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ココロのからくり

第106話: 失ってからでは遅い!頼れる存在に○○し続ける危険とは

2016.10.15

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

自分に自信が持てず、物事を決められない
だからいつも夫に決めてもらっている
ラブラブにも思えるけど、本当にこれで良いのかな?

結婚7年目のCさんのお悩みです。Cさんは、年齢のわりに
少し幼さが残る、少女のような印象の方。でも実際には、子ども
2人も育てつつ、ご自宅でサロンも開催しています。

つまり、なかなかの根性もあり、お仕事では大変信頼されている
のです。ですが、ご自身いわく、「自分は本当の意味で自立して
いない。」とのこと。

よくよく話を伺ってみると、幼少時から、とにかく失敗することが
嫌で怖くて、なんでもお母さんに相談していたのだとか。結婚して
その相手が母親から夫に変わったのだそう。

年の離れた夫は、Cさんの相談に付き合ってくれるけれども、最
近は、さすがに面倒くさそうにしていようにも見えるとのこと。
そんな夫を目の前にして、ますますイライラしてしまうCさん。

でも本当は、夫にとっても頼りがいのある妻でいたいと思っている
のです。だから現在の関係は、自分だけが一方的に頼っているアン
バランスな関係だと悩んでいるのですね。

Cさんとのカウンセリングでは、解決法を二人で考えました。
1つが、夫に聞いてもらいたいことをまずは、自分の中で解決
できるように、ノートに書き出してみること。

書き出したことに対して、夫に言ってもらいたい言葉も書き出
すことにしました。つまり、これまで夫に依存していた態度や
思考回路を、自分のココロの中で出来るようにする訓練です。

「自分で自分を勇気づける」
それでも上手くいかなかった場合、どうしても夫に聞いてもらい
たいことがあれば、我慢せずに話すことにしました。

ここでやりがちなのは、もう明日から夫には話さない、自分で
解決する!と固く決心してしまうこと。これはダイエットと同じで
長続きしません。しかもかなりの高確率でリバウンドします。

だから一回は自分で解決しようと努力してみることにしました。
Cさんは、年相応に自我が育っていないのですね。だから社会的
には成功していたとしても、心が自立できていないのです。

不安が大きいCさんの母親が、Cさんの幼少時から、なんでもCさ
んの代わりに決定してくれていたのです。これではCさんの心は
育ちません。その関係は大学生以降も変わらなかったといいます。

Cさんの母親は、例えCさんが失敗したとしても、間違った選択を
したとしても、ある程度Cさんを信頼して、決断させることをすべ
きだったのです。

これはCさんへの「愛」ではなく、Cさんを信頼できない親の「不
安」なんですね。そのツケが、現在のCさんを苦しめています。C
さんが、自らの選択を信じされるためには時間がかかりそうです。

自分が苦しく、辛い時、信頼できる誰かに助けを求めることは
大変重要です。ですが、それがいつものことであり、自分で決める
ことや乗り越えることを全くしていないのだとしたら・・・

それは「依存」です。自分の足で立っていないということです。
依存することで、大切な存在を失ってしまうこともあります。
なぜなら依存される方は、しだいに重たくなるからです。

重たく感じた方は、しだいに距離を取る、自分を守るという行動を
するでしょう。その点、Cさんは、頼れる存在の夫を有難く感じる
一方で、危機感を持っています。

まずはココロの自立を目指して、自分で考え、判断し、行動する
ことを1つ1つ積み重ねていきましょう。それが全く出来ないほど、
ココロが不安定で不安に満ちている場合は、専門家に相談を!

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
自分を信頼して行動することが自分のココロを育てる、と心得よう

第104話:カウンセリングへの誤解 友人への相談とどう違う?

