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職場の人間関係

第149話:職場で自分らしく振る舞えず窮屈。あなたにお勧めは○○

2017.09.02

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

40代のL美さん。いつも以上に興奮して話し続けています。彼女は正義感が強く、相手のだらしなさや、曖昧さ、そして間違ったことが大嫌いで、受け入れられないのです。

そのため、まわりともよく衝突してしまうのですね。最近、どうしても許せないのが、職場の先輩。40代後半の男性社員で、最近、L美さんが所属する部の部長に就任しました。

部長の考え方が、どうしてもL美さんには受け入れられないのですね。というのも、彼が部長になってからというもの、女性に対する評価が厳しくなっており、女性の能力を評価していないのだそう。

L美さんの方は、これまで積極手に発言し、自ら行動することで、営業の成績はトップクラス。そんなL美さんがうっとうしいのだというのです。

これまで積極性や行動力が高く評価されてきたL美さんですが、その彼女の長所が、新しい部長の前ではことごとく否定されてしまうのだとか。

「それは、君の仕事ではないから、やる必要はない。」とL美さんが自ら動こうとすると、釘を刺すのだそうです。そのため、これまでの部の雰囲気と異なり、女性蔑視的な雰囲気が蔓延しつつあると主張されます。

このような状態は辛いですよね。これまで頑張っていたことが否定されるのですから。ただし、L美さんは多少極端なところがあるので、本当に全否定されているのかしら?と思いつつ話を伺っていました。

L美さんは、このような古い体質、古い考え、雰囲気を変えたいと話されます。そのために、自分が出来ることをしたいとのこと。
カウンセリングでは、具体的に何をすべきか一緒に考えました。

こんな風に伝えてみたらどうだろうか、というところまで考えがまとまりつつあったのですが、L美さんの顔は曇っています。理由を聞いていくと、「これをすることで、自分はもっと職場に居づらくなるのではないかと心配になった。」と話してくれました。

おやおや、実際に行動しようとすると、先ほどの勢いがトーンダウンしてしまったようです。ですが、これは、弱気になったということではなく、L美さんの場合は、自らの極端な行動、言動を少し冷静にみられるようになったという良い兆候でした。

L美さんは続けます。「間違ったことは間違っていると伝えるべきだと思いますが、今、真正面から部長に伝えても、おそらく頭ごなしに否定される気がする。だったら、もう少し様子を見て時間をおいて考えたい。」とのこと。

今回のL美さんのケース。自分には関係ないとか、こんな人もいるんだと思いながら読まれた方もいるかもしれませんね。ですが、職場が楽しめない、自分らしくふるまえないと感じるお悩みだとしたら、「あ、そういうことあるかも。」と思われる方もいるのではないでしょうか。

職場で自分らしくふるまえない、窮屈であっても、それを割り切って、こんなものでしょと思えるのなら問題ありません。

が、そうでない場合、職場以外に自分が所属していると思えるようなグループ、コミュニティを複数持つことをお勧めします。ヨガ教室だったり、英語のレッスンだったり、とにかく職場以外に仲間と集える時間や空間を持つこと。

このような仲間は、職場で行き詰った時やストレスを感じた時にも支えになってくれるものです。もちろん家庭が居場所というなら素晴らしいですが、職場以外の自分の居場所づくり。出来れば早めに行動することをお勧めします!

L美さんもまずは、仕事と家庭以外の自分の居場所づくりから始めることになりました。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
職場が窮屈だったら、自分らしく振る舞える居場所を複数もとう!

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第147話:相手の態度が急変!自分が悪いのではと思い悩まない為に

2017.08.19

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

職場の人間関係のお悩みで意外と多いのが、「これまで親しくしていた同僚の態度が急に変わってしまった。無視されているようにも感じる。」というものです。

同僚の場合もありますが、上司であったり、部下であったりします。理由がわからないだけに、戸惑い、「自分が何か悪かったのだろうか」と思い悩んでしまう方もいらっしゃいます。

