕事が終わってからはリラックスして
過ごせるよう、どうしたらよいか一緒に考えました。

話を伺っていくと、どうやらBさんは、自宅でも様々な情報を
見たり聞いたりしており、堪えず何らかの刺激の中にいるよう
でした。家でも「戦闘モード」とは言いすぎでしょうか?

交感神経がいつもオンの状態でいると、本人は仕事と離れて
いるのだから問題ない、と思っていても、あまり効果的では
ありません。

リラックスするためには、副交感神経を優位にする必要が
あります。そのためには、いくら楽しくても絶えず刺激の
中にいることは逆効果でもあります。

私は少々強めに、「しばらくの間、情報から離れてください。」
と伝えました。スマホでの情報検索やSNSからも遠ざかる、
デジタルデトックスすることもお勧めしました。

Bさんは、反発するどころか、もしかしたら誰かに強く言って
欲しかったのかもしれません。そうですね、そうしてみます。
少しゆったり過ごしてみます、とおっしゃいました。

カラダとココロが弱っている時、奮い立たせようと刺激を与える
のは、ダメージが大きい場合もあります。やる気がでないなら
それなりの理由もあるはず。休養が必要なこともあるのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
たまには情報を遮断してココロをクールダウンさせよう。

自分が配慮していると同じくらい、相手から配慮されるとは限らない

2015.02.04

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

最近つくづく感じることがあります。それは、自分はこんなにも
相手のことを考えて配慮しているのに、それが理解されず、
返ってこないことにハラが立つという方が増えていることです。

私は職業柄、自分も相手も快適になれるアサーティブな
コミュニケーションについてお伝えする機会が多いですが、
やはり日本には、推し量って欲しいという文化があるのも事実。

乱暴な言い方を承知で言いますが、特に女性は、「言わなくても
わかってほしい」という気持ちを根強くお持ちの方もいらっしゃる
のです。

そんなA子さんは、ある時、取引先の営業の方の対応を
とても不満に思われ、それを思い切って口に出したものの、
相手から、ひどい言動をされたと怒っていました。

確かにA子さんは、奥ゆかしい雰囲気の方で、とても慎重に
言葉を選んでいるという印象がある方です。自分はそれだけ
相手に配慮したのに、まるでわかってもらえなかった! と。

今度は、わかってもらえなかったことに怒りを感じ、心が
揺さぶられ、自分でうまくコントロールできない状態に
なってしまったのです。

ただでさえ、A子さんはお客という立場なのに、相手から
逆ギレされたような対応だったのですから、心穏やかでいる
ことは難しいでしょう。

相手はそれだけ未熟なのかもしれませんね。その時、
A子さんは、「自分がこれだけ配慮しているのだから、
相手も同じくらい配慮して当然だ。」と思っていたのです。

この「当然だ」「すべきだ」という考え方を相手に求めてしまう
と、苦しくなってしまいます。相手がどんな対応をするかは
相手の自由でありコントロール不可のことなのです。

私に、頭にきた気持ちを正直に話してからのA子さんの心は
少しずつクールダウンしていきました。「相手を批判する、
裁いてしまう気持ちが出てきたみたいです。」と反省。

明日から、もうお取引はしません!と言えるような関係でも
ないとのことで、次回はこのことを引きずらないで、改善したい
と話されました。

相手にわかってもらいたかったけど、ここは大人の対応を
しようと思います、とおっしゃり、「裁いてしまうココロ」を
上手に鎮めたのでした。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
相手がどう反応するかはコントロールできないのです。

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