2016.09.24

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

日本ではまだまだカウンリングが根付いていないと感じています
が、友人への相談とカウンセラーとの面接との違いは何であるか
ご存知でしょうか。

カウンセリングでは、カウンセラーがあなたの話にじっくりと耳を
傾けて聴いてくれます。否定もせず、ただただあなたが話しやすい
ように話して良い安全な場所なんです。

おそらくこのような体験は日常生活ではほとんどないと思います。
普段の家庭や職場での会話というのは、対話ですよね。親しい友
人、知人への相談も実は対話になりがちです。

だから一方的に話を聴いてもらうというより、相手も自分の考えを
話してくるわけです。あなたへの同意であることもあるでしょうが、
反対の意見である場合もあります。

カウンセリングで、ただ話を聴いてもらえる、安心して話ができる
という体験を通じて、あなたは今、自分が抱えている問題や感情に
ついて静かに向き合えるようになるんです。

また、カウンセラーに質問されることもあるでしょう。「どうしたい
のですか?」「本当はどう思っているのでしょうね?」などと問われ
ることで、普段フタをしていた感情に気づくこともあるでしょう。

また、あらためて問われて初めて考えることもあるかもしれません。
そんな体験を通じて、自分のココロに向きあうことができるように
なるのです。

もちろん、家族や友人など、信頼できる人がいて、相談できるとい
うのは、とても大切なことです。心配して暖かい言葉をかけてくれ
たり、あるいはじっと見守ってくれたりと大切な存在です。

仕事の相談ならあの人、お金に関してはあの人、恋愛関係はあの人・・
などというように、あなたのまわりに様々なサポーターがいると心
強いですよね。

ただ、そのような方はあなたと近い方々なので、あなたの深いとこ
ろの悩みや相談を聞いた時に動揺することもあれば、出来るだけ早
く立ち直ってもらいたいとに励ましてしまうこともあるのです。

また、相手の方がご自分の体験や価値観からアドバイスをしてくれ
ることもあるでしょう。でも、そのアドバイスを受け入れられなけ
れば、逆に混乱したり、否定された気持ちがしてしまうのではない
でしょうか。

これまでと違う考えで行動してみる時、カウンセリングという限ら
れた時間と空間の中で、寄り添い、支えてくれるのがカウンセラー
という存在なのです。

また、話すということも大きな意味があります。つまり自分で話し
た内容を、自分の耳から聴いているからです。そのため、話すこと
で気持ちがはっきりしたり整理がついたりもします。

辛い気持ち、悔しい気持ちなど、自分のココロの中に持っているの
がしんどいものもありますよね。それはカウンセリングで話す、つ
まり放す、手放すことにもなるのです。

まとめ
カウンセリングは自分のココロと向き合う場所

 

 

第103話:幸せが舞い込む魔法の言葉!たった○○がココロを変える

2016.09.17

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。                            

私はカウンセリングと同時に、「自律訓練法」のクラスに1年
以上に渡り、通っていたことがあります。自律訓練法とは、簡
単な瞑想法のようなものと思ってくださいね。

そのセミナーでは、ココロを落ち着かせ、「今、自分がここで生か
されていることに感謝しましょう」のようなことが盛んに言われて
いました。

実際、長い間続けている方々は自律訓練法を日常生活に取り入れる
ことで、ココロの容量が大きくなり、以前よりイライラしなくなっ
た、クヨクヨもしなくなったと発言されていました。

そうなるとココロにゆとりもでるからか、まわりに感謝、あの人に
も感謝、ここにいる事にも感謝などと、当時の私にはどうもピンと
こないことを話されていました。

なので、まわりの発言に、正直少しイライラしていました。「感
謝、感謝って言うけれど、私にはよくわかりません!」と発言し、
講師の方にかみついたこともあります。

当時の私といえば、自律訓練法をやればやるほど頭が痛くなるよう
な感じもありました。カラダが拒否しているような感覚もありまし
た。

いつも頭で考えて行動していたので、逆に頭の中をカラッポにする
ことが難しかったのですね。無理せず、とにかく通い続けていたあ
る時、「感謝」ついて腑に落ちる体験がありました。

外資系企業で働いていた私は、有給休暇を取って遊びに行く、しっ
かり休養するのは当たり前の権利と思っていました。休み前にやる
べきことやっていくのだから、文句ないでしょう?と