このような場合、私たちはすぐにでも関係を回復して、以前のような心地よい状態に戻りたいと願います。そのためにはどうしたらよいのか?と悩んでしまうのです。

相手の態度が変わった理由について、本人に直接聞いてみるのも良いですが、それが難しい場合は、他の同僚などに意見を聞いてみると良いでしょう。

それで解決法のメドが経ち、自分が悪かったと思うのであれば、そのことを相手に伝え関係回復のための努力をすれば良いのです。ですが、多くの場合は、理由がわからないのです。

そんな時は、急いで解決しようとしないことが肝心。居心地も悪いし、気持ちも晴れずに辛い時期ではありますが、ここで焦る必要はありません。

相手の態度が一時的なのか、そうでないのか、見極めるという意味でも大切な時期となります。業務上に支障が出るほどの関係悪化になってしまったら、上司やしかるべき立場の方に相談しましょう。

相談の仕方で重要なのは、相手との人間関係という枠組みで話さないこと。気のせいだとか、上手くやってよ、などと言われてしまう可能性があるからです。

そうではなく、仕事に支障が出ている、どうしたらよいかと客観的事実を伝え、相談してください。

また、相手の機嫌をとったりする必要もありません。といっても気になるところではありますが、そもそも理由がわからないのですし、相手の感情を変えることはできないので無駄なのです。

もしかすると、あなたとは関係ない、全く個人的な事情があるのかもしれないからです。必要以上に、相手の顔色やご機嫌に振り回されないようにしましょう。

他にも職場以外に自分の居場所を作ってくことが大切です。このことをきっかけに、習い事でもなんでも、同じ目標や価値観を持った人脈作りをしてみてはどうでしょうか。

まとめ
相手を冷静に観察してみよう!仕事に支障があれば相談を!

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第141話:相手の嫉妬はわかりにくい。上手にかわし自分を守る方法

2017.07.08

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)、ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

ママ友や職場の人間関係で、向けられる羨望や嫉妬の感情。どなたも少なからず感じたことがあるのではないでしょうか。ですが、これらの感情は、とてもわかりにくいものでもあります。

つまり、明らかに「あなたに嫉妬していますよ」という言動ではなく、他の言動で示されることが多いため、「私は嫌われている」ですとか、「信頼されていない」などと落ち込んでしまう方もいるのです。

先日のご相談は40代後半の派遣社員の方でした。その方はご自分の専門スキルを生かして、複数の職場をかけけ持ちして働いています。仮にJ子さんとしましょう。

J子さんの職場のひとつに、先月から新しい管理職が赴任してきました。女性でしかも年齢もほぼJ子さんと同じとのこと。その方が何かとJ子さんに嫌がらせをするというのです。

じっくりと話を聴く中でしたいに落ち着いていらしたJ子さん。嫌がらせされているという強い言葉を使いましたが、気持ちを吐き出してふと冷静になったのでしょう。

嫌がらせというより、自分に対する対抗意識があるのではないかと分析されました。真意は定かではありませんが、J子さんは、こんな気持ちで仕事を辞めるわけにはいかないと言うのです。

「絶対にやめたくない。だったら私はどうすればいいですか。」と尋ねてこられたので、一緒に考えることにしました。J子さんは自ら、
相手を変えることはできないから自分を変えるしかないと言います。

そこで、J子さんに、この職場を辞めないことで得られるメリットは何かと尋ねました。すると本来J子さんが持っている、ある専門スキルの知識と経験が向上するとのこと。

それをこの職場で働き続ける目的としました。日々、その目的を意識することで、管理職からの嫌がらせとも言える言動を前向きに捉えられると話されます。

といっても、限度がありますよね。なので、どんな状態になったら我慢しないか、という限界についても一緒に考えました。最後に残ったのは、J子さんが職場で感じる自責の念についてでした。

管理職から仕事の量や内容について、かなり高いものを要求されているため、出来ない時に自分を責めてしまうのだそう。それも嫉妬の裏返しで、J子さんの価値を下げようとする言動かもしれません。

この「自分はできない、自分はダメなんだ」という自責の念にどうやって対処すればよいのか。J子さんが出した結論は、仕事以外のプライベートな時間や他の職場での成功体験を積み重ねること。

