働く女性 人間関係 悩みやストレスから抜け出す カウンセリングなら /自分関係® 臨床心理士 高橋雅美

お問い合わせ カウンセリングお申し込み
ハッピーハートコンシャス髙橋 雅美 Official Website メニュー

Official Blog

最新記事一覧

職場の人間関係で悩んだ時、まず○○からやってみよう!

2015.06.20

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

職場の人間関係で悩んでいるDさん。最初は、「仕事の
人間関係が上手くいかずに悩んでいるんです。自分は
いつも輪の中に入れない。下手なんです。」とおっしゃいます。

Dさんのように、自分はコミュニケーションが下手、だから
職場でも上手くいっていないという方のお話を聴いていて
いつも感じるのは、「決めつけている」ということです。

下手、上手くいかない、だからダメだ・・・という思考回路
にはまっています。そういう時は、まず、その方の決めつけ
てしまったココロを整理するお手伝いをします。

どんな時に下手だと感じるのか
どんな相手と上手くいっていないのか
具体的なエピソードは?という感じで訊いていきます。

Dさん曰く、引き継いだ仕事で前任者とのやりとりをする時。
相手は先輩社員のE子さん。仕事でわからないことを尋ねると
「そのくらい自分で調べて」と素っ気ないのだとか。

ただし、E子さんは、最近リーダー職に抜擢されたそうで、
余裕がない様子だということです。Dさんだけでなく、部署の
皆に対して同じような態度をしているそうです。

そうなると、今回のエピソードはDさんに問題があるのではなく、
E子さんのココロの容量が狭くなっていることに原因がありそうです。
さらにDさんは、他の同僚とはそれなりに上手くやれているとのこと。

であれば、Dさんの状況は、「職場のE子さんとの人間関係が上手く
いっていないと感じている。それはE子さんと心地よいコミュニ
ケーションが成り立っていないから」と言い変えることができますね。

最初の全くダメ、上手くいっていないと決めつけていた状況
に比べ、今は随分具体的になっているし、原因もなんとなく
わかりかけてきていますね。

ここまでくるとDさんに考えて欲しいのは、ではどうやったら
E子さんと上手くできるようになるか、という具体策になって
きます。

自分のことで容量がいっぱいいっぱいになっているE子さんに
質問する前に、質問するタイミングや、内容について自分なりに
なにか工夫ができないかどうか考えてみましょう。

また、他の同僚とは上手くいっているのであれば、自分が
出来ていることに目を向けてみることも大切です。そこには
Dさんを応援し、励まし、見守ってくれる仲間がいるからです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
決めつける前に、具体的なエピソードから対応策を考えみよう

 

頑張り屋さんのあなたへ 上手に手を抜くコツ

2015.06.13

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

仕事も家事も、常に完璧主義のCさん。頑張り屋さんで
上司や同僚、もちろん家族からも働き者と思われています。
期待されると余計にはりきってしまうようです。

そんなCさんですが、最近、天候が不安定なこともあり、
体調もあまりすぐれません。詳しく訊いていくと、病院に
行くほどでありませんが、常にオンの状態のようです。

オンというのは、交感神経が働いている状態で、その逆の
リラックスタイムは副交感神経が働くのですが、どうも
そのバランスが少し崩れているようです。

リラックスしているつもりでも、あまり疲れが取れない。
体調が万全ではないのに、さらに期待に応えようと
頑張ってしまうCさん。

ここは無理する時期ではないからと、手を抜きましょうね、
とお伝えしました。Cさんの返事はこうです。「そう言われて
自分でもそう思うのですけど、出来ないんです。」

頑張ることが身についてしまっていて、さらには、頑張る自分しか
まわりに認められないという強い思いこみもあるようで、手を
抜けないようです。

気持ちの問題もありますし、実際にどのように手を抜いたらいいのか
わからないとおっしゃいます。手を抜くってどの程度なら許されるの
だろうか?などと考えてしまうのでしょう。

そういう方には、数値でお伝えします。「Cさんが、ここまでやるのが
100%だと思うのなら、あえて70%で辞めてください。それが手を
抜くということです。」という風に。