ですが、自律訓練法で、意識がぼんやりとしている時、「私が休暇
を取って楽しめるのは、自分が休んでいる時、私の代わりにサポー
トしてくれる人がいるからなんだ。」と・・・

そんな考えが頭に浮かんできたのです。そうしたら、ココロの底か
らしみじみと「あ~有難いなあ」と感じることが出来たんですね。
しかも有難くて涙が出てきてしまいました。

自分は何も1人で生きていて1人で頑張っているだけではない。必
ずだれかに助けてもらっているんだなと素直に思えたのです。

それを権利だとか、当たり前だとか、そんな風にだけ思っていたの
ですが、当たり前のことなんか1つもない。当たり前ではなく、有
りがたいこと。だから「有難う」感謝なんだなと。

これまでは、1人で肩に力を入れてとにかく頑張ってきたけれど、
もっとラクに生きてもいいのかな。頑張るだけではなく、必要な時
は他の人に少し頼んでも頼ってもいいのかなと・・・

そんな風に感じたのです。そしてサポートしてくれた時は、素直に
「有難う」を伝えよう。また私自身も誰かに「有難う」をお返しし
ていきたいなと思えたのです。

さて、今の私は「感謝」を忘れずに生きているかなと振り返ってみ
ました。以前よりは「感謝」を口に出し、伝えていると思いまし
た。

○○さんはいかがでしょうか。もし、相手に素直に「感謝」するの
が難しいと感じるなら、気持ちがこもっていなくても最初は良いと
思います。

また、自分への「感謝」から始めてもいいかもしれませんね。今日
も元気で仕事が出来た。自分のカラダとココロに感謝!という感じ
ですね。

まとめ
相手にも自分にも、感謝を口に出す習慣を持とう!

第98話:頭の中の○○を変えることで、自分を変える方法とは?

2016.08.06

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

皆さんは、自己紹介する時、自分の性格をどんな風に伝えていま
すか。自己紹介する時でなくても、「私って○○なんだよね」と言う
ことありますよね。○○にはどんな言葉、表現が入りますか?

自分のことをどんな風に捉えているか、というのは実はとても大き
なことなんです。「私は人付き合いが苦手」だとか、「メンタルに弱
い」とか。

人付き合いは苦手と思っている人は、なにか人間関係でつまずいて
しまうと、それを「私は人付き合いが苦手だからだ」と考えてしま
う傾向があります。

ですが、もしかしたら、相手にも何か問題があるかもしれないので
す。でも普段から、苦手だと思っていると、やっぱり自分がこうだ
から、いつも同じようなことが起きてしまうと捉えがちです。

「メンタルに弱い」もそうです。何か落ち込んでしまうような出来
事が発生した時に、あなただけが落ち込んでしまうようなことでも
ないかもしれないのに、「私はいつもこうだ」と決めつける。

これって残念なことですよね。というのは、ある一つの出来事を冷
静に判断することが出来ない可能性があるからです。もしかしたら
別の原因や可能性があるかもしれないのに排除してしまっています。
このような場合、ますます自分は「人付き合いが苦手」「メンタルに
弱い」というこれまでの考え、思い込みが強くなっていってしまう
のです。

これを変える方法は2つあります。1つは、出来事が起きた時にい
つもとは別の考え方がないかどうか検討してみること。もう1つは
そもそもの「○○である」の部分を変えることです。

今日は2つ目の書き換える方法についてお伝えしますね。要するに
「自分は○○だ」というところを、ポジティブな内容に変換するの
です。

「人付きづきあいが得意になりつつある」ですとか、「メンタルに強
くなるためにストレス対処法を行っている」ですとか、こんな調子
です。

全否定ではなく、対処していることや、だんだん変わっていること
を自分で意識するのですね。そうすると、何か出来事が起きた時で
も「こんな風に対処できる」と気持ちを立て直すことが出来ます。

自分の頭の中で出来る事です。誰にも迷惑もかからないし、恥ずか
しいことでもありません。すぐにやろうと決意すれば出来る事です
ね。ぜひやってみてください!

