第126話:希望の異動が叶わなかった時、やる気を保つコツはコレ!

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

「4月から別の部署への異動を希望していたのだけど、叶わなかっ
た。これまでのように、今の職場で仕事を続ける意欲を持つことが
できません。どうしたらよいでしょうか?」

この時期に多くなるのが、このような相談です。最初は残念な気持
ち、悔しい気持ちを受け止めることから。一度、ごまかさずに感情
を吐き出すことがとても大切なのですね。

相談者の方も、カウンセリングを受けて気持ちを聴いてもらった
からといって、希望の仕事に異動できるわけではないことをわか
っているので、次に湧き上がるのが・・・

「モチベーションを保つにはどうしたらよいでしょうか?」という
こと。「続けていく自信が持てない」「もう辞めてしまいたいけど、
すぐには辞められない」という方もいらっしゃいます。

実はそんな時こそ、自分のキャリアを見つめなおすチャンスでも
あるのです。どういうことかというと・・・
本当に望んでいることを明確にしましょう!

本当に望んでいることが、部署異動なんですと反論する方もいます
が、それって本当でしょうか?異動だけすれば良いのでしょうか。
望んでいることの答えになっていますか。

異動してどんな仕事をしたいのですか?
それによって何を成し遂げたいのですか?
結果、あなたは何を得ることが出来ますか?

と、このような時は質問を投げかけていきます。特に、実際に何を
得たいのかを明確にすることが大事。高収入なのか、経験なのか、
達成感という感情なのか。

そうやって、ワクワクの源を探していくのですね。このようなやり
とりをさせていただくうちに、当初、自分が考えていた「希望」の
正体がよりはっきりしてきます。

「希望」の正体がはっきり見えたところで、それを得るためには、
異動するしか方法がないのかどうか、他の手段がないのかどうかを
考えてもらいます。

E子さんは、地元を元気にするために地域に根付いたイベントなど
を企画する仕事を望んでいました。それを担当している部署への
異動は叶いませんでしたが、実は今イキイキと働いています。

というのも、異動せずとも、自分がワクワクする方法で、地元を
元気にする方法は他にもある!と気が付いたからなんですね。
そして職場とは別に、あるコミュニティを立ち上げたのです。

その中で、出来る範囲で、様々な情報発信や低予算でのイベント
の企画や運営を気の合う仲間と行っているのです。もちろん
本業は辞めずに続けています。

気持ちの整理の次に、「希望」の正体を見極めてみる。そして別の
選択肢を探してみることで、本当に欲しいものが手に入ることも
あるのですね。

さて、あなたは、あなたの「希望」の正体が明確になっていますか?

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
ワクワクの源を見つけると、キャリアの選択肢が広がります

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