するとCさんのような完璧主義の方は、「なるほど」と感じて
くれることが多いです。ご自分の100%が想像できるから、
70%というのもなんとなくイメージがつくのでしょうね。

70%で終われない、とさらに嘆く方には、「それが今、Cさんが
やるべきことです。7割で止めることが仕事です。」などと
伝えることもあります。

「すべき」という考えで自分を追いつめてしまう完璧主義の
Cさん。まずは体調を安定させてから、カウンセリングで
考え方を変える訓練をやっていただくのです。

今日の一言メッセージ
「手を抜く」のではなく、「7割でやめる」と考える

忙しい時ほど必要!管理職のあなたの「●●」は充分?

2015.06.05

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

Bさんの職場は、この時期、1年のうちでもっとも忙しい
のだそうです。ある事情で、シフトが変わったこともあり、
忙しいのに、ベテランの方が少ないという現状なのです。

そんな中で、Bさんは、昨年と同じだけのパフォーマンスを
出すことを求められています。彼女へのプレッシャーは相当
なものなんですね。

ですが、頑張り屋のBさん。まだまだ慣れないメンバーを
上手にサポートしながら、なんとか乗り切っています。
そんなBさん、実はある不満を感じているのです。

それは、Bさんと一緒に働いているチームメンバーへの
不満ではありません。彼らは慣れない中でも、ベストを
尽くしていると感じているからです。

一方でBさんの上司は、Bさんがこれほど頑張っているのに
労いの言葉がけのひとつもないらしいのです。「この状況で
良く頑張っていますね」、の一言がないのです。

この話を聴いて、仕事のモチベーションを上げる時、このような
「心理的報酬」がいかに大切なのかをあらためて感じました。
賃金や休暇と同等、あるいはそれ以上に必要な報酬なのです。

つまり、上司から「承認される」、「ほめられる」ということです。
最近Bさん自身が、このまま続けていけるのか不安とおっしゃるの
ですが、その理由がこの心理的報酬がないことと大きく関わっています。

上司は、Bさんの実力だったら、この状況を乗り切ることは出来る
だろうと見込んでいるのでしょう。ですが、Bさんが快適に仕事を
継続していくための「声かけ」ができないのは残念です。

上司はBさんの仕事を手伝うわけではありません。上司には
上司の仕事があります。Bさんが望んでいるサポートとは
実際に手伝いということではなく心理的なサポートなのです。

許可がいるわけでもなし、コストがかかるわけでもなし、
「心理的報酬」を出し惜しみすることは本当にもったいない。
部下がいるあなたなら、ほんの少し立ち止まって考えてみましょう。

これは職場に限ったことではありません。夫婦間、親子間でも
「認める」「ほめる」という声かけは、信頼、安心、愛情深い
人間関係にはとても大切なんですね。

今日の一言メッセージ
「ほめる」「認める」の心理的報酬を上手に活かそう

職場であなたの価値を下げる言動に出会った時の処方箋

2015.05.30

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

職場で、あなたのことをいつも見守り、応援し、頑張れば
褒めてくれるような人のことを、ホットボタンを押して
くれる人と言うのだそうです。

反対に、何かにつけあなたの自信を削ぎ、邪魔をするような
言動をする人は、クールボタンを押す人。相手に悪気はないかも
しれないし、気づいていない場合もあるでしょう。

ですが、たちが悪いですね。彼らの言動には、「あなたのためを
思って言っているんだよ」という前置きがあったりするので、
余計手に負えません。

私自身も似たような経験があります。その人と一緒にいると、
なぜか自分は、「まだまだ力不足だし、そもそも成し遂げる能力
があるのかな」と感じてしまっていたのです。

そのような時、その人が「こうすればいいよ」とアドバイスして
くれたりすると、「やってみます!有難うございます」なんて
言ってしまい、ますますコントロールされてしまいます。

はい、これって「コントロール」なんですね。価値下げ言動を
されて自信、自尊心を失ってしまう一方で、相手は、アドバイスを
くれる大切な貴重は人としてあなたにインプットされてしまう。

そうなると、そこには支配関係が生まれ、もはやあなたは、
その人の言うことさえ聞いていればいいんだ、とか、出来ない自分を
救ってくれる人などと思い込んでしまうのです。