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは異なった
形で書いております。何とぞご了承ください。>

まとめ
頭の中の自分のイメージを変えることが第一歩です

第97話:イライラ、怒りの鎮め方。自分のココロに○○してみよう

2016.06.25

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

働く女性のお悩みは仕事のことだけではありません。もちろんプライベート
なお悩みもたくさんあります。特に子育て中の方からは、ママ友とのお付き合い
で、上手くいかない、どうしたらよいかというご相談もあります。

以前、このような相談をお受けしたことがあります。息子のママ友の一人が
空気が読めないというのか、何でも思ったことをズケズケと言うような方で、
つい先日も気分が凹むようなことを言われたのだそう。

そのことで、何か気分が晴れずに、イライラして、怒りは爆発してはいないの
だけれど、フツフツとマグマのように湧き出ているような感じが続いていると
いうのです。

一方で相談者の方は、自分が気にしすぎであることもわかっています。ママ友
というのは、職場でいったら同僚のようなもの。たまたま子どもの学校が
一緒だったということで、自ら選んだ友人とは違います。

相談者の方も距離を置いてつきあっているとのこと。気にしてしまうことは否定
せずとも、凹むようなことを言われて傷ついた自分の気持ちの整理について
困っているのです。

つまり、ママ友との付き合い方というより、「イライラや怒り」の感情をどう
対処したらよいかっていうことだったのですね。イライラや怒りの感情は一般
的にはネガティブ感情と扱われています。

ですが、このような感情を持ってはいけないと決めつける必要はありません。
確かに、イライラや怒りという感情はとても大きなエネルギーを持っているので、
上手にコントロールしないと、心身共にダメージが大きくなってしまいます。

イライラや怒りの感情と上手に付き合うためには、まず、どうしてイライラする
のか、怒ってしまうのかを考えてみることがお勧めです。これだけで少し冷静に
なれるというものです。

イライラや怒りを感じることに罪悪感を感じる必要はありません。人間の自然な
感情のひとつですから。でも、その感情に翻弄され、子どもや夫、あるいは会社で
そのイライラを解消する、なんてことになったら大変です。

例えば、怒りを感じるのは、
 「すべき思考」がある
 こころの傷に触れる
 悲しい、寂しいなどの「第一次感情」が溜まっている
 予定外である
 我慢している
という理由が考えられるんです。

相談者の方は、「ママ友とは仲良くしなければならない。その輪を乱すものは許せない。」
という「すべき思考」を持っていました。彼女はワーキングマザーでしたが、ママ友の
中には専業主婦の方もいるし、お子さんは3人目というベテランママもいる・・・・

つまり、年代や経験、価値観が違うから仲良くやっていくのは難しいと最初から
思っていらしたのですね。だから、普段は我慢もしているし、良い関係を保とうと努力
しているのに、それを乱す人にイライラしてしまうというのです。

だから、「どうしても彼女の行動を裁いてしまう自分がいるんです。あなたは○○
すべきでしょう!って思ってしまうのです。」と話してくださいました。カウンセ
リングの中で、自分がいつも「我慢していること」に気づかれました。

同時に、相手に「こうあるべき」という役割を期待していることにも気づかれた
のです。最初にお伝えしたように、イライラや怒りの原因に気付くことはとても
大切です。と同時に、相手を変えることはできないのも事実です。

なので、今後、怒りが湧いてきたら、①ココロの中で6秒ゆっくり数える、②深呼吸を
する、③カッとなる前に、「怒ったところで何か得るものはあるかな、変わるかな?」と
自問自答してみる。④可能ならばその場から立ち去る、などの工夫をしてみましょう。

とお伝えしました。イライラや怒りを感じても良いのですが上手にコントロールする
こと。イライラや怒りの原因を見つけ、少しでも冷静になれる工夫をしてみることが
大切なのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
イライラや怒りの感情は、その理由を見つけ冷静になる工夫をする

第93話:職場の同僚に妬まれた時の処方箋。自分を○○にする方法

2016.05.28

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

女性がリーダー職、管理職を任されるようになり、よく相談でうかがうのは、
同期入社の仲間の態度が、これまでとは違ってきて戸惑ってしまうという話
です。特に、仕事自体はそこそこ上手くいっている時に感じるようです。