相手がJ子さんの心を操作しようとしていることに気づき、早めに対処することにしたのです。といっても、相手と対峙するのではなく、他の場所で自信をつけることにしたのです。

他者から、あなたの価値をさげるような言動があった場合、その操作に乗らずに、別のフィールドを持つという考え方は、健康的ですし、現実的でもあると思います。

カウンセリングでそんなやりとりをしながら、J子さんは、被害者意識を捨て、この職場で働く目的についても再確認したのでした。カウンセリングが終わるころには、声が明るくなっていました。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
あなたの価値を下げようとする相手の言動に操作されるな

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第139話:間違っていると批判され続け、仕事を辞めたくなったら

2017.06.24

厚労省が4年に一度発表している「労働安全衛生調査」。働く人が感じるストレスの第1位は「仕事の量と質」で、続く第2位が「人間関係」となっています。

カウンセリングをすることで、仕事の質や量を変えるというのは現実的には出来ないので、人間関係の悩みを解決が目標となることがほとんどです。

先日ご相談があったLさん。第一声が、「もう今の仕事を辞めたい」でした。現職についてすでに10年になっているとのこと。そろそろ別の仕事にもチャレンジしたいというのです。

ふむふむ、キャリアについてのご相談かなと耳を傾けていると、話が後輩同僚へと移っていきました。どうやらLさんの20代の後輩が、Lさんのやることなすことに対して不満を言ってくるのだそう。

部下ではなく後輩同僚という関係性は微妙ですよね。つまり、Lさんは上司ではなく、評価者でもないのです。ですが、これまで仕事を丁寧に教えてきたとのこと。

後輩の方は、一通り仕事が出来るようになったのですが、自分が正しいという強いこだわりを持っていて、Lさんに反抗的な態度をとってくるため関係がギクシャクしてしまっているのです。

話を聞いていくと、後輩の方のこだわりは相当なもので、こちらが話したり、諭したりしたところで、変わらない方ではないかなと感じました。

病的ではないにしても、後輩のココロに頑丈なカギがかかってロックされているような感じなのです。このような時、後輩を思い通りにしようとすることが、得策ではないことがあります。

一方でLさんに、一番悩んでいることは何なのか、転職なのか、人間関係なのかと尋ねると、人間関係が良くなれば、そもそも転職は考えなくてもいいとう答えが返ってきました。

なるほど、開口一番に話されたこと、本音は違ったということですね。でも、相手の思考や行動を変えるのは相当なエネルギーも必要で、まず無理ではないかと話し合いました。

そこでLさんに、あらためて、後輩との関係を良くするために出来ることを訪ねました。実はこういう時、相談する方がすでに答えを持っていることも多いからです。

すでに相談している上司のその上の上司に相談すること。その上で後輩のやり方、言い分を尊重しつつ、仕事の結果を出してもらうような部のルールを作ること。

詳しくはお伝えできないのですが、まだまだ出来ることが残っていたのです。そしてLさん自身は職場で部外の人脈を少しずつ作っていく努力をすることにしました。

それは、今すぐ転職することはなくても、将来の社内の異動の可能性も踏まえて、情報収集と人脈づくりが大切だからとLさんが考えたからです。

今回Lさんの相談から見えてきた大切な点は2つあります。1つは相手を変えようとすることが無駄だと感じたら、別の選択肢を考え、少しずつ行動に移すこと。

また、Lさんのような「すぐにでも会社を辞めようと思っている」という相談を受けた場合には、相手の本音を引き出す質問をするということです。

特に、上司という立場でLさんのような悩みを打ち明けられた場合、仕事の内容や、会社に不満が募っているわけではなく、すぐ隣に座っている人、つまり社内の人間関係の悩みが原因であることも。

職場の人間関係は、その方の人生を変えてしまうほどの大きな悩みであるのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
自分が正しいという考えに凝り固まっている人を変えようとするのは無駄なことも。別の選択肢を考え、さっさと行動してみる。

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第120話: 年上部下の不機嫌さに振り回される時○○意識を捨てよう