こういうことは、職場でも起きています。上司部下などの上下関係
では、特におこりやすいと言えるでしょう。そうなったら要注意。
支配される関係はずるずると続いてしまうことがあるからです。

では、どうやって対処したらよいのでしょう?
まず、あなたが気づくためには、その人といる時は
いつも自信がなくなる、否定される等と気が付くこと。

いつもネガティブな言われ方をしているのであれば、
相手はクールボタンを押す人である可能性が高いです。
そして良い人になって親身にアドバイスくれたりする・・・

そんな人だとしたら、警戒しできるだけ距離を置きましょう。
そしてあなたが受けたネガティブワードは、全てポイジティブ
ワードに変換してください。

最後に、クールボタンを押す人について。彼らは、意識的に
あるいは無意識に、自分が優位に立つ言動をしています。
自分に自信がないからです。そこを見間違えないでくださいね。

一緒にいると、相手の言動でいつも気分が落ち込んでしまう、
自信がなくなってしまう、ということが起こっているのなら、
その人との関係性を見直す時期だと考えます。

今日の一言メッセージ
いつもネガティブな言動を返してくる相手の支配関係から抜けだそう

ストレス反応イコール「うつ病」とは限りません

2015.05.23

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

「最近、ミスばかりが増えて、夜も眠れないんです。
気分も沈んだままで、これってうつ病なんでしょうか?」
こんな言葉を口にする方の相談をお受けします。

そんな時は、まず、体調不良になった時期、きっかけなどを
うかがっていきます。特にきっかけとなる出来事、つまりは
ストレスになる出来事があったかどうかが重要です。

そしてこのきっかけというのは、嬉しい出来事にもあてはまり
ます。例えば「管理職になった」「子どもが産まれた」など
でも、ストレスになり得るのですね。

簡単に言ってしまえば、安定していた状態から、なんらかの
変化があった時期、出来事はストレスになるわけなんです。
ですから、変化があったことを自覚しておくことは大切。

カウンセラーは医師ではないので、「うつ病」かどうか、
という診断はしません。ですが、専門医を受診すべきかどうか
の見立てをすることはあります。

ストレスを受けた場合、気分が落ち込むというココロへの影響
だけではなく、夜眠れない、食欲がないというカラダへの影響、
ミスが続く、遅刻が多いという行動への影響があります。

それらは、ストレスを受けていますよ!というSOSのサイン
ですので、このような影響が出ていることイコール「うつ病」
とは限らないのです。

ですが、この状況が2週間以上続いた場合は、やはり専門医の
受診をお勧めします。というのは、ストレス反応が慢性化して
しまう危険性があるからです。

心療内科や精神科受診をお勧めすると、躊躇し、
「うつ病って診断される」と思い込んでいる方が
多いのも実感です。

そうではなく、ストレス反応を少しでも和らげる
ストレス対処の一つだと捉えて欲しいのです。
早めの対処が肝心なのです。

人間関係の変化も大きな影響を与えますよね。
でしたら、この時期、いつもより一層、ご自身の
ストレス反応に敏感になってみましょう。

何かきっかけがあり、ストレス反応が出ている場合は、
意識的にストレス対処法を行う必要があります。無理せず、
手を抜けることがあるなら、あえて頑張らないという感じです。

今日の一言メッセージ
ストレス反応はSOSサイン。早めに対処しよう。

仕事と家庭の両立希望!想いだけでなく●●も伝えよう。

2015.05.16

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

3ヵ月の休職期間を終え、復職に向け準備中のAさん。
明日の上司との面談を控え、やや緊張しています。
上司に伝えたいことはあるものの伝え方にも悩んでいます。

段階的な復職が条件なので、いきなり残業や休日出勤などは
できません。それにAさん自身が休職期間に、今後の人生の
優先順位を考えたのだとか。それを上司に伝えたいのですね。

Aさんには幼いお子さんが2人いて、お1人が軽度の発達障害と
診断されています。Aさんは、以前のように仕事中心の生活より
お子さんとの時間を大切にしたいと決心したのです。