「無視されたり、意地悪されているように感じる」。実は40代以降の大人の
女性からの相談で、同じようなお悩みが比較的多いのです。相手に
どんな事情であるにせよ、「妬み」ではないか?と思われる内容です。

管理職に抜擢された女性の仕事が上手くいっている時というのも、なんらか
関係がありそうです。つまり、一人だけが社内で脚光を浴びているように感じ
てしまうのです。これまで同期で足並み揃えて頑張ってきたのですからね。

さらに、アラフォー世代より上の40代以上にもなると、将来、社内でどんな
ポジションに行けるか行けないかそんな可能性が見えてきて、余計複雑な
心境になるのだと思います。

そんな時、相手の態度は気にしないのが一番なのですが、 気にしない、
気にしないと思っても気になってしまうもの。ですからそんな時は、逆に
「気にしていいんだ」って思えばいいのです。

でもその「気に仕方」を変えたいですよね。でないと、気分が良くないです
からね。また残念ながら、そういう方と今、仲良くやっていくのは難しいと
思います。なぜなら、相手にもそうする理由があるからです。

それが嫉妬のようなものである場合はなおさらです。そこは、すっぱり割り
切ってしまいましょう。特にこれまで一緒に頑張ってきた仲間でもありますが、
職場は仲良しの仲間を作るところではありません。

「私は被害者。」という意識も変えましょう。そうでないと、相手が変わらない
限りこの「可愛そうな私」は救われないと思ってしまうからです。実はこれって、
相手が主役になっていることと同じですよね。

なので、そのような場合、「自分は被害者で可愛そうな存在である」という
見方を変える必要があります。それを「リフレーミング」いうのです。ある
出来事について全く別の見方をしてみるということなのです。

例えば、「相手には相手の感じ方、考え方がある。それは自由。でもそのことで
私は傷つかない。」ですとか、「私は今、この仕事にしっかり取り組みたい。
相手の言動に振り回されない。私には他にも味方がいる。」などでしょうか。

その言葉を、毎日取り入れ、例えば朝、鏡に映った自分に「宣言する」など
習慣化すると良いでしょう。自分が主役、相手は脇役という意識改革を毎日
行うのです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
被害者意識を捨て「自分が主役である」とリフレーミングで見方を変える

 

第89話: 悩みの解決法を他人任せにしない!それが解決への近道

2016.04.30

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

カウンセリングって、メンタルになんらかの不調がある人が受ける
ものなんですよね?という質問、実はわりとあるんですね。
悩みがある時、不調の時に受けるものという誤解です。

実際、あまり不調がある場合はカウンセリングは不適切なんです。
カウンセリングでは、たいてい50分~60分の間、カウンセラー
に対して話をすることになるわけです。

実はそれってかなりのエネルギーが必要なんですね。なので
体調が不安定な方には負担が大きすぎるのです。だから、
体調も比較的安定していることが大切なんです。

さらに、自分の悩みに向き合える準備の整った方、悩み解決の
ための力がある方に向いているんです。といってもカウンセラー
がアドバイスすることはあまりありません。

一緒に解決法を考えたり、悩んだりすることはありますが、一方的に
解決法を示して「こうすれば大丈夫ですよ」とアドバイスをするもの
ではないんですね。

ただ気持ちの切り替えかた、例えば前向きに考えるヒントが欲しい、
とか、モヤモヤの気持ちの整理がしたいという方には、そのお手伝い
をしたりヒントをお伝えすることはあります。

先日のご相談は、職場の人間関係で悩んでいるHさん。彼女は
最初から「どうしたらいいのでしょうか?解決策を教えてほしい。」
という感じてカウンセラーに依存的な態度がある方だったのです。

そのHさんの誰かに頼ってしまう、それが裏切られたと感じると
一転して被害者意識を持ってしまうという考え方や行動のパターン
がそもそも人間関係を難しくしていたのです。