2017.01.28

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

私が以前勤めていたのは外資系企業でしたので、中途採用で入社し
てくる方もかなりいらっしゃいました。まあ社長が平均して3年に
一度は変わるような会社ですからね。

そのため、部長以上のエグゼクティブも中途入社で、別の外資系企
業で実績をつけ入社してくるという方もいらっしゃいました。なの
で、私自身はあまり年功序列という意識は少ないかもしれません。

ですが、そうでない企業やカルチャーで働いている方にとっては、
年上の部下が出来たというのは、どう対応したらよいのかと戸惑う
ことだと思います。

N美さんは、外資系ではありませんが、中途採用で入社した会社で
管理職に抜擢されました。しかもその会社はそもそも女性が多く、
気が付いたら年上の女性部下が出来ていたのでした。

さて、N美さんは、年上の女性部下、かりにF代さんとしましょう。
F代さんのことが気になって仕方ありません。というのもF代さん
は、N美さんの抜擢が面白くないのか、いつも不機嫌なのですね。

N美さんが仕事を依頼しても、目もあわさず、「はい、わかりました。」
と言うだけ。仕事を注意すると、あからさまに「はあ~」と大きな
ため息。いやあ、一緒に働くのが嫌なタイプですよね。

さて、N美さんは、そんなF代さんに最初は気を使って、「すみませ
ん、よろしくお願いします。」などと丁寧に伝えていたんですね。
ところがF代さんの態度はいっこうに変わらない・・・

それどころか、よりあからさまに「嫌だ!」という表情や態度が
多くなってきたのです。そのためN美さんは余計にF代さんの
顔色を伺い、特別扱いするようになってしまったのです。

さて、ここで読者の皆さんは、F代さんの態度が悪い、改善するべ
きだ!と思われましたか。つまり悪者はF代さんで、N美さんは被
害者なのでしょうか。

実はN美さんがカウンセリングを受けた最初に言われたのが「自分
は一所懸命やっているのにF代さんの態度が悪い」という他者批判
だったのですね。

まあ、実際のところ、いい歳をした大人であるF代さんの態度は問
題ですが、会社は部下と仲良くする場所ではありません。N美さん
は管理職としてやるべきことがあるのです。

F代さんに良い気分になってもらうことはN美さんの役割ではあり
ません。なので、相手がどういう態度に出ようが、過剰に反応する
必要はないのです。

逆に、どの部下に対しても同じように接する。F代さんはN美さん
が気を使ってくれることに気づいて、そのためにますます態度が大
きくなっているのですから。

といって、いきなり上から目線や物言いをしなさい、というわけで
はありません。あくまでも分け隔てなく振る舞えばよいのです。
N美さんはもっと自信を持って良いのです。

そうでないと、F代さんは、「やっぱりN美さんに管理職は無理だ」
などと勝手に判断するかもしれません。そんなことをカウンセリン
グで話し合いました。

N美さんは実は年上の女性との人間関係で、以前の職場でも苦い経
験があったため、臆病になってしまっていたとのこと。「自分が被害
者だと思っていたら、ずっと被害者のままですよね。」

とおっしゃいます。相手が悪くで自分は被害者という態度で接した
ら、何も改善はしないのです。最初は毅然とした態度で振る舞うの
に勇気が必要かもしれませんが、N美さんが変わるべきなのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
自分が被害者と思っている限り人間関係は変わらない!

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第112話: 部下からストレスの原因はあなたと言われた。どうする?

2016.11.26

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

42歳で管理職歴2年のNさん。1年目は、戸惑うことが多く、あっ
という間に過ぎてしまったとおっしゃいます。2年目に入り、だい
ぶ慣れてきたと思った矢先の出来事でした。

部下のJさんとの個別面談があり、彼女が最近、少々体調を崩して
いると聞きました。きちんと医療受診もしているとのことで、ひと
安心したものの、彼女から気になる言葉が・・・

なんと、「Nさんとの会話にストレスを感じている」と言われてしま
ったのです。Nさん自身も確かにJさんの態度にちょっとした不信
感を持っていました。

というのも、Jさんは、Nさんと話すとき、ほとんど目を見ません。
いつも自信がない様子でもあります。実はNさんは、とても声が
大きく、自信に満ちた話し方をされるのです。