ということは、残業や休日出勤、日帰りの出張も控えたいと
考えています。それもお子さんが学校に入るまでのあと3年間は
続くのだそうです。

ですが、明日の面談でいきなり上司に、「あれもこれもできません。」
と伝えるのはまずいですよね。復職するのが早すぎないか、と
誤解される可能性もあります。

残業ができないのは、もちろん体調を考えてのことでもありますが、
相手にまっさきにネガティブな印象だけを持たれてしまうのは、
マイナスですよね。

「仕事より子どもとの時間を大切にしたい」と訴えるAさんに対して、
想いは通じますが、上司は、その結果何がおこるのか、職場にどんな
影響が出るのかを知りたいと思うはずです。

つまり、優先順位をはっきりさせた結果、何ができなくなるのか、
逆にできることは何なのか、それはいつまで続くのか、などと
Aさんの想いだけでなく、行動の変化を伝えなければならないのです。

私と、「上司面談の予行練習」をしたAさん。復帰する以上は、
職場が求める労働力を提供しなければなりません。できないばかり
の主張では受け入れられないことを強く認識したようです。

時間外労働は難しいかわりに、これまで避けてきたやや面倒な
仕事を覚えていくことや、職場の異動も一方的に断らずに
前向きに考えるという覚悟ができたようです。

優先順位をつけるということは、優先しないことは折り合うと
いうことです。復職に向けてAさんが上司に伝える際に
工夫したことは、あなた自身も職場で応用して使えるはずですね。

何かを優先させたい、これは譲れないという想いを伝える時は、
その想いを熱く語るだけではなく、その結果どんなことがおこる
のか、影響を与えるのか、冷静に行動の変化も伝えましょう。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
想いを伝えるだけではなく、行動がどう変化するかを伝えよう

マイナスな言葉をプラスに言い換える習慣

2015.05.09

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

営業職としてはベテランとも言える経験をもつCさん。
昨年、この支社に赴任してきた支社長に変わってから、
仕事へのやる気がなくなってしまったようです。

その支社長は、俗にいうエリートコースを歩いてきた
方で、自分が成績の悪い支社に異動になったことが
不満なんだとか。どうやら部下にあたっているのです。

叱咤激励を大声でする方のようで、その発言と態度に
Cさんは、萎縮してしまって、すっかり自信をなくして
しまっていました。

パワハラともとれる態度で、社内のパワハラか、コンプライ
アンスへの窓口を勧めたのですが、どうやらその支社長は、
6月には本社へ異動がすでに決まっているのだそうです。

なので、あと少しの間、なんとかしのぎたいと思っています、
とおっしゃいます。最近は、眠りが浅くなってきたとのことで、
自ら心療内科も受診したそうです。

営業活動も頑張っているし、体調にも気を配り治療を続けて
いるのですが、どうにもやる気がでないため、成績も上がらない
という悪循環から抜け出せないでいたのです。

お話をじっくりと聞いていくと、Cさんのココロの中に、
支社長の言葉がどっしりと根を張って留まっているのですね。
「自分はダメなんだ」とまるでマインドコントロールのようです。

Cさんのココロをほぐしてもらおうと、普段仕事でどんな工夫を
して頑張っているのかを聞いていきました。すると、すごいな、
頑張っているなと感じることがたくさんありました。

それを伝え返すと、Cさんは、「そうですね、私も成績が
伸び悩み辛い中でも、頑張っていますよね。実は義父が
体調を崩してその看病もしているんです。」と話されました。

そこですかさず、支社長が話したネガティブな言葉を
自分の中でポジティブに言い直してみたらどうですか?と
提案しました。

「仕事が遅い」ではなく、「丁寧に仕事をしている」。
「成績が伸びないのはやる気がないからだ」ではなく「限られた
時間の中でベストを尽くしている」。

優位な立場にある人からのネガティブな言葉はココロに
残りやすいのです。自らを傷つけない為に、ココロの中の
自動翻訳機を始動してポジティブに言い換えましょう。

そしていつも「大丈夫、自分はできる。」と自分を励まして
欲しいのです。自分で自分のココロを守る。常にそのことを
忘れないでくださいね。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
ココロに溜まったマイナスの言葉をポジティブに言い換えよう