ですが、最初にそれをお伝えしたところで「そうですね、わかりました。」
を受け取れないわけです。なので、最初はいったいどんなことが
起こっているのか丁寧に聞きとりをしていきました。

次にどんなことに困っているのか、悩んでいるのかをうかがって
いくと、今回Hさんに降りかかった出来事は、確かに不運だった
というか残念な体験だったということがわかってきました。

職場のストレスが原因でうつ状態になっていた同僚の方に、一方的に
悪者にされてしまったようなんですね。同僚の方は、治療はしていた
のですが、心の状態が不安定だったのでしょう。

Hさんのことをある時から急に無視しはじめ、会話もしなくなった
とのこと。Hさんをまるで悪者扱いしたそうなんですね。
その結果、Hさんから離れていった同僚もいたそうです。

Hさんは、興奮気味に「どうしたらいいのでしょうか?」と
カウンセリングに来られたのでした。Hさんがどうしたいのか?
を聞いていくと、返ってきた答えは・・

同僚とは今後距離を置き、親しくつきあうつもりはない
離れていった同僚たちにも未練はない
というのです。すでに自分の中で答えが出ていたのですね。

ですが、モヤモヤした気持ち、くやしさ、悲しさという感情を
処理しきれなかったようなのです。確かに自分ひとりで考えて
いても堂々めぐりしてしまうことはありますよね。

カウンセリングを通じて二人で出した答えがこれ。
まずは溢れだす気持ちは否定しないこと。辛い時は信頼できる
誰かに聴いてもらうこと。どうして?という理由や原因探しは
しないこと。

そして、最後に、この出来事から得たことなど、何かポジティブな
ものを見つける努力をしてみることの3つでした。Hさん、
今回は解決法を誰かに依存するのではなく、自分でも考えたのです。

カウンセリングでは、そのHさんの問題解決できる力を信じて
少しだけお手伝いしたのでした。その後のHさんは、これまで
距離があった別の同僚の良さに気づけた様子です。

解決法を他人任せにするのではなく、また起きた出来事をマイナス
の方からだけ受け取るのではなく、何かプラスの方から見てみる
と意識と行動を変えたのが良かったみたいです。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
カウンセリングは問題解決の力がある人の役に立つ。
出来事をプラスの方からみるという工夫もしてみよう!

第86話: ネガティブ感情に囚われない!「事実」と「感情」の分け方

2016.04.09

社会人になり20年近く。40代ともなると、これまでの成功体験から、
自分の仕事のやり方に対する自信もでき、自分なりの仕事の進め方な
ど「個人のスタイル」というのが確立されますよね。

そのスタイルが認められ評価され、リーダー職、管理職として活躍
されている方もいらっしゃると思います。一方で、自分のスタイルと
違う同僚や部下がいることもありますよね。

そんな時、自分とタイプの違う部下に対して、また自分と異なるスタ
イルをもつ部下に対して、あまり好ましくない感情を抱いてしまう
ことはありませんか。

そんな時は、「相手のスタイル」が認められず感情に囚われている状態
なのです。例えば、任された業務を6割ぐらい仕上げた段階で上司に
確認し、残りの4割を仕上げていくという方法が「あなたのスタイル」。

逆にあなたの部下は、とにかく自分で何でも考えて進めていきたいタイプで、
9割ぐらいを締切ぎりぎりまでかけて仕上げてくるタイプだとします。そんな
部下が9割がた仕上げてきた資料を持ってあなたに相談しに来ました。

そんな時、「イライラする」などと感情がフツフツと湧いてきませんか?
なんで9割も仕上げてから相談に来るのだろう?もっと前の段階で相談
して欲しい。資料を見る前に、仕事の仕方に対してイライラ・・・

そんな時にお薦めなのが、「事実」とあなたの心の中に湧き上がってきた
「感情」を分けて捉えること。「自分と仕事の進め方のスタイルの違う部下
がいる」というのが「事実」です。