カウンセリングでも、普段からこのような話し方をするのであれば、
部下は萎縮してしまうのだろうなあと思う時もしばしば。恐らく
部下のJさんは、そんな彼女の態度に圧倒されてしまうのでしょう。

Nさんは当初、Jさんとの関係を良くしたいと思った故なのですが、
何かにつけてJさんとコミュニケーションを取ろうとしていました。
ですが、それがJさんをストレスになるほど追い込んでいたとは・・

とすっかり自信をなくしていました。職場において女性同士という
のは、なかなか難しいものです。つまり、キャラが違ったり、価値
観が違うのに、自分はこうだったから相手も・・と思い込んでしまう。

Nさん自身も管理職として部下をマネジメントすることばかりに気を
とられていたのも事実です。Jさんの発言を受けて、逆に少し
距離を置くことにしてみました。

そしてJさんとタイプが似ている、より年の近い別の部下にJさん
のメンターのような存在になってもらうことにしたのです。Jさん
はメンターに支えられ、しだいに自信が持てるようになりました。

ここまでくるのにはNさん自身の葛藤もありました。つまり、Jさ
んのことを他の部下に任せたくないという自分の気持ちに折り合い
をつける必要があったのですね。

これは部下のJさんの問題ではなく、上司のNさん自身の問題で
す。なんでも自分でやろうとしてしまう、そうでないと気が済まな
いと思っていたのです。

カウンセリングで、Nさんの気持ちも大切にしながら、Nさんの
ビリーフ(思い込み)に気づき、それを手放すことに時間をかけ
ました。

さて、このNさんの経験から言えることがあります。1つは、管理職
として、全て自分で解決しようと決めつけないこと。柔軟な考え、
対応を大切にしましょう。

そのためには、普段、自分がどんな思い込みをもっているのか知っ
ているべきです。○○すべき、○○ではないと気が済まないといった
ことはありませんか。

そして、その思い込みを誰かに押し付けていないか、日々、確認
するのです。Nさんの場合は、実は自分の価値観をJさんに押し付けて
いたということが多々あったのですね。

部下が自分と同じ考え、価値観を持っているとは決めつけないこと
です。女性同士である場合は特に注意が必要です。良かれと思って
部下や後輩に自分の価値観を押し付けてしまうことがあるからです。

まだまだ職場で女性はマイノリティです。同じ課で働くなど身近
にいる女性が自分と異なるタイプであったら、そのことをまずは受け
入れ、その上で関わることが求められているのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
タイプの違う職場の人間関係。思い込みに気づいて柔軟な対応を。

人と比べず競わず、ブレない自分を持ち、理不尽な出来ごとや
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第100話:思いどおりにならない部下の対処法に悩んだ時の処方箋!

2016.08.27

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

カウンセラーとして相談を受けていると、よく耳にするのが、他人
と過去は変えられないのですよ、という言葉。確かにそうなのです。
ですが、変えられるものは何でしょうか?

自分と未来なんですね。カウンセリングでは、現状の悩みや課題を
整理しつつ、変えられるものに焦点を当てていきます。つまりは、
自分と未来にです。

自分の考え方や捉え方、行動の仕方を変えていく、そのためには
どうしたらよいか、何ができるのかを一緒に考えていくのがカウン
セリングでもあります。

さて、40代で管理職のA子さん。年上部下の言動に悩まされてい
ます。部下は50代の男性社員。まわりの方と協力して仕事を進め
ていくのが少し苦手な方です。

なので、自分の得意なスタイルがあるんですね。A子さんは、今回
大抜擢で管理職になったので、彼女自身にも理想や自分のやり方と
いうのがあります。

自分のやり方でやってほしいと部下に伝えても、男性はいつもの
自分のやり方を変えません。A子さんは、彼を管理できないという
レッテルを貼られるのではないかと心配だったのですね。

ストレスもあり、とうとA子さんは、夜眠れなくなってしまい
ました。会社のストレスチェックでも高ストレスと判定されて
しまいました。

さて、ここで最初に戻りましょう。部下の男性を変えようとして
も変えられないのです。これまで彼を管理できなかったという過
去も変えられません。A子さんはどうしたらよいのでしょうか。