自分の「嫉妬」や「妬み」感情との上手なつきあい方

2015.05.02

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

「怒り」や「イライラ」に加えて、自分の中の「嫉妬」や
「妬み」感情との付き合い方に困ることってありませんか?
困るというより、自分で戸惑うという感じでしょうか。

怒りやイライラは、自覚症状もありますが、「嫉妬」や
「妬み」の感情は、はっきりせず、モヤモヤ感として
感じることもありますよね。

Qさんは、新しい職場で新しいチャレンジに日々頑張って
います。きちんとした成果を上げるにはまだ時間がかかり
今は「我慢のしどき」でもあります。

そんなQさんがふとしたことでSNSでつながっている
もと同僚の書き込みを読んだそうです。その方は、その方
なりにキャリアに磨きをかけていたのでした。

それを読んだQさんの中に、得体のしれないモヤモヤ感
が広がりました。その時の気持ちをできるだけ忠実に
言葉にすると、なんとなくムカつくだったそうです。

どんなところがムカつくのかを伺っていくと、ある
1つの文章が原因のようでした。その文章に反応している
ことを気付いたQさん、さらに掘り下げて考えます。

どうやら、もと同僚が「自信に満ち溢れ、自分はこんなに
成功していだ、どうだ。」って言っているように感じ
られたのだとか。挑発されたように感じたのですね。

さらに、どうしてそう感じたのか伺いました。すると
「私ってすごいでしょう、頑張っているでしょうという
匂いがした。自分が我慢のしどきだから、悔しかった。」

とおっしゃいます。続けて、「あれ?これって嫉妬ですね。」
得体のしれないモヤモヤは嫉妬だったのかと気づかれました。
さらに「これって自分の捉え方のクセかもしれない。」と。

詳しく聴いていくと、Qさんはこの分野でのキャリが長く、
次のステップに移行中なのだそうです。それなのに相手だけが
成功しているように感じられ、自分がみじめに感じられたのだと。

「こうやって人と競争して勝ち負けを勝手に感じるのは私の
捉え方のクセなんです。だいぶ修正できたと思ってたけど、
自分が我慢のしどきだから余計にそう感じたのかも。」

「でもこうやって言葉に出してみると、そんなことはないな、
っていうもう一人の自分の声が聞こえてくるようです。私も
十分に頑張っているし、そもそも勝ち負けじゃないでしょって。」

嫉妬や妬みに気づき、そこから自分の捉え方のクセにたどり着いた
Qさん。「挑発されていないのに、自分から乗っかってしまいました。
相手の頑張りも認めつつ、ブレずにやるべきことをやっていきます。」

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
嫉妬や妬みの感情も否定しない。そこから気づけることもある。

職場で苦手な相手に対して私がやったのはなんと○○!

2015.04.25

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

よく言われることですが、職場というのは、長時間
過ごす場所でありながら、友人のように相手を
選べないわけですね。

そのため相性が良い人も合わない人も当然いるわけです。
私には、「あの人は苦手だったなあ」と振り返ると思い出す
人がいます。

特にいじわるをされたわけでもないのですが、当時私は
仕事も自分には苦手な業務を担当していたので、
そのこともストレスになっていたのだと思います。

なので、仕事をご一緒する同僚苦手だということが
余程辛かったのでしょう。好きになろう、仲良くしようと
いろいろ試したのですが、全くダメでした。

私自身のココロの容量も小さかったのだと思います。一度
苦手だと思ってしまうと、朝から気が重いわけですね。
「またあの人に会わなければならないんだ」という感じです。

そんな気持ちでご一緒するのですから、当然緊張もするし、
仕事でミスをしてしまうこともありました。そうなるとますます
悪循環ですね。

これはまずい、と思って私がはじめたのが、毎朝祈ることでした。
神頼みって感じですよね。その方を頭に思い浮かべ、後光が
さしているとひたすらイメージし続けたのでした。

今、冷静に振り返ると笑ってしまいますが、良いイメージをする
わけですから、それを毎朝やり続けることで気持ちが落ち着いた
のは事実です。朝からどんよりするのとは大違いです。