次に湧き上がってくる「感情」ですが、これは「自分と違うスタイルだから
やりにくくてイライラする」「部下がアドバイスを受け付けないことに腹が
たつ」などですね。

この「感情」の部分はネガティブ感情でもかまいません。自分の感情は
否定せずに受け取りましょう。ネガティブな感情を持ってはいけない、出して
はいけないと思うと、溜まってしまいある時爆発するものです。

なので、「事実」に対して他の「捉え方」ができないかどうか考えてみましょう。
やりにくい、受け付けないという捉え方ではなく、自分で出来るように
精一杯工夫しているようだなどと捉えてみるのです。

少し「感情」が変わってきませんか。相手の性格は変えられませんか、ある
事実に対して、どんな感情を持つか、どう捉えるかはあなたが選択して決める
ことができます。

先ほど、ネガティブ感情は否定しなくてもいいとお伝えしました。ですが、
長い間、ネガティブ感情を持っているというのも、エネルギーを消耗します。
そのために何ができるか。

別の感情になれるような考え方や捉え方がないかどうか吟味してみて
ください。ネガティブ感情に囚われない人になるためにあなたができる
ことの1つです。

そのためにも「事実」と「感情」を分けて考えてみること。そして、変えられ
ない「事実」を変えようとするのではなく、その「事実」のとらえ方を変え
ることで、結果的に「感情」を変えるのです。

まとめ
「事実」と「感情」を分けて考え、変えることができることに集中しよう

第80話: 復職を前にネガティブ思考から抜け出せない。対処法は?

2016.02.20

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

Hさんは、同期入社の中では比較的早く係長に昇進しました。昇進後
も、これまで通り、懸命に働きました。働くことは楽しかったとおっ
しゃいます。

ですが、課長との相性が良くなかったのですね。Hさんに対して、
期待が高かったというより、自分の立場を脅やかす存在として認識
してしまったようです。

そのため、Hさんにだけ日々叱責やダメ出しなどが続きました。頑張り屋
のHさんも、次第に自分は「能力がないのではないか」と自信を持てなく
なり、メンタルヘルス不調で休職することになってしまいました。

休養期間を終え、復職するメドがたってきました。職場側の理解もあり、
以前の部署への復帰ではなく、管理部門に復職することになったとの
こと。良い条件の中での復帰ですが、Hさんの気持ちは晴れません。

なぜなら、復帰する自分が、新しい部署でどう思われるのか?が気に
なって仕方ないというのです。「恥ずかしい」とか、「厚かましいと
思われるのではないか」という発言が続きました。

抑うつ状態はだいぶ改善されているものの、やはり不安に襲われると
ネガティブな考え方に傾いてしまうようです。そして、そこから抜け出せ
なくなっているのですね。

ですが、このような考え方こそが、復職後のHさんを最も苦しめる
ことになるのです。偏った考え方に陥った時、どう気持ちを立て直す
か、それこそがHさんに求められているのです。

カウンセリングでは、まず不安な気持ちを思う存分語ってもらいました。
吐き出したら、少し気分が楽になったのでしょう。今後は自分から、
「考えすぎですよね」と話し始めたのです。

人は自分の話を否定しないで聴いてもらうという体験をすると、気持ち
がラクなり余裕が持てるようになります。そのため、別の考えを受け入れる
ゆとりが出来たのですね。

「そもそも休職したのは、自分に非があったわけではない。」「これだけ
好条件で復帰できるのは有難い」「恥ずかしいのは、自分を追い詰めた
課長の方ではないか」と一気に話されたのでした。

それを聞きながら、今度は私が、揺れ動く気持ちを立て直そうとしている
Hさんの努力を労いました。ネガティブでもポジティブでもない、とても
バランスのとれた考え方だと感じたからです。

Hさんの中には、ネガティブ思考のHさんもいますが、バランスのとれた
考え方ができるHさんもいるわけです。Hさんにはそのことに気づいて
もらいたかったのです。

どちらのHさんの言い分にもしっかりと耳を傾けたので、Hさんの気持ち
はしだいに落ち着いていかれました。それをカウンセリングという場だけ
ではなく、日々日常でHさん自身が出来るようになれば良いのです。