まず、カウンセリングでは部下の男性について話し合いました。
どんな性格で、どんな経歴で普段はどんな行動パターンなのか。
そうすることで彼を客観的に捉えるようになれたのです。

A子さんは、「彼はまわりとの協調性が低く、自分のやり方どおり
でないと、パフォーマンスを発揮できない傾向がある」というこ
とを再認識しました。

そうであれば、無理やり自分のやり方に変えようとするのではな
く、彼なりのやり方を認め、励まし、仕事をやりやすい環境にす
べきではないかと考えるようになったのです。

同時に、自分がいかに「管理職はこうあるべき」という考え方に
囚われていたか、も気づくことが出来ました。女性活用が叫ばれ
る今、Aさん自身、期待に応えようと背伸びしていたのです。

A子さんは、男性部下への考え方を変え、接し方も変えることを
選びました。現在、A子さんに何が起きているのかを客観的に
把握することができたのが良かったのでしょう。

さあ、ここかららが再スタートです。A子さんが、部下の長所を
活かし、自らも管理職として成長していくのか、今後が楽しみで
すね。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
他人と過去は変えられないなら、自分と未来を変えよう!

 

第83話: 職場の人間関係に悩んでいる方へ。円滑の秘訣は○○な心!

2016.03.19

メンタルヘルス研修では、一般に誤解されていることを取り上げ、
実は・・という話をすることが多々あります。例えば、ストレス
に強い心は折れない心である、という誤解です。

ストレスに強い心は、ストレスの原因となるストレッサーを感じた
時に、凹んだり動揺したりと、しなったり揺れたりしながらも
もとの状態に戻れる心のことです。

つまり、しなやかな心のことですね。実は、しなやかな心は、人間
関係円滑の秘訣でもあります。例えば、自分の考えを引いて、時には
相手に合わせることができる人のことです。

本当に自分の考えがなく、相手に媚びをうって合わせているのか判断が
難しいこともありますが、相手からどう思われているか、が見分ける
ポイントかもしれません。

「あの人と一緒に仕事をすると、いつも気分よく進められる。いつも
こちらを配慮してくれて、いつかは恩返しをしようと思っている。」などと
言われているのであればどうでしょうか。

一見、こちらの思う通りになる御しやすい人のように見えながら、飄々と
して敵を作らず、案外相手の気持ちをガッチリつかんでいる人と言えるの
かもしれません。

ビジネスでは、様々な意味でタフなことが求められることが多いですが、
柔軟にかわせる人、相手に譲れる容量の大きい人が持つ「真の強さ」を感じる
こともあります。

ふと力を抜いて「どうぞ」と譲れる柔軟な人を目指してみる。ハードルは
高いかもしれませんが、目指すだけの価値は十分にあるのではないでしょうか。
戦略的に動いているわけではなかったりすると、ますます大物感を感じますね。

まとめ
人間関係円滑に必要なのはしなやかな心。主張ばかりせず時には引いてみよう。

第77話: 職場でグループに入れない?なら立ち位置を変えてみよう

2016.01.30

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

充実した仕事を持っている女性であっても、職場の人間関係でお悩みの
方は多くいらっしゃいます。特にある特定のグループに入れないとか、
グループのある人から嫌われていると気になるなど、よくある相談です。

こういう悩みは小学生時代からあったような?と感じることもしばしば。
専門職として働いているEさん。職場では様々なキャリアを持っている方
や年代の方が働いているのだそうです。

そしてほとんどが女性とのこと。特にEさんより若い世代の方が何かと
グループを作りたがり、一緒に行動しているのだそうです。もちろん
Lineを交換し合って連絡も取り合っているのだとか。

そんな職場でEさんは疎外感を感じています。自分の居場所がないように
感じることもあるそうです。なので、当初Eさんとのカウンセリングでは、
「辛い、寂しい」「輪に入っていけない」などの言葉が語られました。

こちらがEさんの気持ちに共感しながら話を聴いていくと、自ら「でも、
職場は仲良しを見つけるところではないし」とおっしゃいます。私が、
「グループに入りたいのですか」と訪ねると、そうではないというのです。