さらに、どんなに相性の悪い人でも、後ろには光がさしている
のだ、悪人ではないのだとイメージしていたので、苦手イコール
嫌いという思考回路にならないですんだのだと思います。

その後、「その人のことが全く気にならなくなりました」という
わけでもなかったのですが、毎朝の儀式のようになり、とにかく
続けてみたのです。

今、心理カウンセラーとして、同じように悩んでいる方が
いたら、「これはお勧めですよ、絶対に効果ありますよ」と断言は
できませんが、1点だけ良かったことがあります。

つまり、「どうにもならない、お手上げです。」ではなく、「自分は
このことに対処している」、「どうにかしようと努力している」と
いうのは事実だったわけです。

一度、自分の中で「お手上げだ」と決めつけてしまうのと、
「なんとか対処しようとしている、できている」と捉えるのは
認知の上では大きな差があります。

仕事でもプライベートでも、「もうこのことは自分のコントロール
ができないことなのだ」とインプットされてしまうと、まるで
そのことを証明するかのような出来事がふりかかったりします。

苦手な人を好きになる必要はありません。でも「お手上げだ」と
決めつけ、何もしないで、自分の能力や価値を低く感じてしまう
罠に陥らないようにしましょう。

今日の一言メッセージ
職場で苦手な相手に対してひとつでも「対処する」工夫をしよう

評価に納得がいかない時のやる気の見せ方

2015.04.19

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

Yさんは、昨年、数名の同僚が期せずして会社を辞めたり、
異動になっため、ある業務をほぼ一人で任されていたのだ
そうです。しかも業務のやり方を変更する時期でもあったのだとか。

その時期のYさんの仕事量と精神的なプレッシャーは相当
大きかったことでしょう。頼れる同僚もいない中、新しい
やり方、手順を覚えなければならなかったのです。

その他にもやることが山積みの中、自分が倒れるわけには
いかないと相当頑張ったとおっしゃいます。ところが、
3月に上司からもらった評価が期待より低かったのです。

上司との面談では、「えっ」と固まってしまったそうです。
自分の今回の頑張りはどの程度評価されたのだろうか?
頑張った自分がみじめで、損をした感じに思えたのです。

ココロの中で、「どうして自分の評価はこんなに低いの
でしょうか?納得いきません!」という言葉が
グルグルと回っています。怒りも湧いてきます。

ですが、Yさんは感情に流されず、深呼吸をして冷静さを
取り戻しました。そして上司にこう声をかけました。
「次回、A評価になるために何が必要でしょうか?」

上司は、Yさんが今回の評価にやや不満を持っていることを
察したのでしょう。「この状況でよく頑張ってくれたと
思っています。」と言い、その後も話を続けます。

「いろいろと変更がありましたが、4月以降、この仕事には
新しく3名の方々が携わることになります。私がYさんに
期待しているのは、その方々を指導することです。」と。

「Yさんには、これからはもっとリーダー的な仕事を
してもらいたいと思っています。そのためのチャレンジ
なので、ぜひ頑張ってください。」

「そのことで悩んだり、困ったりしたら、私に相談して
くれてかまわないよ。」というのが上司の回答でした。
実はYさん、ここでも固まってしまったのですね。

Yさんは、まさか自分がリーダーを求められているとは
思ってもいなかったそうです。でも同僚が辞めたことで
自分がそういう立場を求められているんだとわかったのです。

今回、納得のいく評価をもらえなかったのは残念ですが、
この面談で冷静に対応したおかげで、上司から自分への
期待の言葉を聞くことができたのでした。

そして、Yさんがきちんとリーダーシップを発揮すれば
評価が上がるという言葉を上司が自ら口に出したことも
とても重要ですね。

互いにゴール設定が出来て、何を求められているのかはっきり
したわけです。Yさんは、不平不満を言うかわりに、上司から
コミットメント(約束)を引き出すことに成功したのです。

もし上司からの評価に不満があったり、何を求められているのか
わからずにモヤモヤしている時、「どうすれば?」と積極的に
問いかけてみましょう。あなたのやる気が伝わるはずです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
どうして?と不満を言わず、どうすれば?と前向きに問いかけよう

ページトップ