正式な復職までまだ時間があるので、Hさんの自問自答のサポートが
出来ればと思っています。ネガティブな考えが悪いのではありません。
バランスの取れた考え方が出来るようになれば良いのですね。

自分で出来るようになるためのヒントは、まずネガティブ思考について
考えても良いと自分に許してあげること。次に15分と時間を区切って、
ネガティブ思考は一旦棚上げにしましょう。

そして、ネガティブ思考に反論するようなバランスのとれた考えが
ないかどうか考えてみましょう。頭に浮かんだことは、書き出しておくと
良いでしょう。

<相談内容は、守秘義務を遵守するため、実際の内容とは
異なった形で書いております。何卒ご了承ください。>

まとめ
ネガティブ思考に偏っても恐れない。すぐに別の考え方が出来ないか考える習慣を!

新しいチャレンジを目前に不安に駆られたら○○が有効!

2016.01.09

自分関係®カウンセラー(臨床心理士)
ストレスフリーアドバイザーの髙橋雅美です。

今年のあなたの目標はなんですか?いろいろと新しいチャレンジに
向けて行動している方、このままでいいのか迷っている方、様々
だと思います。

そして新しいチャレンジに向き合う時に、同時に心に浮かんでくるのが
「ちゃんと出来るのだろうか」という不安と、「これでいいのだろうか」
という迷いなのではないでしょうか。

先日、ご相談を受けた方もそうでした。仮にDさんとしましょう。
実は彼女はリーダー職として働いているだけでなく、子育ての真っ最中。
最近は義理の親の介護も気になっている方です。

Dさんは、日々やることがたくさんあって、職場でも家でも本当によく
働いていらっしゃいます。時たま疲れが溜まってしまい、家事を手抜き
されることもありますが、私からみるといつも全力投球です。

そんなDさんの弱点は、不安が襲ってきた時に心が思うように切り替え
られないこと。全力投球のDさんの行動がパタっと止まってしまうのが
不安が襲ってきた時なんだそうです。

特に自分が頑張ればよいことではなく、取引先や家族であったりと
自分以外の人が関わっているとき時。相手の出かたや物事の進行具合など
が不安になってソワソワしてしまうのですね。

こんな時、気持ちを整理するためにできることをご紹介します。それは、
とにかく書き出すこと。「ブレインストーミング」という言葉をご存知ですか。
会議などでアイディアを出していく時に使われる方法です。

本来ならば集団で行うブレインストーイングを1人でやってみるのです。
やる時は、結論ありきで考えないこと。また、質より量なので、思い浮かん
だことをとにかく自由に書き出していくのが原則です。

まず、漠然とした不安の正体を突き止めていきます。つまり、どうして
不安に感じるのかを書き出してみるのです。情報が少ないこと、相手の
返事がないこと。そんなことを書き出して「見える化」します。

次に、自分に出来るのかな?というような不安に対しては、冷静になって
「出来ていること」を1つずつ書き出してみましょう。もし出来ていない
ことがあったら、そのために「何をやったらいいか」を書き出してみます。

そして最後に「本当に出来なかったらどうするか?」を考えてみます。
その時は、誰にアドバイスを求めることができるか、どんな身の振り方を
したいか、などを挙げていきましょう。

そこまで考えて対処法を書き出しておけば、実際に何か課題が持ち上がった
時に、書き出した項目の中で出来ることからやっていけばいいんだ、という
ある種の開き直りのようなものを感じると思います。

実はこれ、私は毎週1回日曜日の朝にやっています。その時モヤモヤしている
ことを書き出し、モヤモヤの正体をはっきりさせた上で、次に解決策を
書き出すのです。

ところが、不安を書き出したところで少しホッとします。正体がはっきり
するからです。さらに解決策を書き出すと、解決していないのに、もっと
ホッとします。

こうすればいいんだ、と腑に落ちるからです。あなたもぜひやってみて
ください。書き出したひとつひとつのアイディアや行動が、あなたの心の
支えとなってくれることでしょう。

まとめ
不安に駆られた時、モヤモヤして整理がつかない時は書き出すこと!

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