Eさん、一通り気持ちを述べた後、私の質問にハッとしたようでした。つまり
自分はグループに入りたいとは思っていないと気づいたのですね。当初の
「辛い、寂しい」の気持ちとは少し違っています。

「もう少し彼女たちとも打ち解けて、職場の雰囲気が良くなればいいと思って
います。」と言われたEさん。これが本当の願望だったのです。実はこのような
ことはカウンセリングではよくあることなのです。

自分の気持ちや考えをカウンセラーに話し、否定されずに聴いてもらう体験を
した後、気持ちが整理され、本当に願望に気づかれたのでしょう。Eさんは
この後、自分への気付きがどんどん深まっていきました。

「自分は相手から何かして欲しいとばかり思っていました。でも冷静に考えると
仲間に入りたいわけではない。だったら、自分に何ができるのか?何を望んでいる
のか?を考えると、職場の雰囲気を良くすることのようです。」と続けます。

「では、そのために何が出来そうですか」と尋ねました。この質問もEさんには
響いたようです。「してもらうのではなく、自分が出来ることですか。うーん。
元気に明るく挨拶をするとか、感謝の気持ちを伝えるとか。そんなことですかね。」

と素晴らしい回答が返ってきました。それを言葉に出してカウンセラーに伝えた
ことで、何やらすっきりした感じのEさん。自分のすべきことがわかったからで
しょうか。表情まで明るくなっていました。

Eさんは、自分の本当の願望に気づき、「してもらう」立ち位置から「自分でやっ
てみる」立ち位置へ変わったことで、今、自分にできることを無理なく続けてみよう
と、少しずつ実践中です。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった形で
書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
相手に望むだけでなく、自分ができることから始めてみるという手もある!

職場の人間関係で悩んだ時、まず○○からやってみよう!

2015.06.20

自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

職場の人間関係で悩んでいるDさん。最初は、「仕事の
人間関係が上手くいかずに悩んでいるんです。自分は
いつも輪の中に入れない。下手なんです。」とおっしゃいます。

Dさんのように、自分はコミュニケーションが下手、だから
職場でも上手くいっていないという方のお話を聴いていて
いつも感じるのは、「決めつけている」ということです。

下手、上手くいかない、だからダメだ・・・という思考回路
にはまっています。そういう時は、まず、その方の決めつけ
てしまったココロを整理するお手伝いをします。

どんな時に下手だと感じるのか
どんな相手と上手くいっていないのか
具体的なエピソードは?という感じで訊いていきます。

Dさん曰く、引き継いだ仕事で前任者とのやりとりをする時。
相手は先輩社員のE子さん。仕事でわからないことを尋ねると
「そのくらい自分で調べて」と素っ気ないのだとか。

ただし、E子さんは、最近リーダー職に抜擢されたそうで、
余裕がない様子だということです。Dさんだけでなく、部署の
皆に対して同じような態度をしているそうです。

そうなると、今回のエピソードはDさんに問題があるのではなく、
E子さんのココロの容量が狭くなっていることに原因がありそうです。
さらにDさんは、他の同僚とはそれなりに上手くやれているとのこと。

であれば、Dさんの状況は、「職場のE子さんとの人間関係が上手く
いっていないと感じている。それはE子さんと心地よいコミュニ
ケーションが成り立っていないから」と言い変えることができますね。

最初の全くダメ、上手くいっていないと決めつけていた状況
に比べ、今は随分具体的になっているし、原因もなんとなく
わかりかけてきていますね。

ここまでくるとDさんに考えて欲しいのは、ではどうやったら
E子さんと上手くできるようになるか、という具体策になって
きます。

自分のことで容量がいっぱいいっぱいになっているE子さんに
質問する前に、質問するタイミングや、内容について自分なりに
なにか工夫ができないかどうか考えてみましょう。

また、他の同僚とは上手くいっているのであれば、自分が
出来ていることに目を向けてみることも大切です。そこには
Dさんを応援し、励まし、見守ってくれる仲間がいるからです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

今日の一言メッセージ
決めつける前に、具体的なエピソードから対応策を考えみよう

 

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